【物語番外編】ソロ君はいろいろ重症で 1
ほんと、お気楽に読んでくださいまし(滝汗)
※注 『【物語】竜の巫女 剣の皇子』の超お気楽番外編。
第一部を読まないとわからないからすまぬ(@五体投地の作者)
ソロとルーとちびとミカゲは仲良し『よにんかぞく』
ちび『ルー。きょうのおやつは何だ?』
ルー「今日はソロの大好きな甘味屋さんに行くのよ」
よにんは甘味屋さんに行った。
お品書きを眺めながら、どれにするか悩むルー。
ソロ「私は白玉あんみつに生クリームと抹茶アイスの大盛りトッピングで」
ちび『ボクはあんみつ全部どんぶり盛り!』
ミカゲ『あたしは善哉。バケツ盛りで』
ルー「うーん……。いちごとバニラアイスのチョコソースがけ」
ソロ「それでいいの?」
ルー「うん……ソロはなんでたくさん甘い物を食べても太らないの?」
ソロ「さあ、なんでだろ?」
店員が注文の品を席に運んできたので、みんなでわいわい食べる。
ふと、ソロはルーの視線を感じる。
ソロ「ルー。ちょっと食べる?」
ルー「うん!ありがとう!」
ソロ「はい」とスプーンで掬ったアイスをルーの口に持っていく。
ルーはそれをぱく、と食べ「おいしい♪」と顔を輝かせた。
ソロはそのスプーンでアイスを食べつつしみじみ(闇)。
ルー「ソロ。お礼にいちごアイスをあげる、はい♪」スプーンですくったアイスをソロに向ける。
ルー「あれ、なんで泣いてるの?お腹痛いの?」
ソロ「……なんでもない。ありがとうございます(感涙)」
いちごアイスを食べながら『ルーの為ならいつでも死ねる』と改めて誓う重症なソロなのであった。
嗚呼、今日も平和な よにんかぞく。
(つづく?)