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序章その4

響side


窓から日の明かりに目を覚まして夜のうちに夜這いのつもりで忍び込んで抱きしめて眠ってみた。

そういうは最近よくしているんだけどなかなか表情にでないんだよね。

ボクとしてはたじろぐような態度が見たいんだよね。

まあ、一番はボクが楽しいからいいんだけどね♪


「・・・・・りゅーがはボクが守るからね、安心してね」


「すー」


流牙の髪を優しくなでてボクは呟いた。

そう、ボクは彼と出会った頃からそうずっと考えていた。

まあ、逆に守られていなめないかんもあるけど。

それでもボクはりゅーがを離れたりしないんだけどね。

にしても、ひでりんと仲がよくないのは悩みでも、あるけどボクのアピールにも反応してほしいなぁ。

まあ、ダーリンといえば取り乱すところがあるんだよね。


「だーりん、大好き♪」


茶目っ気をいれて耳元でささやくと眉間にしわが寄ったりする。

あ、今腕が動いたみたいで腰に手が回っているような。


「起きたの、だーりん」


「・・・・あぁ、だがその呼び方はやめろ」


にこにことボクが聞くと眉間にしわをよせている流牙。

となりにねそべり流牙の膝の上に乗っかる。


「あはは、そんな言い方してもやめないよ?」


「おまえな・・・・」


ボクが言うと流牙はあきれたように見つめる。

だれひとり寄せ付けないところはあるけど、ボクにだけは許してくれる。

そんな彼がボクにはすごく大切なんだよね。

声には出さないだろうけど、きっとりゅーがもそうだと思ってる。


「・・・・なんでその姿なんだ」


「えへへ♪ りゅーが、好きでしょ?」


あきれたようにボクを見つめる流牙にウインクするボク。

スケスケキャミネグリジェで悩まし気なポーズをとってみる。


「勝手に勘違いしているな、おまえ」


「いいじゃん、それに否定もしないんだから好きだとわかってるし」


あきれたような流牙にぎゅっと抱き着いて肩に頭をのせてすりよる。

自慢じゃないけどボクのバストとウエストはとてもいいと思っている。

グラビアモデルとか踊り子とかしたらよい収入になると思う。


「なんか、外が騒がしいがいつものが起こっているのか?」


「ああ、うん。 千里さんが鍛えようとしているひとを指導している感じかな」


話をかえるりゅーがにはすこし不服だけど述べておく。

いつもひん死状態になるんだよね、千里さんに鍛えられる人は(汗

流牙もされそうになるけど、だいたいかわしているみたいで、まあひでりんがいたら巻き添えになるんだけど。

なんの因果から投げられたさきにはなぜか流牙がいて、そこに直撃しちゃうんだよね。

なんでだろう?と思うけど、もう慣れちゃったなぁ。


「ごはん食べようか!」


「・・・ああ」


ボクが笑顔で言うと彼はうなずいて服を脱ぎだす。

鍛え抜かれたあの肉体はどきどきするし、でもかえって守りたいという気持ちもある。

なんてたってボクはお姉ちゃんだからね!!

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