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いつまでも隣に・・・

作者: 東郷 義人

「祐一さん、おいしかったですね」

「ああ、ちゃんと値段ぶんの料理が出る店でよかった・・・」

「代金のことを気にしてるんですか?おいしかったんですから良かったじゃないですか」

「・・・俺のおごりだけどな」

「祐一さんは私の恋人なんですから当然です」

「まあな」

粉雪の舞う夜の道を、祐一と栞は歩いていた。

「それにしても、ホワイトクリスマスなんてロマンチックですー」

「寒いけどな」

そう、今日はクリスマスイブ。長年の恋人である二人は、ちょっとリッチなディナーの帰り道なのであった。

祐一は地元の大学に進学した後、(鬼軍曹香里の下猛勉強して)地方公務員の試験に合格して市役所に勤めているが、早くも出世とは無縁だろうなどど囁かれている始末である。もっとも就職二年目にして所属先のムードメーカーなどど言われるなど、人望は厚いのではあるが。

栞は薬剤師を目指して地元大学に進学し、現在は薬科学科の最高学年となっており、卒業後は地元の薬局に就職するつもりでいる。

現在では二人はアパートに同棲しており、祐一の収入で生活する日々である。商社に就職した北川などにはお前ら早く結婚しろよ!などと言われ、陸上で実業団に入った名雪や私立高校の教師になった香里には、あなたたちがしたかったら結婚しなさい、と言われている具合である。

「・・・栞、ちょっと公園に寄っていかないか?」

「いいですよ」

祐一の提案で、二人は少し寄り道をする事にする。



「ここはいつ来ても綺麗ですよねー」

「まったくだな」

二人のお気に入りの公園には、誰もいなかった。街灯に照らされた噴水が、まるでガラス細工のオブジェのように輝く。

「・・・そういえば、栞に告白したのも、初めてキスしたのも、夜のこの公園だったな」

「そ、そうですね」

その事を思い出してか、栞が頬を赤らめる。そんな風にいつまでも初心さの抜けない栞を、祐一は可愛いと思った。

「・・・ここには栞との思い出がたくさんあるけど、今日、もう一つ増えるぞ」

「・・・?なんですか?」

「えーと、なんだ、その・・・」

祐一は急にそわそわし出すが、やがて栞のことを真剣な目で見つめる。

「・・・俺と栞が付き合い始めてもう何年も経つけど、栞は俺と一緒にいて、幸せだったか?」

「当然じゃないですか。祐一さんと出会わなかった人生なんて考えられないくらい、私は祐一さんにたくさんの物をもらったんですから・・・」

「そっか・・・」

祐一はくすぐったそうに笑う。

「俺も、栞と出会わなかった人生なんて考えられない。俺は栞と出会えたから、何気ない日常の大切さを、支えてくれる仲間のありがたさを知る事が出来たし、愛する人を好きでい続ける強さを得る事が出来たんだと思う」

「・・・そんな事ないですよ。たとえ私がいなかったとしても、きっと祐一さんの隣には誰か別の人がいて、祐一さんは大切な事を学ぶことが出来たと思います」

「栞は俺のこと買いかぶりすぎじゃないか?それに・・・栞が隣にいない世界なんて、得るものがなんだったとしても俺は御免だ」

「祐一さん・・・」

「俺は、栞の一番側で立っている人間であり続けたいと思う。だから・・・」

祐一はポケットから小さな箱を取り出し、それを栞に捧げるようにして跪く。

「・・・栞。俺と、結婚してくれ!」

「・・・!」

真剣な眼差しで求婚の言葉を発する祐一。栞は驚いたような表情で箱を受け取ると、ゆっくりと笑顔になる。

「・・・ありがとうございます。ずっと、ずっと、祐一さんのその言葉を待っていたんです」

ぽろぽろとうれし涙を流す栞を、祐一はそっと抱き締める。

「・・・俺は栞をこの世の誰よりも愛している。いつまでも、俺の隣にいてくれ」

「はい・・・!私は、何があろうと祐一さんの側を離れません。・・・ですから、いつまでも、祐一さんの隣にいさせてください・・・!」

祐一と栞はしばらく抱き合っていたが、やがてどちらからともなく体を離すと、そっとキスをする。

「ん・・・ふぅ・・・」

そしてゆっくりと唇を離す。

「・・・落ち着いたか?」

「はい。ごめんなさい。つい取り乱しちゃいまして」

「いや、そこまで喜んでもらえると、俺としても嬉しい」

二人で笑い合う。

「じゃ・・・開けますね」

栞がゆっくりと箱を開けると、中には紫色の宝石のついた指輪が入っていた。

「・・・これは、アメジストですか?」

「ああ。たしか栞の誕生石だったよな?」

「はい。アメジストは二月の誕生石です。ちゃんと覚えていてくれたんですね」

「まあ、それを買うためにバイト代とかコツコツ貯めてたからな・・・」

「だから大学時代にアルバイトを頑張っていたんですね。ありがとうございます」

「いや、俺は栞の喜ぶ顔が見たかっただけだから、礼なんて言わなくていいぞ」

「・・・じゃあ、喜ぶ顔だけが目当てで結婚はしたくないんですか?」

「そ、そんなことないぞ!俺は栞と結婚したいんだ!」

「・・・冗談です。祐一さんの気持ちは、私が誰よりもよく分かっているんですから。いつも祐一さんは意地悪ですから、ちょっとお返しです」

真っ青になって慌てて弁明しだす祐一を、栞はおかしそうに見ていた。

「はぁ・・・もしプロポーズを受けたのを撤回されたらどうしようと思った」

「そ、そんなことするはずないじゃないですか!私だってずっと祐一さんと結婚したいって思ってたんですから!」

「・・・・・・わかってる。俺もお返しだ」

「・・・そんなことする人、嫌いです」

いつもの二人に戻った祐一と栞は、幸せそうに家路へと就くのだった・・・。



ピンポーン

「あら、いらっしゃい祐一さん、栞ちゃん」

「こんばんは、秋子さん」

「秋子さん、お邪魔しますー」

翌日のクリスマス、二人は水瀬家を訪れていた。友人たちで集まってのクリスマスパーティに参加するためである。

「お、相沢たちも来たのか。早くこっちに来いよ」

「久しぶりだな、北川」

「お久しぶりです、北川さん」

先に来ていた北川に手招きされて、二人はダイニングルームへと入る。

「・・・それにしても、あゆさんがいないのは少し寂しいです」

「まあ仕方がないだろ。おばあさんももうそんな長生きできないだろうし、少しでもたくさんの思い出を作らせてやらないと・・・」

「そうですね・・・」

「こらこら、おまえら暗い話なんてするなよ。今日はクリスマスだぞ」

北川が暗くなった雰囲気を一掃するように言う。

「・・・そうだな。名雪は?」

祐一の言葉に、北川はキッチンの方を指差す。

「祐一に栞ちゃん、久しぶり~」

キッチンにいたらしい名雪が出てくる。

「ああ。しかしいくら有名になってものんびりした雰囲気は変わらないな」

名雪は現在では日本有数の女性ランナーに成長したが、相変わらずそれに似つかわしくないおっとりとした雰囲気は健在であった。

「当然だよ~。わたしはわたし。そもそも、もともと陸上部の部長さんだったんだからそんなに変わるわけないよ。ねえ、栞ちゃん?」

「そうですね。祐一さんとしてはスーパーマンみたいになった方がおもしろいんでしょうけど、名雪さんはそのままが一番だと思います」

「まあな。何年も一緒に暮らせば俺の思考パターンなんて栞にはお見通しか?」

「そうですね。でも、それは祐一さんも同じでしょう?言葉にせずとも伝わる。そんな絆があるってことは、とっても素敵なことだと思います」

「そうだな。やっぱり、俺のパートナーは栞しかいないな・・・」

祐一は栞の頭を愛おしそうに撫でる。決して子ども扱いではない、恋人への愛情表現としての・・・。

「・・・祐一さん、私にとっても、パートナーは祐一さんしかいませんよ・・・」

栞もまた、潤んだ瞳で祐一のことを見上げる。

「栞・・・」

「祐一さん・・・」

「・・・なんというか、相変わらずといった感じですね。お二人とも・・・」

高校時代からの栞の親友である静江は、あっという間に二人の世界に飛んでいってしまった祐一と栞を苦笑気味に眺めていた。

「まあ、こいつらはドラマみたいな大恋愛してるからな・・・いわゆる『運命のふたり』ってやつなんじゃないか?」

「わたしもくわしいお話を聞いてそう思ったな~。『次の誕生日まで生きられない』とか『一週間だけの恋人』なんて恋愛小説みたいで、すぐそばにいる人のお話なのにすごくどきどきしたもん」

「確かにそうですね。そして今は普通の恋人として、美坂さんが望んだものをすべて相沢さんが与えているんですよね・・・。私にもそんな素敵な恋人がほしいなあって、ずっと思ってるんですよ」

「まあ、相沢君も少し見ただけではただの変な人だけど、これだけの恋人はそうそういないと思うわよ。潤、あなたも見習いなさい」

「うわっ!来たなら来たと一声かけろよ香里・・・」

いつの間にか香里も参加していた。

「久しぶりね、名雪、斉藤さん」

「香里~、元気だった?」

「お久しぶりです」

簡単なあいさつをする一同。

「で、相変わらずウチの妹とその恋人は二人の世界に入り込んでしまってるわけね・・・」

香里は苦笑しながら二人に近づく。

「二人ともー!全員揃ったからはじめるわよー!」

「・・・なんだ、いたのか香里」

「・・・あ、久しぶりお姉ちゃん」

「まったく・・・本当に相手のことしか見てないんだから・・・」

今気付いたように答える祐一と栞に、香里は溜め息をついた。

「じゃあ、始めましょうか」

料理を持った秋子さんがやって来る。

「うん。始めようよ~」

「じゃあみんなグラスは持ったか?」

北川が号令をかける。

「「「「「「「メリークリスマス!!」」」」」」」

グラスを掲げ、皆で乾杯する。

「・・・あのー、ちょっといいかな」

皆がグラスを傾けるなか、祐一がそろそろと手を挙げる。

「どうしたの、祐一」

「・・・実は、俺と栞から重大発表があるんだ」

その言葉に、皆の視線が集まる。

「重大発表ってなんですか?」

「えーっとだな・・・実は・・・」

祐一は赤くなっている栞を横目で見ると、覚悟を決めたように宣言する。

「俺と栞は・・・結婚する!」

「・・・・・・」

その言葉に、いったん場は静まり返るが・・・

「おめでとう祐一、栞ちゃん!」

「栞の姉としても文句はないわ。幸せになりなさい、栞」

「ついに相沢と栞ちゃんが結婚するのか・・・なんていうか、感無量だな」

「お二人とも、お幸せに!」

「おめでとうございます、祐一さん、栞ちゃん」

皆は口々に祝福してくれる。

「ありがとうな、みんな」

「みなさん、ありがとうございます」

その中で、祐一と栞は少し恥ずかしそうにしていた。



「・・・それで、結婚式はいつ挙げるの?」

クリスマスパーティが始まり、みんなが料理を取り始める中、香里が尋ねる。

「そうだな・・・とりあえず栞が卒業するまで待たなきゃいけないから、五月あたりを予定しているんだが・・・お前の都合は大丈夫か、名雪?あゆは五月いっぱい暇だって言ってたんだが・・・」

「大丈夫だよ~」

「他は?」

「問題ないわ」

「多分大丈夫だ」

「なんとかします」

「大丈夫よ」

「じゃあ、詳しい日程は決まったら報告しますね」

栞はメモ帳を取り出して書き込む。

「そういえば、ウチの両親と相沢君の両親には報告したの?」

「いや、まだだ」

「じゃあ早めに報告しなさい。お父さんもお母さんもきっと大喜びするわよ」

「・・・そうだね」

「よし!じゃあ相沢と栞ちゃんの新たな門出を祝って、かんぱーい!」

大切な友人たちに祝福されて、祐一と栞は幸せそうに笑っていた。



「うーっ、緊張しますー」

結婚式当日。待ち望んでいた瞬間を前に、栞は胸を高鳴らせながらも緊張していた。

コンコン

「栞、入っていい?」

「あ、お姉ちゃん。入っていいよ」

栞の控え室に、ドレスを着た香里が入ってくる。

「・・・栞。本当に綺麗ね」

香里は栞のことを暖かい眼差しで見つめる。プロのメイクによって、栞は彼女本来のやや幼さを残したかわいらしさを残しつつ、気品のある美しさをかもし出していた。

「褒めてくれてありがとう、お姉ちゃん。変じゃないかなって、ちょっと心配だったんだ」

「そんなはずないじゃない。なんてったって栞はあたしの妹なんだから」

「それって自慢なの?お姉ちゃん」

おどけてみせる香里に、栞も笑顔になる。

「それにしても、栞に先を越されるとは思いもしなかったわ」

「私も祐一さんと出会うまで、自分が結婚する所なんて想像したこともなかったよ」

「・・・そうね」

香里と同じ学校に通い、大切な人と同じ時間を過ごすというだけのことを夢と語っていた頃の栞には、そこまでのことは想像出来なかったのだろう。

「でも、相沢君に出会って病気が治った後は、自分のウエディングドレス姿を想像していたんじゃないの?」

香里の言葉は図星だったのか、栞は顔を赤らめてうつむく。

「・・・ねえ栞、ちょっといい?」

と、急に香里が真剣な顔になる。

「・・・あなた、相沢君との結婚にどこか迷いがあるんじゃない?」

「・・・やっぱりわかる?お姉ちゃん」

「当然よ。私はあなたの姉なんだから」

「・・・・・・・・・」

香里の言葉に、栞は沈んだ顔を上げる。

「・・・こんなに幸せでいいのかなって、思うんだ」

「・・・・・・・・・」

「私は、祐一さんと出会う前は、人並みの幸せを得られればそれでいいと思ってた。でも祐一さんは私にたくさんの思い出と幸せをくれて・・・今日はその祐一さんと結婚できる。そんな幸せなことばかりでいいのかな、って・・・。・・・馬鹿なこと考えてるよね、私・・・」

「・・・やっぱりそんなこと考えてたのね、あなたは」

香里はあきれたように、しかし愛おしげに言う。

「・・・あなたはもう一生分の不幸を味わったわ。だから、その後にあるのは幸せばかりに決まっているじゃない」

「・・・・・・・・・」

「それに昔相沢君が言ってたでしょ。栞を世界一幸せな人間にしてみせるって。相沢君にとっては、栞を幸せにすることが喜びなのよ。それは、私も同じ。栞に幸せになってもらわないと、こっちが困るわ」

「お姉ちゃん・・・」

「だから、そんなこと気にしなくていいの。幸せを与えられていると思うなら、同じだけ相沢君を幸せにしなさい。そうすれば後ろめたくなんてならないでしょ?それに・・・」

香里は悪戯っぽく笑う。

「相沢君みたいな人は結婚しても女性からは好かれるでしょうから、目移りなんてさせないようにするのはあなたの仕事よ?素敵な人と一緒になれたんだから、そのくらいの苦労は当然なのよ」

「・・・うん。ありがとう、お姉ちゃん」

栞にようやく笑顔が戻る。

「そうそう、その顔よ。暗い顔なんてしてたら、相沢君に結婚したくないのかと誤解されるわよ?」

コンコン

「栞、入っていいか?」

「あら、あなたの王子様が来たみたいね。じゃ、邪魔者はここで退散しましょうか」

香里は部屋を出て行き、入れ替わりに新郎の衣装を着た祐一が入ってくる。

「・・・・・・・・・」

「ゆ、祐一さん?」

入り口の近くで、栞の方を見つめながらぼうと立っている祐一の様子に、栞は自分の姿が変なのではないかと心配になる。

「いや、本当に綺麗だなって見とれてた」

「そ、そうですか・・・?」

「ああ。・・・俺は栞と結婚できて、本当に幸せだよ」

祐一の言葉に顔を真っ赤にして照れる栞の様子が可愛くて、祐一の口からは、そんな言葉が自然と出た。

「・・・それは私の方です。祐一さんと結婚できるなんて、夢みたいです」

栞もにっこりと微笑む。

「・・・じゃあみんなも待ってるし、そろそろ行こうか」

「はい」

栞は差し出された祐一の手を取って、控え室を出た。



「・・・汝ら、病める時も健やかなる時も、互いに愛し合うことを誓いますか?」

「誓います」

祐一は、普段の様子からは想像できないような真剣な表情で誓う。

「はい、誓います」

栞も、精一杯の気持ちを込めて誓う。

「では、指輪の交換を」

祐一と栞の指に、銀色に輝く指輪が収まる。

「では、誓いの口付けを」

祐一と栞は向き合い、唇を重ねる。それに込められたのは、これまでの日々に対する感謝。これからも永遠に共に生きる事への誓い。そして、二人で歩んでいく未来への希望。

唇を離すと、二人の顔にはこの上ない幸せが宿っていた。

そして、ブーケ・トス。目をつむって栞が投げたブーケは、弧をかいて飛び・・・

「あ・・・」

・・・香里の手の中に収まった。

「取ったのは香里か・・・みんなー!結婚したかったらとっとと香里と北川をくっつけろよー!」

いつもの調子に戻った祐一の言葉に、皆は二人を囃し立てる。香里は祐一を睨むが、口元は笑っていた。

そして、新郎新婦の退場。

「本当に栞ちゃん綺麗だよ~。祐一は幸せ者だよね~」

「ま、言うべき事はもう言ったし。幸せにね」

「二人ともおめでとう!」

「しかし、案外さまになってるな、相沢」

「美坂さ・・・いえ、おめでとうございます、お二人とも!」

「おめでとう。祐一さんと栞ちゃんなら、きっと幸せになれるわ」

大切な人々の祝福に包まれながら、二人はゆっくりと歩いていく。

『栞は、幸せか?』

祐一が栞に目で語りかける。

『当然です』

栞も目で答える。

『そっか・・・俺もだ』

祐一と栞は微笑みながら、未来への期待に胸を膨らませるのだった・・・。

とりあえず栞SS連続投稿はここまで。栞SS自体は完成品が2つ(あゆ復活・二人の喧嘩)といくつか作りかけの物があるのですが、投稿に耐え得るのか不安なのでどうするか未定です。あと今回は色々説明が必要なところがあったのでここで解説します。


斎藤静江さいとうしずえ

  本編に出てくる栞のクラスメートのこと。名前を知らなかったので名前は勝手につけました。本名分かる方いらっしゃったらぜひ教えてください。

・あゆのおばあさん?

  私のSS世界観ではあゆは本編終了から二年半後くらいに目を覚まし、母親と面識のあった天涯孤独のおばあさんに引き取られており、そこでおばあさんの世話をする内に介護士を目指すようになる・・・というような設定になってます。

・「栞を世界一~」

  最終的にボツにしたSSでのセリフです。今後別のSSで言わせるかも…

・なんで一足先に社会人になっている香里&北川が先に結婚していないのか?

  私のSS世界観では、喧嘩してもせいぜい数日で仲直りする祐一・栞と違って、この二人は何カ月も距離を置き、祐一と栞が関係修復に奔走するような大喧嘩もたまにしたりしますし、別れそうになったことも何度かあったりするんです(でも本心では相手のことが大好きなので踏み越えてはいけない一線を越えずに終わるのですが)。そうしてくっついたり離れたりを繰り返しているうちに祐一&栞に先を越されてしまったと。

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