発見
「ここら辺のはず………階段…」
半月かけて教えられた場所に辿り着き探索していると突然崩れる音が響きその方向を見ると下へ続く階段があったので導かれるように進む。
「……螺旋階段………飛び降りる方が早いな」
直線の階段をしばらく歩くと真ん中が空いた螺旋階段に辿り着く。
先が見えない程の深さなので歩くより落ちた方が早いと考えるとゴーグルをつけて飛び降りる。
「…………空洞?、いてて………こんな所にドーム?」
終わりが見えると壁を蹴りスライドしながら着地するが勢いを抑えられず壁にぶつかる。
「(人は………一人体温が低い、コールドスリープでもされてる?)」
ゴーグルのサーマル機能を使って見渡し人を探すと小さな大きさの体温を見つける。
他に人がいない事を確かめると鍵のかかったドアを壊して中に入る。
「(あそこより少し古いな、資料の日付も古い……ん?これは…)」
道の途中にある小部屋にある資料を調べていると大きくずれた日付の資料を見つける。
「(………数世紀も古い……火が上がったのは二世紀前、最近なのか)」
資料を読みながら移動していると青い光が隙間から出ていたのでドアを開けて中に入る。
「(……電気がある……夢の子だ……冷たくなってるけど生きてる…)」
部屋に入って最初に目に入ったのは水の中にいる子供だった。
近くで見て生きてる事を確かめるとコンピュータを触り始める。
「(やっぱりパスワードは必要…聞くしか無い)」
彼女の近くに行きガラスを背にして目を閉じる。




