第一話 朝ルーティーン
懐かしい夢を見ていた気がする――――――――――――
俺はまず目を開けた。
そして目に入った光景は............
俺の羽毛布団に顔が半分、挟まっている我が妹の姿だ。
そして、
「スヤスヤzzz」
どう見ても寝ている。
どうでもよかったので無視。
起こそうと声をかけたのだが.......
「おーい、おーきーろー」
「むにゃむにゃ、スヤスヤzzz」
起きねーし........なので、うまく羽毛布団を剝がし部屋のドアにGO~
「う~さぶさぶ」
と言いながら、階段を降りる。
リビングのドアを開け、テーブルの上を見る。
大皿にトースト、ベーコンエッグ、小皿にサラダ、スープ皿にコーンスープ、コップに牛乳?なんかドロドロしてる........
なんか嫌な予感がしたので、スルー.......いや、コーンスープだけ飲んだ。
そのままソファーに、ドカッと座る、その時にコーンスープが、ちょっとこぼれたのは熱かったけね....
近くにあったティッシュで拭く。
今度は普通に座り、めざ○しテレビを見る。
数分たった時、上から物音がした。
バッ、タタタタタタッ、ガチャ、タンタンタンダンダンダン!ダダダダダン!ガチャ!
ドアを開けたのは、怒りの形相を、こっちに向けた我が妹
「なんで起こしてくれなったの!?お兄ちゃん‼」
..............は?ちょっと何言ってるかわからない。
「な・ん・で、起こしてくれなかったの?って聞いてるの‼お兄ちゃん‼あと、サン○イッチマンのマネしないで‼ふざけてるの!?」
「俺の心の中を読むな‼別にいいだろ!サンドウィッ○マンのマネしても‼あとなぁ~、起こしても起きなかった、お・ま・え、がっ、悪い‼」
毎朝、妹がいろんなことで突っかかってくる、なぜかいつも同じ場所(ソファーの側面越し)で、同じ時間(俺が起きて、め○ましテレビを見てる5時半~6時半)帯から始まる......
ご近所なんてもう気にしてないらしい、逆に静かだったら、隣の人から大丈夫?なんて言われた事もある。
「そういうことじゃないの‼」
「じゃあ、どういうことだよ!」
「うっ、えっとぉ........まあそういうことだよ‼」
「どっ」
どういうことだぁーーーーーーーーーーーーっ‼
昔からそうだ、俺は妹のことが何一つとして、解らないことが多いい。
「お兄ちゃん‼近所迷惑になるから早く朝ごはん食べて‼」
「お前が言うな」
妹がにらんできた、くっそぉ~今のは失言か~まあいいや、よくないところといえば朝ご飯食べないと妹が嚙みついてきそうなことかな........ははっ、早く食べよう..........
あっあれ?食べようとしてるのに、体が動かない‼なっなんでだっ!?
「お・兄・ち・ゃ・ん........ねぇ早く食べないと...わかってるよねぇ?」
「.......っええいままよ‼パクッ、..........」
「ウッ!おえ~っ!ゲホゲホッ‼」
「! 大丈夫!?お兄ちゃん‼」
妹が俺の背中をさすり、牛乳?を差し出しながら聞いてきた。
「ゴホッ、ああ...助かる...」
ゴク ! つぅー‼
「お前わざとだろ‼」
「ゴホッ!なぁ、何が入っているんだ?このベーコンエッグと牛乳?に‼」
「ええっと~....じつわぁ~.....」
聞いただけで頭が痛くなるとか聞いてないぃ~!なんと、ベーコンには醬油とバターを間違えて、コーヒーとピーナッツバター.......、エッグには、塩を間違えて、砂糖、そんで牛乳じゃなくて、さとうをいれた、ヨーグルト......そしてスプーンも大さじらしい。
えっ、ええー...youアタマオカシンデスカ?
「おかしくないよぉー!!お兄やんのバカァー!!」
しっ、しまったぁああああああああ!!妹は心の中読めるんだったぁああああああ!
スッパン!!
へうぅうううううう!!
いったぁあああああああ!!
ひっ左頬に平手打ちぃいいいいい!!
「もう!私は学校に行く準備してるからね!!」
「...おう」
はぁー、朝ごはん何食べよう..........
お久しぶり、もしくは初めまして、桜伊寝猫と申します。
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