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0.急げ!!急がないと次に進まない!!

僕の彼女が結婚してしまう!


先週、僕は幸せの絶頂からどん底に突き落とされた。


「ぼ、僕と結婚して下さい」

「ごめんなさい。私、実は親の決めた許嫁が」


ガーン!!

彼女はとある財閥の娘だった。

どうして教えてくれなかったのか、と聞いたら、ありのままの私と会って欲しかったって。


打ちひしがれた僕。

呑んだくれて夜の街を歩き、怖いニイちゃんに絡まれボコボコになったりした。


どんどん僕は打ちひしがれていく。

毎日が涙と酒の日々だった。


そんな僕に昨日、1本の電話が。


「も、もしもし」

「・・・私」

「ど、どうしたの?!」

泣き出す彼女。


「なにか・・・あった?」

「私、私、結婚したくない!!ベルが、ベルがなるまでに迎えにきて!!」

ツー、ツー。


涙なんてとうに捨てた!!

僕は彼女を奪いに行く!!


1にすすめ!!

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