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赤い少女
遅れてすみません!
「……焼け跡どころか人が入った形跡がない」
半年かけて目的地に辿り着き周辺を調べると違和感があった。
「まぁ良いかその方が都合良いし」
ケースを置いて寝転がり赤い空を見る。
「(これからどうしようかなぁ、調べるにしても地図とかないし、人と会おうとしても防護服着てない私は人間とは思われないだろうし………地図の無い旅って初めてだなぁ)」
そんな事を呑気に考えながら目を閉じて眠る。
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「(…ん?どこだここ)」
目を開けると真っ白な空間で立っていた。
………だれかいるの?
「(……女の子?あの施設にいた子の一人か?)目の前にいるよ」
空間から声が響いて振り向くと赤い布一枚を着た赤髪の少女が立っていた。
………あなたはだれ?
「(なんて言えばいいんだ?)…凪乃蒼」
………あなたはなにをする?
「自分の死を探す」
………あなたはしりたい?
「どこに行けば良い?」
………あなたはここにくる
「っ!?(これは地図か……意識が…)」
………あなたはおきる
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「……夢、じゃない……行くか」
頭痛に襲われながら紙に地図を書き頭痛が治るとあの少女に会う為に歩き始める。




