地下迷宮人物紹介※三章第二十七話話時点
主人公側の人物紹介です。ネタばれ要素は除いたはずですが、そういった事が嫌いな方は読まない方が良いかも知れません。
キャラクターが増えたりしたら、改訂しますので。
ネームレス 種族 ダンジョンマスター
本作の主人公。黒髪・黒眼の元日本人らしき男性。
記憶がなく名前も長からく無かったが二章十ニ話にて己に名付けた。
地下迷宮の主に相応しい存在になるべく努力中。内面と外面を切り離す特技を修得しつつある。
最近のマイブームは、実益もある鞣し革作り。
エレナ 種族 ホムンクルス
黒髪・蒼眼の美女。スタイルも抜群で主人公に狂信的な忠誠を捧げている魔法生物ホムンクルス。
神出鬼没で主人公が必要と感じた瞬間側に控えていたりしていた。流石に二階層にまで育ち、深く広大になった現ダンジョンではそんな真似は難しいらしい。
ただ、ネームレスが何かしら用があってもフジャンやコルジァが居るのでその機会がないだけかもしれないが。
料理・洗濯・掃除と地下迷宮の雑務をほぼ一人で担っていた才女。
最近は掃除に捕虜や魔物の料理は優秀な部下に任せ、酒製造、料理の開発研究に励んでいる。地下迷宮内政面のトップ。
ネームレスへの好感度or忠誠度(S)※高いS(敬愛、盲愛、崇拝、命すら喜んで捨てる忠誠等)‐A‐B‐C‐D(無関心、忠誠心はないに等しく簡単に裏切る等)‐E‐F‐G(憎悪、殺しにかかる、積極的に裏切りに走る)低い。
ネブラ 種族 ホムンクルス
空色の瞳とツイン・テールの金髪がトレードマークの少女。自分称が僕の元気な可愛らしい娘。
登場時、数が十までしか数えられなかった。エレナに勉強を教わっているが成果は……。
農業の熟練者で生産施設農場部屋の責任者だった。実は脱ぐと凄いのだが作中に描写が少ない悲劇の人。
食肉用の鶏選別を任されているため、最初期から居る彼女認定の親友たる鶏を保護していたりする。
ネームレスへの好感度or忠誠度(B)
鶏さん 種族 鶏
ネームレスダンジョンで食される卵や鶏の始祖であり、現状常時四十羽はいる鶏やヒヨコは彼女の子孫。
ちなみにネブラから親友認定されている。
ネームレスへの好感度or忠誠度(D)
骸骨兵長イース 種族 上位骸骨戦士
魔物最弱クラスのスケルトンながら改造で強化され会話が可能。不死者とスケルトンの特性である睡眠不要、疲労無効、自動回復を活かして修練を重ね戦闘能力・部隊指揮力が高まっている。
階級進化にて上位種であるハイスケルトンに進化した。
ネームレスへの好感度or忠誠度(S)
骸骨兵・弓兵 種族 スケルトン
喋れないため個体差が表現し難くひとまとめで説明。近接戦闘特化の骸骨兵五体、遠距離戦闘寄り弓兵五体。
彼らもまた戦闘力・組織戦闘力が訓練で高まっている。だが主人公はその実力に気付いていない。
ネームレスへの好感度or忠誠度(S)
ミール 種族 水精霊
青い髪と瞳をした十歳前後の美少女。元々は十代後半の美女だったのだが何故か少女として召喚される。常に無表情で喋らないがつき合いは良い。
現地下迷宮最強の存在だが主任務は作物への水撒き。エルフに構われ、子分のフジャンから貢がれる人気者。
ネームレスへの好感度or忠誠度(B)
ラン 種族 小鬼
土色の肌と赤眼、額から角を生やし妖魔らしい凶悪な顔付き。外見は邪悪なゴブリンのイメージ通り。
野外活動と偵察に有用な技能を多数所持した森林遊撃兵。ゴブリンの将来を憂いている気苦労人(魔物)。
ネームレスへの好感度or忠誠度(B)
ヤン、マリ、アブアブ、他女性ゴブリン 種族 ゴブリン
個性がはっきりと分別可能な描写が出れば個体で紹介する予定。
第一世代、即ちネームレスによる創作にて産み出されたゴブリン達であり全員出産経験者。ゴブリンに結婚の概念はないが、あえていえば人妻、後家、未亡人属性を所持、未亡人は違うような気もするが。
ネームレスへの好感度or忠誠度(B)
ハブ 種族 ゴブリン
第二世代が産まれるまで男女(雄雌)比率2:9のゴブリン雄の一名だった。ハーレムだ、ヒャッホー!
そんな事は現実を知らない男の夢想だった。結局ハーレムって奥さんが何人も出来て、夫としての義務が人数倍になるだけなんだよ、と気付いてしまう。
夫婦制度(勿論、夫も妻も一名)を導入しようと動くも、常に闘争(外敵、部族内等)で男が簡単に死ぬゴブリン族で賛同は少ない。てか推進派はハブとディギンのみ。
槍と斧の使い手である、ただのお馬鹿さんと思いきや……。
ネームレスへの好感度or忠誠度(S)
ディギン 種族 ゴブリン
第一世代では二人しかいない男性ゴブリンの片割れ。魔物特有の格闘技爪操技の使い手。
爪操技とは爪を最大限活用すべく生み出された流派、柔道やレスリングの様に組み付く技はなく、空手に似た打撃技系統の格闘技。
語尾に「〜っす」とつく独特というか妙な口調で話す。
ネームレスへの好感度or忠誠度(S)
フジャン 種族 ゴブリン
技能色素欠乏と美形を付与された、銀髪に白肌、儚い美貌の美少女の外見をした精霊魔法使い。技能臆病も付与されたために極めて臆病な性質をしている。
ちなみにゴブリン族長、ネームレスの側仕えとして雑用をこなすが、族長の仕事はランに丸投げ状態。
ネームレスへの好感度or忠誠度(A)
ゴブリン第二世代 種族 ゴブリン
第一世代が自然交配にて産み出した十五名のゴブリン達。
妖魔ゴブリンの血、スチパノによる洗脳教育、ネームレスによる食糧援助、第二階層固定ダンジョンでの命懸けの修練、ハブとディギンの活躍等々により極めて高い水準の兵士に育つ。
ただ、ネームレスと直接的な関わりが薄く、その忠誠心や帰属意識はゴブリン族の方に偏っている。
ネームレスへの好感度or忠誠度(C)
デンス 種族 枝悪魔
耳が顔と同じぐらいの大きさがあり、体長は三十センチ程、蝙蝠の翼を持ち飛行可能。翼での飛行、隠蔽や偽造等の技能、その小柄な体格で偵察を担当。
主人公を堕落させる事を目的に仕える悪魔。気遣いが出来る男の称号を持つ、影働き故に出番が少ない。
ネームレスへの好感度or忠誠度(S)
コルジァ 種族 インプ
インプ随一である美声の持ち主。その為にネームレス付き、そして側仕えに抜擢された。
同じ側仕えのフジャンと良好な関係を結んでいる。
ネームレスへの好感度or忠誠度(B)。
スチパノ 種族 豚人
ネームレスのカスタムにて外見は人間の美丈夫にしか見えない。身長百九十を越え、九頭身という素晴らしいプロポーションの持ち主、男だが。
黒髪に黒瞳を持ち、オールバックにして首元で縛っている。簡単に説明すると若い頃のスティーブン・セガー〇、最強のコックさん。
地下迷宮内の地位は武術師範。しかし、多方面に有能な為、戦闘班に武術を、捕虜に機織りを、ネームレスには鞣し革作りを、と何気に地下迷宮に住まう者達(インプらとスリン以外)の師匠となっている。
ネームレスへの好感度or忠誠度(B)
ヴォラーレ 種族 女淫魔
黒髪・黒眼の妖艶なる美女。蝙蝠に似て非なる翼と角を持つ。淫魔の名が示す通り、性技に長け快楽で堕落に導く悪魔。
捕虜の世話役兼通訳を任された。とある事件以来(恐怖のあまり記憶を封印)何故かエレナに逆らえない。ネームレスの思惑外にて策動開始。
ネームレスへの好感度or忠誠度(C)
リーン 種族 住居精霊
身長一メートル前後なのに、八頭身のグラマラスな美少女、ネームレス自重しろ。帽子から靴まで茶色で揃えられ、髪と瞳も茶色で肌は日焼けしたような褐色で何時も楽しそうな笑顔を浮かべている。
「お仕事するよ!」としか喋れず。おかげで出番を削られていたり。
ネームレスへの好感度or忠誠度(B)
スリン 種族 羽妖精
フェアリーショートの金髪から先の尖った耳が覗き、垂れ目の琥珀色した瞳を持つ美少女。
背中から生える四枚の羽を出す為に背が大きく見える桜色のドレスに包まれた身体は引き締まった長い美脚をした八頭身のスレンダー巨乳である。本気でネームレス自重しろ。
ただし、身長は約三十センチ、正確な数字を出せば二十八センチだ。
様々な不利な技能等を付与され、種族的には陽気で悪戯好きな性格なのだが重度の他者恐怖症であり、ネームレス以外には姿さえ見せず交流はない。
隠密としては極めて有能であり、種族固定技能不可視化も相成りコミュニケーション能力の欠如を問題にせず。
ネームレスに盲目的に従う事を至上としている。
ネームレスへの好感度or忠誠度(S)
プリヘーリア(プリア) 種族 犬人
身長百十〜百二十センチの二足歩行する犬の姿をした魔物。
魔物として最弱地位に君臨、故に人間族からも他の魔物種族からも奴隷として扱われ酷使されている。
基本的に生産に向かない魔物の中でも珍しく高い適性を持つ。それだけにますます奴隷にされてしまうのだが。
綿菓子の様にふわふわとした白い巻き毛に、大きな垂れ耳が顔にぺたりとついている愛らしい見掛けをした少女コボルトで、もう一名のコボルトと捕虜達をメロメロにしていた。外見を簡単にいえばプードル、プリアは愛称。
調理師として創作されており、多忙なエレナの手助けをして捕虜や魔物達の食事を用意している。
ネームレスへの好感度or忠誠度(B)
チャーリーン(チリン) 種族 コボルト
プリアと同じく調理師として創作されたコボルトの少女。白毛で三角形の耳がピンと立っている。
外見を簡単にいえばチワワ、チリンは愛称。
約百十センチ程度の小柄な体躯で調理関連以外はのんびりしている。
プリアと二人で捕虜勢をメロメロにしていた。
ネームレスへの好感度or忠誠度(B)
ユーン 種族 一角獣
自ら輝かんばかりの白い毛並み、金糸で編まれたが如き鬣、ありとあらゆる病を癒す黄金色の角を額に持つ白馬の姿をしている。
元々気高い性質のユニコーンだが、技能プライドを付与されたため、もはや通常の会話でも傲慢な印象を与えてしまう程に。
ヴォラーレを不倶戴天の敵として、スチパノを乙女を散らす抹殺対象とつけ狙うも、それが原因でユニコーンにとって大切な『純潔な乙女』や候補の子供らと溝ができた。『歩く負けフラグ』の異名を持つ、本人(馬?)もネームレスも要らない名だが。
現在は雌伏の時と乙女や子供らの信を得ようとしているが、その高すぎるプライド故に今一つうまくいっていない。
ネームレスへの好感度or忠誠度(?)
捕虜
人間族勢
チュヴァ
フルゥスターリ王国要塞都市アベローナ近郊の村出身の十六歳。茶髪に緑眼の美少女。妹共々ヌイ帝国の奴隷商に奴隷として買われたが、ヌイへ向かう途中でネームレス勢力に襲撃された。
生き残った彼女らは戦利品として連れさられる。
ネームレスへの好感度or忠誠度(C)
ミラーシ
赤茶髪、緑眼の気が強い美少女で十五歳。幼少から男勝りだったが、幼馴染みで初恋の君に結婚を申し込まれて女性らしさを身に付け様と頑張っていた。
馬の扱いと馬術に優れ、ネームレスの所有する十一頭の馬の世話係のリーダーとして頑張っている。
ネームレスへの好感度or忠誠度(C)
ナーヴァ
栗毛でたれ目の十四歳。無論美少女で捕虜勢最大戦力の持ち主(ヴォラーレ的な)。気弱な性格で領主だった騎士の息女に側使えしていた経験を持つ。
ネームレスへの好感度or忠誠度(C)
ブリザ
チュヴァの妹で十二歳。姉と同じく茶髪に緑眼の一見美少年風の美少女。中性的なのは栄養摂取不足(ごはんをちゃんと食べれなかった)の為だと自分を慰めている。
ヴォラーレから男装タチ役の期待をかけられ、言葉使いや立ち振舞いを誘導されている、ある意味不幸な少女。
ネームレスへの好感度or忠誠度(C)
インファ(四歳)、コラゥ(六歳)、ペーロラ(六歳)、アルコ(七歳)捕虜幼女陣
下は四歳から上は七歳までの幼女組。
幼さ故の柔軟性で地下迷宮生活にいち早く馴染んだ。
親、兄弟姉妹を思い出す事もあるが、こっち(地下迷宮)に来ればいいのにと既に骨を埋める気になっている。
ネームレスへの好感度or忠誠度(B)
森妖精族
名前が判明しておらず、エルフさんやエルフ様と呼ばれるエルフの少女。新緑を思わせる長い髪に夏の日射しに似た瞳、その美貌は人の及ぶ領域ではない。
森の民であるエルフは弓と魔法の名手で知られ、魔法戦士として高く完成された強者だ。彼女の場合、魔具にて言葉と自決を封じられている。
ネームレスへの好感度or忠誠度(E)
バーナード、ヴォルツ、シュラム、クイール 種族 コボルト
奴隷商に使われていた奴隷コボルト。種族的に器用貧乏気味だが、奴隷コボルトとしての教育や奴隷商の下での経験により、なかなかに使える犬材。
ネームレスへの好感度or忠誠度(S)