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心魔道具~クール・ウティ  作者: クレーヴ
第1章-冒険の始まり! トリスィテ島解放編
6/16

第6話「侵入者」

城内、王座の間。

リュームは兵士の1人から何か報告を受けている。

捕らえられているのは男女1人ずつの2人。


男の名前は "プランス=トリスィテ"

左目に青いモノクルをつけており白髪の長髪でガタイがいい。

さらには鼻下や顎にも白色の長めの髭が生えている。

服は城の者だけあって高価なようだがテネーブルからの扱いが悪い様子が伺えるほどに汚れている。


女の名前は "ロヌ=トリスィテ"

右目に赤いモノクルをつけている。

どうやらプランスとのお揃いのようだ。

髪は白髪で長いようだがテッペンで丸く結ばれている。

体系は少しポッチャリとしているが顔は薄化粧で大丈夫なほどに綺麗である。

服装はプランスと同じく汚れてしまっている。


サンク「さぁ白いウティは何処に隠したんです? トリスィテ王」

プランス「…ここにはそんな物はないといっているだろう」

サンク「トリスィテ王…調べはついてるんですよ。 指輪に宿りし白い力。 そのウティがこの城にあることは」

リューム「サンク様、侵入者がいるとの報告が。 城外に1人、赤髪の男。 城内に黄色と黄緑がまじった髪の女が入ったとの事です」

ロヌ(黄色と黄緑がまじった…)

プランス(女…エレク!)

サンク「お前らで何とかしろ」

「了解」


返事をすると部屋を出て行くリュームと猫背の男の2人。


「俺が男をやるぜい。 お前は女を探せい」

リューム「勝手にしろ」


・・・


城外。

空から何か赤いものが降り注いできている。


ラルク「"火雨フラム・プリュイ"」


雨粒のように無数の火の玉が兵たちの上に降り出し始めた。


「熱ぃ! 水!水!」

「やばいぞ。 あいつウティを使ってる」

「大砲を撃てぇ!」


そういうとラルクに向かって砲弾を放つ。

余裕そうなラルクは砲弾に何かしようとしたが、その時何かが光り砲弾が2つに割れ、ラルクの両わきで爆発した。


ラルク「ん? 何だ?」

「おいおい、折角出来た楽しみぃ。 邪魔すんない」

「ポンチキ様!」

ポンチキ「あとは俺に任せてお前らは他の場所でも見張ってろい」

「お任せを」

ラルク「誰だ? お前」

ポンチキ「どうでもいいだろい。 さぁ侵入者出て行ってもらおうか」

ラルク「邪魔すんなら倒してくぞ」


・・・


城内、階段。

エレクは上に向かってその長い螺旋階段を走っている。


エレク(王座の間、王座の間。 お父様、お母様)


走っているエレクに階段の少し上の方にいた男が話しかける。


「よう、エレク王女。 やっとお帰りか?」

エレク「だ、誰…あんた! 何してるのここで」

リューム「俺の名はリューム。 以後、お見知りおきを」

エレク「そこをどいて!」

リューム「それは無理なお願いだな。 ここを通すと俺の信用問題になっちまう。 侵入者には出て行ってもらおうか」


エレクの顔が怒りに満ちて来ている。


エレク「あんたが侵入者じゃない!!」

リューム「じゃあお互い、侵入者を追い出すとするか?」

エレク「クソッ!」


リュームは螺旋階段を飛び降り、エレクの前に立ち塞がった。

阻み阻まれる。


ここまで読んでいただきありがとうございます。

戦闘描写はあまり得意ではないんですが…次回、頑張ります。


ではまた次回「ラルクVSポンチキ」へ

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