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お弁当

初デートの日。

ネツ男は朝3時からお弁当を作る。昨夜アラスカから届いたばかりの荒巻鮭をグリルでじっくりと焼き上げる。仙台みやげの笹かまぼこ、母親仕込みの卵焼き、米は秋田小町に梅干し1つ。鷹の爪をミキサーで刻んで振りかける。出来上がりだ。二人前。

待ち合わせは、天空の城下町。ネツ男は空を飛ぶ。雲の上でのピクニック。まるで霊界にいるようだ。

雪女はまだ来ない。迷いが生じたようだ。

ネツ男は暇をもて余して、地上に雨を降らし始めた。

雪女はため息をついている。行き詰まったようである。

ネツ男はとうとう雲の上でうとうと眠り始めた。

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