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プロローグ 夏の始まり
お暇があれば読んで戴ければ幸いです。
更新は不定期になります。ご了承ください。
高校2年生となって早4ヵ月。
だらだらとどうでもいいことを話す校長のことは無視しているものの、頭の中では特にこれといって何も考えていない。
要するに、眠い。
終業式の校長の話なんて、正直真面目な人しか聞いてないと思う。…いや、真面目でも聞かない人のほうが多いのではないだろうか。
今日は1学期の終業式。明日から夏休み！課題はもちろんたくさんあるが、その分夏は長いのだ。さっさと終わらせてしまえば楽しい夏休みをエンジョイできる。…と考えても、なかなか実行できないものなのだが。過去に数回、この課題さえなければ夏休みなどいらないと思ったことさえある。まぁ、夏休みなどそんなものだろう。
また今年も、そんな夏休みがやってくる…はずだった。
ここまで読んで戴き、ありがとうございます。
主人公はこれから思いがけない体験をすることとなります。今後の更新もお楽しみに！
