表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/34

12話:中越沖地震と信州高原旅行

 2007年7月16日15時37分、またしても、新潟県中越沖の日本海で大きな地震が起き、新潟県長岡市小国町、柏崎市中央町・西山町、刈羽村、長野県飯綱町で最大震度6強を記録した。小千谷市の一部でも震度5弱を記録した。急いで黒田光彦に電話を入れると、実家の作り酒屋の酒タンク2台壊れたが、その他、人的被害はなかったと言われ、智子さんは、安心し、兄の光彦に貸した1億円、返済無用と告げた。


 2007年7月17日、朝、証券会社の担当者からファナック株が気配値13490円と高いので売りと言われ、佐野良介が奥さんの分も含め、成り行き売りを指示すると13490円で全株売れて、税引き後利益が4600万円で佐野良介と奥さんの残金が約6億円、計12億円の残金のうち8億円を飯田商会に投資し残金が4億円となった。


 この年の夏は、暑く、7月初旬に、8月12日から23日まで野辺山のホテルを10日間、2部屋借りて、高原の涼しい夏を過ごそうと考えた。8月12日、朝4時に起きて、5時に、6人で横浜を出る頃には、既に、暑く感じて、火が上がった7時、八王子インターから中央高速に入るときには、強い差しで、ハイエースの室内が広いこともあるが、冷房を強くしても日差しの受ける所は暑い。


 さらに、山梨に入ると、暑さが増して、早く、高原へ行きたいと思ったほどだ。6時過ぎに韮崎インターを出て、

デニーズに入って、モーニングセットを食べて、冷たいものを取って、出発。8時には、清里高原に到着した。この周辺で一番高い所と考え、天女山の駐車所を思い出して、8時半に到着。やはり涼しく、日陰は23度位で、半袖では、ひんやりするくらいだった。ここで、しばらく休んだ。


 1時間程して、県立まきば公園へ行き、公園内のレストランで、珈琲やジェラードをたべて、一休みして、子供達は、まきばに出て、散策して、羊の周りに行ったり、牛を見たりして11時過ぎに公園を出て、清里駅の周辺のレストランに入り好きな料理を頼んで食事した。食後12時半過ぎに店を出て、国道を北上して30分足らずで、鉄道最高地点1375メートルと書いた石碑と神社をお参りした。


 長期滞在する予定のホテルは、そのすぐ近くにあり、チェックインして、男性部屋3人と女性部屋3人で2部屋を借りた。その晩、お風呂を出てから20時頃から空を見に、ホテルの駐車場に出ると、満点の空に、多くの星の非からが素晴らしい景色で、思わず時間を忘れて1時間近く空を眺めた。部屋に入り温かい飲み物を飲んで、今日の観光の話をして、22時には床についた。


その後の10日間は、川上村の奥深くの梓川をせき止めて作った梓湖、山深い川上村を散策したり、また他の日は、国立天文台野辺山宇宙電波観測所を見学。松原湖から標高2300メートルの麦草峠へ行ったりした。そのほか、白樺湖までドライブしたり、北八ヶ岳ロープウェイで山頂へ行った。奥蓼科の温泉に入ってきたりして、夏のバカンスの10日間を楽しんできて8月23日、横浜に帰ってきた。


 その後、9,10月に、横浜中華街と元町へ行き、昼食を食べて、ウインドウショッピングで気に入った者が見つかれば買ってきたりした。11月中旬以降、山下公園のイチョウが黄色くなり、木枯らしが吹き始め12月を迎えて、2008年を迎えた。


前年2007年8月9日に、米国の信用力の低い個人向け住宅融資であるサブプライムローン関連の証券化商品の市場混乱をきっかけに、フランスのパリに本拠を置く世界有数の金融グループの一つであるBNPパリバ傘下のミューチュアルファンドが投資家からの解約を凍結すると発表。これにより、世界のマーケットが一時パニックに陥った。


 実際、ショック後の市場では、サブプライムローン関連の買い手がつかなかった。また、解約に対応するための現金化が困難になり、それまで積極的に購入していた欧米の投資家が大きく動揺し、信用不安が台頭しました。その当時は、金融当局や市場関係者、金融機関なども、サブプライム問題の深刻性をまだ十分に認識しておらず、いったんは鎮静化の兆しが見られた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ