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作者: 秋葉竹




私は

私の

王だと


それだけは

どんな笑い話よりも

笑えるガラクタみたいな

真実


お願いしますと

お願いしてしまう


ずっとずつと生きてる世界で

私は私の王でありたい


お願いしますと

お願いしてしまう

生きさせて

くださいと


軽い演技でもいいんだ

私は私の王でありたい


なにもせずに

いられたせつないときを

花一輪でしあわせにしてもらえた


最悪だなんて

それが最悪だと


想えているときは

まだ最悪じゃないだからと


そんな真実だけは

もっと私のことを

生きながらえそうとする


自由な悲しみや

不自由な喜びも

ただあしたになれば

綺麗になくなるのかもしれない


私は私の王だと

信じられる虚ろな街角に立つ


夜はイルミネーションが

ひとの心を新しくする


すこし

忘れてしまったら

泣きそうになるけど


そんなときぜったいに

私は私の王だと

あらためて

信じこむこと


そして

いつの日か

空も飛べるって

信じこむこと









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