有り余るSmile
「課題終わったけど」
「じゃあやること無いよ」
「終わるか」
「そうしよう」
Note、完
「終わっちゃまずいよ」
「そらそう」
「じゃあどうするんですか」
「そっちが聞くの?」
「じゃあしりとり」
「使い回しは良くないよ」
「どちらかっていうとあっちに言うべきセリフでしょ」
「はい指示語 アウト」
「Age足取りじゃん」
「それは年齢指摘して楽しんでる人だよ」
「揚げ足取りも実質変わんないでしょ」
「蟹」
「短縮されすぎじゃない?」
「じゃあ外出る?」
「さっき傘差し始めたから雨降らないとだよ」
「結論が理由を起こす新しい方式」
「倒置法ってこと?」
「言葉のベクトルが同じだったらよかったね」
「じゃあ外行こう」
「許可」
「何を??」
「それでどこ行くの?」
「どっかのコンビニ」
「さっき行ったけど」
「そこに至るまでにしりとり」
「全く同じ展開はストーリーとして危ういからやめてね」
「やーだー私もメタ発言したいー」
「現在進行系でしてるよ」
「か」
「もう同意というか音節だよそれ」
「じゃあ久しぶりに遊園地とか行ってみる?」
「色々アトラクションあって楽しそう」
「中学生並の感想」
「じゃあ行こう」
「おー」
「Wow」
「じゃあどこから行く?」
「ジェットコースター行こう」
「おかず最初に食べるタイプ?」
「おかず……まさかっ」
「そういう意味じゃないよ」
「よかった……人間じゃなかったんだ……」
「そっちはそっちで怖いよ」
「じゃあ並ぼうか」
「了解」
「普通だね」
「今までが普通じゃないの間違いでしょ」
「C」
「……Crab?」
「順番来たよー!」
「お、ホントだ」
「よっしゃ叫びまくるぜ!」
「そういうアトラクションじゃ無いと思うよ?」
「わっ、動き出した」
「良いね、このちょっとずつスピード上がっていく感じ〜 テンションもついでにアガってく〜!」
「すごい、文のテンションも一緒に上がってる」
「じゃあこの瞬間の速度を積分で求めなさい」
「数学教師?」
「このコースターの作者の心情を答えなさい」
「国語教師??」
「ジェットコースターを手で押してみよう!!!」
「体育会系教師だ」
「わー直角だー」
「すご これもう自由落下でしょ」
「後ろからは悲痛な叫びが」
「これ私も叫んどいた方が良いかな」
「うわーーー!!!」
「もう落下終わったよ」
「でもほら次の落下が近いよ」
「せーので叫ぼう」
「そういうアトラクションじゃないよこれ」
「というかこれやばくない?直角っていうか鈍角
「わーーーー!!!ぎゃーーーーー!!!」
「っふぁ速い速い!!!」
「次の!!!大回転が!!!」
「キエェァァアアアアアアア!!!!!」
「化け物?」
「急に冷静にならないでよ」
「なにそのパロディーらしくないパロディー」
「 、 」
というかもう終わりじゃん 楽しかったー
「台詞括弧から降りないでよ あと読点忘れてるよ」