キャサリン、戦線離脱
しかし、四体目の人型の怪物は着実に木星防衛軍本部に接近している
「スタンリッジ君、4TH Monsterはここに攻めてきているのか?
」
皇帝の間の玉座に座る5代目の皇帝陛下は司令に尋ねる
「はい。現在、木星防衛軍本部に接近中です。木星の怪物全機、
発進準備中です。」
だが、キャサリン君は入院中…。木星の怪物初号機は動かせるパイロットはいない。
キャサリンは体調を崩し、木星中央市市立病院に入院するとの一報が
ジョンから入っている
黒い髪の10代の女性が皇帝の間にやってきた
「陛下、司令、木星の怪物初号機は私も動かせます。」
ミク君も初号機専属パイロットなのか?
陛下の問いに頷く黒髪に眼鏡のミク
腕には電波時計型の心電図を測る通信機が装着されている
「司令、ミク君にプログラムを書き換え、初号機を動かそう。」
ですが、零号機のパイロットがいません
「ご心配ありません。」
エイルか?
零号機のパイロット エイルはミクの最高のパートナー
端正な顔立ちのエイルはショットガンの名手
腕には電波時計型の通信機がある
零号機のプログラムをエイルに書き換える指示が皇帝より下りた
二機はすぐさま係留され、起動実験が始まった
ミクとエイルの出撃はジョンとキャサリンに伝えられた
(ごめんね。ミク、エイル…。)
仕方がないさ…。と彼女の肩を抱くジョン
2人は木星中央市立病院に居る