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第16話【数値の確認】

俺はファイアービートルからランタンの油を取ると森の中の洞窟ハウスに帰って来た。


『クレア、ただいま~。油を取ってきたよ~』


「お帰り。じゃあ倉庫に入れといてくれないか」


『分かった~』


俺は倉庫に油壺を置いて来るとリビングに戻った。


するとクレアが矢筒に矢をセットして出かける準備を始めていた。


『あれ、今度はクレアが出掛けるのか?』


「狩りだ。晩御飯を狩りに出る」


『じゃあ、気を付けてね』


「ああ、分かっている。それじゃあ行ってくるから留守番を頼むぞ」


『了解~』


俺が見送りの言葉を返すとクレアは弓と矢筒を背負って洞窟ハウスを出て行った。


『なんだよ、入れ違いですか~……』


俺はクレアのお尻を名残惜しそうに見送る。


『さて、そんじゃあまあステータススクロールをチェックするかな』


俺はリビングの壁に貼られたステータススクロールに手を当てた。


何故にリビングの壁にステータススクロールが貼ってあるかと言えば、俺がいつでもステータスをチェックしたいと述べたらクレアがここに貼ってくれたのだ。


何せ成長期だからね。


そしてスクロールに文字が浮かぶ。


─────────


【名前=アナベル】


【クラス=ウッドゴーレムファイター】


【筋力=18】


【体力=無限】


【敏捷=8】


【器用=10】


【知力=12】


【精神=10】


【信仰=3】


【幸運=10】


─────────


【老化無効】【餓死無効】【脱水無効】【呼吸無効】【痛覚無効】【嗅覚無効】【味覚無効】【睡眠無効】【麻痺無効】【毒無効】【魅了魔法無効】【感触追加 Lv1】【建築製作Lv2】【家具製作Lv1】【道具製作Lv1】【農作業Lv1】【日常魔法学Lv1】【傀儡学Lv1】【腕力強化Lv2】【握力強化Lv2】【喧嘩Lv2】


─────────


【日常魔法Lv1】【傀儡魔法Lv1】


─────────


【ボーナスポイント134】


─────────


うむうむ、以前見た時と若干変わってるな。


スキルも増えている。


それに魔法も覚えた。


日常魔法と傀儡魔法だ。


両方ともレベル1で魔法も一つずつしか覚えていない。


日常魔法はファイアートーチで、傀儡魔法はアーティファクトリペアだ。


でも、クレアと比べて魔法のショボさがハッキリと分かる。


クレアのファイアートーチは野球のボールに火を付けたサイズだが、俺のはマッチの火レベルである。


マジで小さい。


明かりにしては小さいから、ランタンや釜戸に火をつけるのにしか使えないのだ。


ただの着火用だな。


アーティファクトリペアはもっと酷い。


クレアのリペアは砕けた部位を一瞬で修理してしまうが、俺は小さな皹割れひとつ治すだけで3分近く掛かってしまう。


まあ、これがレベル差ってやつなんだな。


学んだ時間も熟練度も違うんだからしゃあないか。


さてさて、僻んでいても実力は伸びない。


だから地道に努力するしかないだろうさ。


よし、次はボーナスポイントを見てみるか。


感覚追加を取って0になったボーナスポイントが134に増えている。


あれ、ログ確認できるぞ。


どれどれ見てみるか。


ダブルクリックっと。


──────────


パペットゴースト三体を撃破で15点獲得。


コボルト二匹を撃破で10点獲得。


ファイアービートル三匹を撃破で9点獲得。


ミッション、ファイアービートルから油を取るを完了、100点獲得。


──────────


なるほどね、内訳が分かったぞ。


モンスターを殺すよりミッションの成功のほうがボーナスの獲得数値が高いのね。


ならば、ミッションが湧く度にガンガン完了させて行くぞ。


それが成長の鍵だな。


では、早速ボーナスポイントで新スキルを習得しようかな~。


それとも獲得しているスキルを伸ばそうかな~。


何にしようかな~。


俺は取得可能なスキル欄を眺めた。


──────────


【現在、獲得可能な新スキル。魔物鑑定、動物鑑定、昆虫鑑定、魚類鑑定、植物鑑定、道具鑑定、薬物鑑定、鉱物鑑定、足跡探索、罠探索、罠解除、鍵開け、縄抜け、地図製作、人形製作、鍛冶製作、道具製作、洋服製作、料理製作、建物製作、他種言語学、描画、彫刻、掃除、釣り、官能文学、嗅覚追加、味覚追加、記憶力強化、精神力強化、信仰心強化、幸運強化、脚力強化、腹筋強化、背筋強化、剣技、槍技、鈍器技、短刀技、弓矢技、盾技、武器投擲技、体術技、拳闘技、蹴闘技、投闘技、間接技、暗器技、回避技、防御技、斬撃耐久、衝撃耐久、精霊魔法学、神聖魔法学、暗黒魔法学、外道魔法学、魔力強化、魔法抵抗強化、炎耐久、電撃耐久、冷気耐久、腐敗耐久、暗黒耐久、外道耐久、神聖抵抗、暗黒抵抗、外道抵抗、魔眼抵抗、望遠魔眼、暗視魔眼】


──────────


んん、なんか良く見てみると若干覚えられるスキルが増えているな。


官能文学ってのは間違いなく増えている新スキルだ。


ならば、早速ながら官能文学を取るか……。


俺、この世界で官能小説家としてデビューするぞ!!


目指すは売れっ子官能王だ!!


いやいや、まてまて!


それよりも今は取るべきスキルがあるだろう……。


ここは慎重に選ばないとな。


まあ、今は焦ることはない。


ボーナスポイントは様子を見て使っていこう。


自力の訓練でスキルも伸びるのだ。


出来るだけ自力でトレーニングを積もう。


ボーナスはここぞと言う時に取っておくかな。


それにしても、習得可能スキル欄を見ていると、目が痛くなる。


細かい文字が密集して並んでいると気持ち悪いよね。


ゴーレムなのに目が回るよ……。


この錯覚をボーナススキルで改善しようかな……。



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