第4話 洞窟同盟
???「オオオ・・・」 ???「アア・・・ハラガ・・・」
???「ハラガ・・・ヘッタ」
ハロルド「ん?」
ゴ・リラ「腹が・・・減った・・・死ぬ・・・」
ゴロツキ男「・・・」
ゴロツキ女「もう・・・ダメ」
魔法使いのジェシー「ア゛ア゛ア゛・・・おながずいだよおおお」
風呂屋のじじい「お陀仏」
ハロルド「ゴリラ! こんな所で何してるんだ! って、おい大丈夫か!?」
ゴ・リラ「ウウ・・・」
ハロルド「仕方ない。とりあえず金魚を分けてやるか。」
金魚屋「皆さん!どうぞ、これを食べてください!!」
〜しばし食事中〜
ゴ・リラ「はぁ。。はぁ。。 何とか、、生き延びられたみてぇだな。奇跡の様なもんだ。まさかこんな洞窟の中で偶然てめえに助けられるとはな。かたじけねぇ。。。」
ハロルド「まあ、同郷のよしみだ。それより、ここに出る骸骨の亡霊は見たか?」
ゴ・リラ「ああ、何度かやり合ったな・・・ そいつらがどうした?」
ハロルド「どうすれば倒せる?打撃が効かないだろう?」
ゴ・リラ「亡霊共は、あの傭兵の嬢ちゃんに任せっきりだよ。」
ハリカル「へ?」
魔法使いのジェシー「あ〜〜〜 生き返ったぁ!!!死ぬかと思ったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ 見ず知らずの冒険者さん達、ありがとーーーーー泣」
村人「さっきまで死にそうだったとは思えない元気さだな。。」
魔法使いのジェシー「ところで、自己紹介が遅れたわね。私は魔法使いのジェシー。個人で傭兵をやってるわ。以後、お見知りおきを。あ、これ名刺です。どうぞどうぞ。」
金魚屋「どもども」
猫「ニャー」
ハロルド「なるほど。つまりあの亡霊には魔法が効くんだな。」
ゴ・リラ「そうだ。だから嬢ちゃん以外はあの亡霊と戦えねぇ。全く、情
けねぇ有様だ。」
ハロルド「・・・お前たちは何故この洞窟に?」
ゴ・リラ「けっ。魔石だよ魔石。てめえらもそうだろ?」
ハロルド「魔石?」
ゴ・リラ「ウゲッ!てめえ魔石の事知らなかったのかよ!!チクショウしくじった!!!」
ハロルド「・・・魔石とやらがここにあるんだな?魔石とはなんだ?」
ゴ・リラ「し、知らねぇよ!」
ハロルド「まぁ良い。俺たちは落盤で犠牲になった兵士の武器や防具を集めたり、鉱石を採掘して資金の足しにする為に、この洞窟に来た。だがあの亡霊に手も足も出ず、困っていた所だ。
そこでだ、ゴリラ。手を組まないか?
俺たちには食料が大量に有るが、亡霊と戦う術が無い。」
ゴ・リラ「誰がてめぇなんかと!!!!!
・・・と言いたい所だが、そうも言ってられねぇ。こいつらを飢え死にさせるわけにはいかねぇからな。ただし!魔石を見つけるまでは付き合ってもらうぞ?」
ハロルド「・・・良いだろう。」
ゴ・リラ「魔石も渡さねぇからな!!!」
ハロルド「心配いらん。元よりそのつもりだ。」
ゴ・リラ「よし。じゃあ同盟成立だな!!よろしく頼むぜ!」
ハロルド「ああ。こちらこそ。」
ーー洞窟同盟成立ーー
ハロルド「かくかくしかじかで、この洞窟を攻略する為に、一時的に同盟を組む事になった。」
ゴ・リラ「はっはっはっはっ これはまた大所帯になったもんだ!!」
論客「妥当な判断だと思いますよ。」
ゴロツキ男「おぉぉ! ゴリラと兄さんが手を組んだ! 無敵だ!!」
ゴロツキ女「あんた!足引っ張るんじゃないよ!」
村人「ははっ。何だかよく分からんけど、よろしくな!!」
気弱な村人「よろしくお願いします!!」
勇敢な青年「ま、人数が多いに越したことはないな。」
廃業した武器屋「ふぅ。少し気が楽になりました。心強い。」
風呂屋のじじい「フォーーーッフォッフォッwww 若いって良いですなぁぁぁwww」
ホームレス「・・・」
猫「ナウ〜」
魔法使いのジェシー「可愛いぃぃぃ この子うちのペットにしたいよ〜 え? 同盟? そうなの? あ、よろしくお願いしますぅ」
金魚屋「よ、よろしくお願いします! しっかり金魚の管理をしなくちゃ!!」
ハロルド「そういえば、飢餓で倒れている間は魔物や亡霊に襲われなかったのか?」
魔法使いのジェシー「ああ、それはね、最後の力を振り絞って、魔除けの魔法陣を敷いといたの。消費期限が過ぎるまでは、私より弱い魔物はこの魔法陣の中に入って来れないのよ。」
ハロルド「魔法陣? そんな便利な道具があるのか。」
魔法使いのジェシー「自作よ自作!凄いでしょ?でしょ? 傭兵で食べてるから、他にも色々な事ができるわよ。そうだ、ご飯のお礼に、これあげる!」
つ人形
ハロルド「人形?」
魔法使いのジェシー「ジェシーちゃん人形よ!」
ハロルド「何に使うんだ?」
ジェシー「この人形に向かって《ジェシーちゃんは可愛い》って3回言うと、どれだけ私と離れていても、通話できるわ!
そして通話越しに契約を結べば、野外ならどこでもこの人形の近くまでワープでひとっ飛びして、モンスター共をぶっ飛ばしてあげる!!
ただし!ワープして欲しい時は、通話越しに《ジェシーちゃんは可愛い》って3回言わないとダメよ。」
ハロルド「それ、言わなきゃダメか?」
ジェシー「ダメよ」
ハロルド「さいですか・・・」
ーーそしてしばしの休息の後、準備を整え、一行は歩を進めたーー
村人「あのじいさん強えぇーー」
風呂屋のじじい「フォッフォッフォッwww 風呂魔法! フロオ・ケデナ・グル」
村人「殴ってるだけじゃねーかw」
ーー探索、戦闘、採掘、対亡霊、それぞれ役割分担をして進んで行くーー
ハロルド「あのご老人、見た事があるな。何処だったか・・・」
ゴ・リラ「東国のスラムの風呂屋のじいさんだよ。」
ハロルド「ああ!思い出した!! 何でまたお前たちの仲間に?」
ゴ・リラ「風呂屋の経営がやばいらしくてな。旅に同行して宣伝したいんだとよ。
しかし、あのじいさん異様に強えんだよ。
風呂桶振り回してるだけなんだが、魔物が一瞬で粉微塵になっちまってる。あれは相当なやり手なんじゃねえか?」
気弱な村人「ひぃぃぃぃ 怖いよぉぉぉ 来ないでぇぇぇぶっ殺してやるぅぅぅぅぅぅ」
気弱な村人の攻撃
ヤバいこうもりに10のダメージ
風呂屋のじじい「フォッフォッwww 良いのうwww 」
上級風呂魔法! フロオ・ケノカ・ドデナ・グル
ヤバイこうもりは汁になった
風呂屋のじじい「フォッフォッフォッフォッwww」
ジェシー「雷魔法!」
兵士の亡霊に67のダメージ
兵士の亡霊は倒れた。
ジェシー「雑魚ね!!!」
金魚屋「あ、あたしも戦えたらなぁ。。。」
ーー各自、順調に作業は進んでいるーー
ゴロツキ男「あっしらも鉱石探しやしょうぜ」
ゴロツキ女「そうさね。少しでも売れる物見つけて帰るわよ!!」
廃業した武器屋「・・・ピッケルは貸しませんよ」
ハロルド「論客、魔石とは何か知っているか?」
論客「魔石・・・?もしやこの洞窟に魔石が眠っているとか?」
ハロルド「そうらしいんだ。ゴリラ達は魔石を探しに来たらしい。」
論客「そういうことですか!魔石があるのなら、兵士が亡霊化したのも納得できます。」
ハロルド「どういうことだ?」
論客「魔石は、膨大な魔力を秘めた石です。
1つあれば、国のエネルギー効率を上昇させたり、新兵器の開発に利用したりできるという優れ物。まだまだ研究が追いついておらず、とても希少な為、各国が喉から手が出るほど欲しがっているはずです。
しかし、魔石で亡霊化ですか。これは恐らく未だ知られていないはず・・・」
ハロルド「そんな大層な物を使って、ゴリラは何をするつもりなんだろう。」
ゴ・リラ「(魔石を売れば一攫千金だ!早く見つけねぇと)」




