第34話年齢が上がると言うこと
俺は今36歳。職場の年齢層では中間より上なので自ずと先輩ポジになる。
しかし、人生の中で先輩になった経験は少ない。学生時代は体育会系の部活には入らず、文化系の部活に入り、人数は少なくほとんどが同級生だ。
厳しいって
そんな中、社会に駆り出てがむしゃらに働き気付けば36歳。
上司とは行かないが、先輩ポジションになる。
若い時は、上司や先輩に従っていれば大丈夫だったが、今は後輩からリーダーシップや意見を求められる。
厳しいって
生来、人に指示をしてきてなかった人間がそんなことを求められても…
と言うか、指示=命令みたいで嫌なんだよな。
なので後輩からの俺の人望はない。いや、周りからの人望もない。
今日は係長が所用で休みなので、係内では俺が男連中の中で2番目に年上である。
「望月さん!なんか竹倉係長逮捕されたってほんとうですか?」
「そっ…そうか?いゃ〜係長から俺に連絡はきてないけど、さすがに逮捕はないんじゃね?」
先日の俺(海野うさぎ)の握手会の件か…。
なぜが1人だけ警察に連行されてたな。
まぁ、大丈夫だろう。斎藤お前のせいだぞ!
(まだ言ってる……)
「あれ?」
後輩からSOSだ。
「どうした?」と俺が駆け寄る。
どうやらプリンタから発行する証明書に印刷ずれがある。システム更新後にはよくあることだ。前の部署でもあったからと俺が調整すると後輩に指示を出した。
ほんとは調整できるか心配だったが…
なんとか調整できた。
それでも午前中一杯かかった。
「ありがとうございました!さすがですね。」
「まぁな…」
経験が活きたなと綺麗に印刷された証明書を見て静かに安堵した。
少しずつ変われば良いかな…
いけるって!
読んでいただきありがとうございます。
TSものが好きで今回思い切って書いてみました。
駄文ですが頑張ります。
感想、評価、ブックマークをいただけると励みになります。




