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第三十三話

病院に着くと、いつもより早い時間に隼人がいた。


「学校はどうした?」


「ここ1週間は行ってない。」


「そうか。」


隼人の精神状態がわかるので怒るといことは適切ではないと思った。


「怒らないんだね。」


「まあ、怒ったところでっていうのがあるからな。それにその気持ちは分からなくもないし。」


隼人は母親と一緒に来ていた。軽く会釈を交わし、準備に取り掛かった。自分が準備をしていると、いつも通りに隼人が手伝ってくれた。


「ありがとな。」


「手を動かしていた方が気が紛れるから。」


着々と準備が進む。準備をしていると続々と人が集まってきた。いつもよりは人は少ないがどこかで噂を聞きつけたのか、病院内の手の開いていた先生方も集まってきた。その中には中村先生もいた。


「どうして今日こんなに人がいるんですか?」


「医院長先生が宣伝してたから気になって見にきてるんじゃないかな。」


「今日の内容、あまり先生方には聞いて欲しくない内容なんですけど。あと、あまり自分の恥ずかしい姿は見入られたくないんですけど。」


「でも集まっちゃたんだから仕方なくない?このあと医院長先生も来るからね。」


「はあ・・・。」


ため息をついた。


「手止まってるよ。」


隼人に注意されて再び準備に戻る。


授業開始の時間になった。子供たちのためにやるはずの授業になぜか大人の人数が多いという異様な空間ができた。大人がかなりの数集まるとかなり威圧感がする。自分は深呼吸して、気持ちと緊張感を落ち着かせる。そして、勝負の授業が始まる。


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