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コレは私(ボク)のHistory.  作者: ぬんどん
第2章 夏の総体
6/21

日常→

これ、バレーボールの話だっけ…


いや、ちゃんとTSモノになりますよ!

ただ、作者が糞なのズルズル引き伸ばしてしまっているだけです!


僕たちの学校は自分で言うのも何だが、強い


なぜ勝ち上がれないのかと言うと、板鼻監督のくじ運がないからだ。



優勝候補第一筆頭、全国でも常に上位に君臨する

“帝王大学附属中学校”

略して、帝王大附



小学校から大学まである一貫校で、学力は普通だが、どの部活も県で1位2位を争っている程の強豪だ。



僕たちはベスト4に上がるまでに、いつもこの帝王大附に当たってしまい、敗退してしまうのだ。



だが、最後のこの大会では運が良くて

なんと、決勝まで当たらないのだ!





「ホントに竜はくじ運いいよね」


「当たり前だ。板鼻監督に任せたら大変なことになるからな」



まあね〜(笑)



とりあえず、去年ベスト4の市立鎌倉商業に勝利した!

初のベスト4入りを果たし、2日目を終えた。


準決勝・決勝は明日、3日目なのだ。



「よっしゃーーー!!ベスト4だぁ〜!」


「明日も勝つ!優勝するぞ!!」




「「「おーーーーっ!」」」



「落ち着け、康平」


「竜くんお疲れ!」



轟ツインズと竜・まーくんはいつものやりとりをしつつ、みんな喜んでる!




「「「きゃ〜!優姫くぅ〜ん!」」」


うぅ…



「やべ〜。さすが優姫」


「姫ちゃんは美人だもんね!」


「まあ、お前よりはな〜」


「なんですって!」


「ふごっ…!」



ソラと優奈もいつものやりとりをしてる…

この2人もなんだかんだ仲良いもんな〜。



「ボクは美人じゃないよ。そもそも男の子だし」



「先輩は男の子じゃない!男の娘です!」


「俊太うるさい」


「図星ですか!図星だったんですか⁉︎やっぱり先輩は可愛i…ふごっ!」



このバカは何回殴られても懲りないなぁ…








「明日は大事な試合が2つ続く。各自ゆっくり休むように。 …優勝するぞ!」


「「おぉーーっ!!」」




「さよなら〜」


「じゃ、また明日〜」




みんなと別れ、ソラと優奈とボクの3人で一緒に帰る。いつもの光景だ。


ちなみに、僕たちの家は3人並んでる。

ソラ、ボク、優奈の順番だ。




電車に乗り、最寄りに着いたら、ヨダレを垂らして爆睡しているソラを起こす。

なるほど、こーゆーとこがモテないのか…







…しばらく歩くと頭痛がして、顔を歪めて頭を手で抑える。


「大丈夫?また頭痛?」


「うん、大丈夫」




ボクは頭痛持ちでよく偏頭痛になる。

試合中になることは無いので、バレーボールをしている間がとても幸せだ。



ボクたちは最寄りから歩いて10分のところに家があるので、すぐに帰宅できた。




「じゃあ、ゆっくり休んでね。おやすみなさい!ソラは夜更かししないこと!」


「わ、わかってるよ!帰ったら爆睡だぜ!」


「おやすみ〜」






…ガチャリ




「ただいま〜」


「おかえりなさい」

「おかえり、優姫」

「おかえりなさい、お兄ちゃん!」



お父さん、お母さん、妹の夢夏(ゆめか)に玄関で迎えられる。


あれ?見慣れない靴がふたつ…

新しく買ったのかな?



「お兄ちゃんベスト4おめでとう!」


「ありがとう、夢夏」

ナデナデ…


「えへへ〜!」



可愛らしい顔で笑う妹

斑鳩(いかるが) 夢夏(ゆめか)

僕より1歳年下で、同じ小田原中に通っている。ちなみに帰宅部だ。

身長161cm 体重は5gとか意味不明発言。


…そう。兄なのに、妹に身長負けてるんだよね〜。なんで、そんなに大きいの妹よ。


顔は大人っぽさが出てる美人だが、表情や仕草は子どもっぽく、甘えん坊だ。


しかも、ボクを女装させたがる変態だから

とても困っている。



「ほら、優姫は疲れてるんだから休ませてあげなさい」


注意したのは、母である

斑鳩(いかるが) 優夏(ゆうか)

身長155cm 体重は聞いたら怒られた。

最近、やっと母の身長を抜かしたところだ。


美人というよりは、可愛い系なのだろう。

40代にしてはとても若く見える。20代でも違和感がない。

学問も運動も料理もなんでもこなすハイスペックな母親だ。ボクも夢夏も母に習って、それなりに料理はできる。


T大卒で政府役人って言ってたけど、何の仕事をしているのかは教えてくれない。






「優姫。疲れてるだろうから、早くシャワーを浴びてきたら?それから、後で少し話があるから」




「わかった〜」

疲れていたので、適当に返事をして浴室に向かう。




今のはボクたちの父親

斑鳩(いかるが) 姫路(ひめじ)

身長169cm 体重54kg

とても小柄だが、ボク同様に女性らしい顔立ちで、これまた40代なのに若く見える。

頭はとても良く、T大卒で医者をやっているが、運動は全くできない。


ちなみに、母とは大学で出会ったらしい。

未だにラブラブで微笑ましい。





「はぁ…。ボクもソラみたいに日焼けしたいなぁ〜」


優姫の肌はとても白くて繊細スベスベな肌だ。日焼けしたら真っ赤になってしまい、レシーブができなくなってしまう。



体を優しく洗い、湯船に浸かる。



「ふぅ…」


体を拭いて、服を着る。

いつもご飯を食べてるダイニングに来たら…






黒いスーツを着た男女2人が座っていた。



とりあえず、家族登場!



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