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おっさん少女になる  作者: プラチナ


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25/34

第25話最高の休日!田中のご褒美。

 釣りを終え、帰宅する車内。


 俺は1匹も魚が釣れず、不機嫌たらたらである。雰囲気が重い、重いのは分かるが何ともできない。

 

 「まぁまぁ、先輩!釣れない時もありますよ。」


 重い雰囲気を察して田中が気をつかうが俺の心には届かない。


 ーー釣れなかった。それが事実である。


 俯く2人、暗い車内、、、


 すると、田中がバックの中からオランジーナを取り出す。


 ジャンジャジャーン!


 効果音を口に出し、オランジーナを飲み干す田中。

 直後、田中は黒髪ツインテ日焼け美少女に変身した。そして、スマホから音楽を鳴らす。


 聴いたことがある曲だ。


……これは、、俺のファーストシングル


 あちちな2人!


 田中は全身全霊であちちな2人を熱唱した。練習してきたのか上手い。

 ーーいや心に響く!上手いとか下手とかではない。嬉しいのだ。俺は、、、


 「田中ありがとう!大人気なかったよ。俺。」


 田中は微笑み、次々と俺の曲を歌ってくれた。可愛らしい声と気持ちをのせた田中の歌が狭い車内で俺の五臓六腑に染み渡る。


 美少女がこんなおっさんのために歌ってくれる!ありえないことが今起こったのだ!




 俺の心はすっかり晴れた。




 田中は歌い疲れたのか、はしゃぎ疲れたのか、助手席で眠っている。日焼けした肌は健康的であり、若さゆえのきめ細やかさもある。


 二次元のアニメキャラを見ているようだが、時おり寝息が漏れ生命感が溢れ、ここが現実の世界であることを教えてくれる。


 眠り姫はとても可愛らしい。このまま時が止まれば良いのにとすら感じた。

 



 ーーーーー最高の休日だった。




 信号待ちをしていると隣にパトカーが止まり

助手席で寝ている黒髪ツインテ日焼け美少女を見て俺に職質をしてきた。


「違うんですお巡りさん!おい!田中起きろ!!」

読んでいただきありがとうございます。

TSものが好きで今回思い切って書いてみました。

駄文ですが頑張ります。

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