第28話おっさんがおっさんに告白する話
海亀が打ち上げられた浜辺に到着すると、すでに海洋生物関係の専門家が海亀の調査を行っていた。胃の内容物や死因を調査しているようだ。
調査が終わり海亀を埋葬する。浜辺に穴を掘りそこに埋めるかたちとなった。浜辺なので掘りやすくはあるが、それでも穴掘りはキツい。
2人で1時間かけて海亀をやっと埋葬をした。
「ふぅ〜結構重労働でしたね?さすがに海亀は重いしでかい!」
そう声をかけても、係長は上の空で反応が薄い。
「ん?係長?」
「あっいやっごめん。ちょっとボーっとしちゃって。なんかいざ告白しようと思ったらうさぎちゃんに何て言えばいいか考えちゃって、、」
「ーーーーそうですか、、。」
俺は心の中で絶対にしばらくは配信しないと強く誓った。まじで勘弁してくれ、、、
「うさぎちゃんってさ、、何事にも一生懸命なんだよな。それでいて人見知りと言うか、恥ずかしがり屋だけど、それでも仕事をちゃんと頑張ってんだ!」
「立派なんだよな。あんなに若いのに!そんな姿に惚れたんだよ!」
「ーーーーーそっ、、そうですか。」
なんだよ。意外と俺のこと分かってんじゃん。ちょっと見直した。
「よし!!決めた!次の配信で赤スパ5万投げよう。300文字に思いの丈を叫ぶんだ!!!」
うぉおおおおおおおおおおおおおお!!!!
雄叫びを上げテンションMAXで車に乗り込む係長。
しゃっおら!!ルアアーーーーー!!!!!!奇声と掛け声を上げ車内でめちゃくちゃ迷惑だった。
俺は配信を3週間しなかった。配信をすると係長が告白してくるからだ。
しかし、配信をしないとxでファン達が不満を上げる。島のアイドルなので露出が少ないからだ。そのガス抜きのために配信をしているが、島は小さいので島中が基本俺のファンだ。
だから、今回見たいなことが起きる。
このまま配信しないのも仕方がないので意を決して配信を始めた。
「うさ友のみんなー!こんばんはー!しばらく配信しなくてごめんね。体調悪くてさぁっ。」
(久しぶりうさぎー!)
(うさぎちゃんにまた会えて幸せー!!!)
(体調大丈夫?無理すんなよ!)
(インフルエンザ流行ってるから気をつけて。)
(うさぎの声助かる!)
いつもの盛況なコメント欄。ーーーのはずだった。
しかし、今回は違う。3週間のお預けを食らったファン達の熱量は異常だった。眠れる活火山が噴火したかのように荒れに荒れる!!!
スパチャ!スパチャ!!スパチャ!!!の嵐。
気付けばスパチャで埋もれ何が何だか分からない!!
たぶん係長もスパチャを投げたと思うが、、、
判別不能!!!!!!!!!!!!!!!
スパチャで揉みくちゃになりながら配信を終えた。
翌日役所に出勤すると、死んだ目をした係長がいた、、、、、。
読んでいただきありがとうございます。
TSものが好きで今回思い切って書いてみました。
駄文ですが頑張ります。
感想、評価、ブックマークをいただけると励みになります。




