表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
91/226

教頭とアメリカ支部員達の過去

「あ-、疲れた」


校長室から、ぞろぞろと出てくる支部長達


「私は本部に戻ります」


「おう、もう急襲してくるなよ~」


「…」


無言で神月は本部に帰っていった


「俺達は、久しぶりにココを見学していくから」


「面倒事は起こすなよ」


「解ってるって」



生徒会室


「ヘイ!セクシ-ガ-ル!!」


トルアが春白をナンパしている


「私には好きな人がいるんだってば!!」


「その好きな人とは誰だい?」


「それは…」


春白が鬼怒の方を向く


「オ-!あのロ-ブが抱きついているボ-イかい!?」


「え!?「抱きついて!?」」


春白が鬼怒の所へ行くと、鬼怒の上にロ-ブが満足そうに座っている


「ちょっと-!何してるの!?」


「…最高」


「「最高」じゃなくて!!」



「うるさい奴らだ…」


ため息を付く刃影


「ヘイ!そこのダ-クキャラクタ-なボ-イは、好きな子は居ないのかい!?」


「居るわけねぇだろ、チャラ男」


「オ-ノ-!青春をエンジョイしようぜ!!」


「…黙ってろ」



「うるさいわね…、縛るわよ?トルア」


会長がトルアを睨み付ける


「すいませんでした…」


一気に静かになるトルア


「うるさくて、すいませんね…、会長」


「アナタが謝る事じゃないわ、ミナモちゃん」


会長が話している隣で、黙々と作業を続ける秋雨


「秋雨君!竜山君達も寮に帰ったんだから、アナタも帰って良いのよ?」


「いえ、作業を終わらせてからにします」


「そう?」


ガチャッ


扉を開けて、ツキワが入ってきた


「秋雨君、居る?」


「あ、アナタは…!!」


「お久しぶりだね」


「あ、ツキワさん、秋雨君の初任務の協力、ありがとうございました」


「そう畏まらないでよ!風華ちゃん」


「トルア達を迎えに来ただけだから」


「え-!?もう帰るのかよ!!」


「いや、スカルに合うんだろう?」


「イェア!そうだったな」


「それじゃ!世話になったぜ!ナイスガ-ルとデリケ-トマン!!」


「ばいば-い!」


「お邪魔しました~」


そう言って、トルア達は出て行った


「…あれ?」


「どうしたの?秋雨君」


「コレ…」


「…あ」



食堂


「ス-カ-ル-さ-ん!!」


ミナモとロ-ブが同時にスカルに飛びつく


「せい!!」


ドンガラガッシャ-ン!!


そして、その2人をネオンが同時に押さえ込む


「まったく!油断も隙もないんだから!!」


「久しぶりだな!スカル!!」


「…久しぶりだな、トルア」


「…俺の存在も忘れるなよ?副総督」


「ガット、それは昔の呼び方だぞ」


「…忘れてた」


「…お久しぶりです、師匠」


「…スカルで良いよ、クラウン」


しみじみとした空気が食堂に漂う



「さて、お前らで話す事も有るだろうから、俺は帰るぞ」


「あ、ありがとうございました」


「ん、じゃぁな」


そう言い残し、ツキワは帰って行った



数十分後


「そんな事もあったね-」


笑う6人



「…あの-、すいません」


「あれ?秋雨君」


秋雨が6人の元にやってくる


「トルアさん、忘れ物ですよ」


「おっと!俺としたことが、ラブパ-トナ-集を忘れるなんてね!!」


「ラブパ-トナ-集?」


「…歴代の恋人の名前を書いた手帳だよ、秋雨君」


「…そうですか」


遠い目をする秋雨


「スカルさん達は、クラウン君達とは、どういうご関係で?」


「ああ、このWG学園創設当時のメンバ-だよ」


「!?」


「まぁ、あと、メインとニック、レイドとボルトも居るんだけどね…」


「そ、そうだったんですか…」


「昔ね、ロックが総督の頃、私が拾われたんだ~」


ミナモが寂しく呟く


「組織的決断では、能力者を養護施設に引き渡すわけにも行かないから…」

「殺処分するはずだったの」


「殺処分って…」


「まぁ、それをスカルさんが引き取ってくれたんだけど…」


「初めて、スカルさんに入れて貰ったお風呂の時の気持ちは、今でも忘れられないよ…」


「そうなんですか…」


「で、次に引き取られたが僕なんですよ」


クラウンが申し訳なさそうに言う


「組織が用意した家が、爆破してしまって…」


「爆破!?」


「ええ、敵の作戦で」


「あ、ああ…」


「まぁ、その代わりにスカルさんの家に住むことになったんですが」


「そうなんだ…」


「良く戦闘訓練をして貰ってましたよ」


「それで、最後にスカルさんの家に住むことになったのが、私」


笑顔でネオンが入ってくる


「闇商売の闘技場で、強制的に毎日戦わされていたんだけど…」


「スカルさんが任務で助けに来てくれてね」

「で、一目惚れしたの」


「いや-、ネオンさんのアタックは凄かったですよね-」


「毎日、手料理や色仕掛けしてたもんね」


ミナモとクラウンが苦笑する


「大変だったんですね…」


「まぁ、その毎日のアタックが幸を辞して、結婚まで行ったんだけどね」


「あの結婚式、もの凄く盛大だったな…」


ガットが苦笑する


「トルアなんて「ネオンを取られた」って、ずっと拗ねてただろ?」


「イェア!過去にはこだわらないぜ!!」


「明るい人ですね…」


「ロ-ブはスカルが結婚した後も、よく家に遊びに行っただろ?」

「目的はクラウンだったな」


「今も諦めてないよ!!」


「あら、クラウンは私が好きなんだけど?」


ミナモとロ-ブの間に火花が散る


「苦労してるね…」


「あはは…」



「さて!そろそろアメリカに帰る時間だろう?」


「…そうですね」


「また、会える機会があったら合いましょう!!」


「…ああ、そうだな」


そう言って、惜しみながらもクラウン達は車に乗り込んで行く


「帰りの送迎は必要有りませんから」


「そうか、気をつけて帰れよ」


「はい!スカルさんも体にはお気を付けて」


「ああ、解ってるよ」


ブロォォオォオォ…


車は走り去っていった




「…出会いがあれば別れもある、か」


「スカルさん?」


「まぁ、別れても、また、合えるさ」


「…そうですね」


「スカルさんには、私が居ますよぅ!!」


「…そうだったね」


にっこり笑うスカル


「秋雨君もご苦労様」


「いえいえ、大したことじゃありませんし…」



その後、秋雨は生徒会室に戻り、作業を続けた

読んでいただきありがとうございました

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ