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第二話 怪しいメールにご用心・2

「ふーん、ジャンヌ・ダルクか……小学生の読み物にしちゃ、ちょっとヘビーな題材だよな」


 日頃のご教授へのお礼、兼誕生日プレゼントでもあるチーズケーキを頬張りながら、慧兄(けいにい)はほくそ笑んでいた。


「でしょ? 内容が内容だから、子供からの質問もシビアでさ――どこまで現実的に答えたらいいのかってこととか、難しいよね」


 こたつ布団を抱きすくめるように膝を抱えた私は、本日幾度目かの重い溜め息を吐き出していた。

 嘆いていたって進めないことくらいは分かるけれど、最初の実習があんな調子では、先が思いやられて仕方がない。

 おかげで早速、慧兄から託された切り札の力を借りる羽目になっちゃったし――


「中にはね、“神様なんて本当はいないんじゃないか”って言い出す子までいたんだよ。私だって別に、キリスト教徒ってわけでもないしさ――正直、黒宮先生がジャンヌを題材にして授業をやろうって言って来た意味が分かんないよ。ねえ、慧兄は分かる? 一応社会科の教師でしょ」

「一応って何だよ、一応って。そんなもん、自分で考えろ。お前の宿題だろ」


 身も蓋もない言い草で私を突き放した慧兄は、ふいとそっぽを向くと、わざとらしく音をたてて啜りながら、コーヒーカップを傾け始めた。


「あ、慧兄――また風邪薬、コーヒーで飲んだでしょ? 水で飲まないと駄目だって言ってるじゃない」

「うるさい奴だな、お前。母親じゃあるまいし」


 ボサボサの黒髪を掻いて、慧兄はいかにも不機嫌そうに眉根を寄せる。長身を台無しにする猫背をいつも以上に丸めて、彼は気だるげに空のカップをテーブルに置いていた。

 慧兄こと渥美慧護(あつみけいご)は、隣家に住む、私の幼馴染みである。

 歳は私の五つ上だから――今日で二十六歳。

 一人っ子の私にとってはまさに兄のような存在で、仕事柄、留守がちだったうちの両親に代わって、小さい頃からいろいろと面倒を見てもらっていた。

 慧兄の両親は、彼が自立してすぐ、“老後は一軒家じゃなく、気ままにマンション暮らしをしたい”とか何とか言って、この家の権利を全て彼に譲って、近くのマンションに引っ越してしまったらしい。

 ここまでを話せば、大抵の人間にはすぐに察してもらえるのだが、慧兄の両親は揃いも揃って、滅多と聞かないほどのちゃらんぽらんな性格なのである。朗らかで明るくて、決して悪い人間ではないのだけれど――

 慧兄がここまで面倒見のいい人間に育ったのは、きっと彼らのことを反面教師として育った影響が大きいのだろうと思う。

 その反動からか、小さい頃から口癖のように“自立したら、どこか遠くで一人暮らしをするんだ”と言っていた慧兄は、気ままな両親に先手を打たれたおかげで、住み慣れた家を出ることが出来なくなってしまった。

 両親がマンション暮らしを始めた当初、慧兄は両親に輪をかけて奔放な姉と二人暮らしをしていたのだが、ある日突然、“玉の輿に乗る方法を思いついた”と、書き置きを残し、姉は家を出て行ってしまったらしい。

 時折、“元気でやっています”というメッセージを添えて送られてくる彼女からの写真入りポストカードには、同じ男が写っていたためしがない――と零していた慧兄の言葉が多少気になってはいるけれど、本人が幸せそうなら、別に構わないのではないかと楽観視していたりもする。

 正直な話をすれば、いつも一緒だった慧兄が遠くに行ってしまうのは、少し寂しい気もしていたから。

 彼がいかにも渋々といった表情で、“やっと静かになったから、この家を出て行く理由がなくなった”と、言ってくれたときには、ほんの少しホッとした気分になったものである。


「そんなことじゃ、風邪薬効かないよ? 仕事休んでるんでしょ。早く治して、さっさと仕事に復帰しなくちゃ」

茜里(せんり)、お前いつからそんなに口うるさくなったんだ? 昔は素直でおとなしかったのに」

「昔って、いつの話してるのよ――」


 慧兄はいつだってそうだ。いつになっても、私を小さい頃のまんまだと思っている。

 もう大学生活も三年目を終えようって時期なのに、一体いつまでこんなことを言い続けるつもりなんだろう――

 うんざり顔で頬杖を付いた私は、慧兄の額から剥がれかかってきていた冷却シートをつんと押し返すと、またも長嘆息を漏らしていた。

 今日は慧兄の誕生日である。

 そんな日にこうして二人で一緒に居ることを思うと、世間からは恋人同士のように見られてもおかしくないのかもしれないけれど、私と慧兄は全くもってそういう関係ではない。

 元々、今日は私の家で、私の両親と慧兄と一緒に、ささやかな誕生日パーティを開くつもりだったのだが、慧兄がこうして酷い風邪をこじらせてしまったおかげで、程なくお流れとなるはずだった。

 ところが、うちの母親が手作りのチーズケーキを用意していたことを知るや否や、彼はケーキだけでも食べさせて欲しいと言って、私を使ってケーキをここへ運ばせた――と、ただそれだけのことなのである。ついでに言うと、溜まり切ったゴミや洗濯物を片付けさせられたり、余計なこともたくさんさせられたんだけど。

 慧兄、小さい頃から、うちの母さんのチーズケーキに目が無かったからなあ。

 食欲がないと言ってずっと寝込みっ放しだったくせに、目の前に好物が現れた途端、火が付いたようにそれを貪る慧兄の様子を見ていると、何だかお腹の底から笑いがこみあげてきてしまう。


「何笑ってんだ、お前」

「いや、別に――」


 駄目だ、笑いをこらえ切れる気がしない。

 気まずさに耐えかねた私は、何か別の話題を絞り出そうと、必死に脳味噌をこねくり回していた。


「そういえばさ、ジャンヌ・ダルクの生きてた時代って、中世のフランスだよね……私、あんまり西洋史って詳しくなくてさ。元気になったらまた、そのあたりの歴史、教えてくれない?」

「別にいいけど。その代わり、何か差し入れ持って来いよ」

「じゃあ、私がチーズケーキ焼いてきてあげる」

「は? 今何て言った?」


 信じられないとでも言いたげな目で、慧兄は私を訝しげに見つめている。


「お前、ホットケーキですらまともに作れないだろうが……お前の作ったのを食うくらいなら、自分で作った方がマシだ」


 冗談のつもりだったのに、何でそこ、本気で真に受けるかなあ……

 食欲がなくなったと言って、そそくさとベッドによじ登った慧兄は、私の姿を何度も眺めては、わざとらしく溜め息を漏らしている。

 顔中の筋肉が引き攣るのを感じながら、私は瞳を(すが)め、慧兄を()めつけていた。

 刹那。

 けたたましく鳴り響いた電子音に、私は大きく身を(すく)ませる。

 気が付くと、切れ長の瞳を見開き、枕元に置かれていた黒淵眼鏡を掛け直した慧兄が、こちらをじっと見つめていた。

 慧兄と視線を突き合わせたことで、私はようやくその電子音が、自分の携帯電話から聞こえてきたものだと分かる。


「あれ、何で――」


 すぐに気が付けなかったのは、その電子音が、聞いたこともない旋律を刻んでいたからだろう。

 こんな着信音、私の携帯に入ってたっけ――?

 慌ててポケットから携帯電話を取り出した私は、それがメールの着信を知らせるメロディであったことをようやく理解していた。


『差出人:Merlyn

 件名:林檎の島から貴女へ

 多くの候補者の中から、貴女は選ばれました。

 暮れなずむ夕陽の茜色を宿した林檎の島へ、貴女をご招待致します。

 晴れてお目にかかれる日まで、御機嫌よう』


 何これ?

 ディスプレイに映し出された文字を読み終えた私は、しばし呆然としていた。

 候補者? 林檎の島? 何ひとつ意味がわからないんですけど。何これ?

 文面を見る限り、友達からのメールでもなさそうだし――

 何より、差出人に全くの心当たりがない。そもそもこれ、何て読むんだろう……メルリン?

 もしかしたら、何処かのゲームサイトからのメールだろうか。そういえば以前、友達から“他のプレイヤーを紹介すると、アイテムが貰えるの!”とか何とか言われて、よく知りもしないサイトに登録してしまったことがあるような気がする。

 だとしたら、まだいい。

 妙なアダルトサイトだとか、ストーカーからのメールだったりしたら、途轍もなく気持ちが悪い。

 もし、そうだとしたら――


「誰からのメールだったんだ? 男か?」


 耳元に突然降り注いだ声に驚いた私は、危うく携帯を落としかかっていた。

 すっかりパニックに陥っていたらしく、私はベッドに寝転がっていたはずの慧兄が、不思議そうに首を傾げてディスプレイを覗き込んでいることに、全く気が付いていなかった。

 あたふたとしながら、手の上で跳ね飛ぶ携帯をどうにか再び手の平に収める。気が付くと私は、脈絡無く現れた慧兄に向かって、明け透けに苛付きをぶちまけていた。


「ち、違うわよ! てか、人の携帯勝手に覗かないでよ!」


 泡を喰って携帯を閉じた私は、いかにもな被害者面を浮かべて慧兄を見た。


「何でそこまで怒るんだよ……そんなに見られちゃまずい内容なのかよ」


 そんな私を見つめた慧兄は、黒淵眼鏡の奥の瞳をどんよりと(かげ)らせていた。


「内容がどうとかじゃなくて、人様の携帯を覗くのは良くないことなの!」

「覗くって――お前が深刻な顔してメール読んでるの見たから、何かあったのかと思って心配になっただけだろ。お前、昔から変なところで抜けてるからな……妙なことに巻き込まれてやしないかって、見てると危なっかしくなるんだよ」


 まただ、またいつもの子供扱いだ。

 正直に言えば、慧兄のことは今も頼りになる兄だと思っているし、困ったことがあれば頼りにしたいとも思っている。

 でも、私はもう子供じゃない。

 自分で考えることだって出来るし、そうしなくちゃいけないことくらい充分理解しているつもりだ。

 頼ってもいないことを、ごちゃごちゃと理由をつけて気に掛けてくるだけのくせに――

 もやもやとする胸の内を抑えきれなくなった私は、気が付くとカッとなって叫んでいた。


「抜けてるって、何なのよ! いつまでも子供扱いしないでってば!」


 そうして思わず叫んでしまってから、自分で自分の大声に驚き、はっと我に返る。

 慌てて口許を押さえてはみたものの、一度吐き出してしまった言葉を取り返すことなど出来るはずもない。

 心の奥がぎゅっと締め付けられる感覚と共に、ぐらぐらと泳ぐ視線をどうにか一点に定めると、私は意を決して再び慧兄を見つめた。

 こういうとき、いつもの慧兄なら、私と同じように怒鳴り声を上げるか、ねちねちと説教を始めるかのどちらかのはずなんだけど。


「――てない」

「えっ?」


 悲しげに眉根を寄せた慧兄は、何故だかいつもとは違っていた。


「俺はお前のことを、もう子供だとは思ってない」


 熱に浮かされているような、虚ろな目遣いで私を見下ろした慧兄の声は、今の今まで一度も聞いたことがないほど、妙に(なま)めかしさを帯びていた。


「え、ちょ、ちょ、ちょっと待って――ちょっと待ってってば、慧兄!」


 耳元に落ちた低音と熱い吐息。

 ぞくりと背筋が泡立つのを感じた私の喉からは、思わず上擦った声が漏れていた。


「わ、わた、わたし、そんなの――」


 こんなのって、こんなのって――もはや突然すぎて、腹を括るかどうかさえも決められない。

 それでも、目を開けていることだけは絶対に出来ないと思った。

 息を呑んだ私は、身じろぎすら出来ないまま、ただただ“その時”を待っていた。

 ――はず、だったんだけど。

 あれ?

 待つこと数秒。何も起きる気配がない。

 もうしばらく待ってはみたものの、状況は変わる気配を見せない。

 決死の覚悟で薄目を開けた私は、息のかかるほど近くまで迫った慧兄が、座ったままうつらうつらと舟を漕いでいることに、ようやく気が付いていた。


「おいコラ、起きろ」


 感情の赴くままに慧兄の横っ面をはたいた私は、はたかれた勢いで、鈍い音をたててフローリングと口付けを果たした慧兄に向かって、またも長嘆息を漏らしていた。

 コーヒーで押し込んだわりには、随分と顕著に風邪薬が効力を発揮してきているようである。

 それとも、もしかすると――

 苛付きの間を縫うようにしながら、私の脳裏にひとつの懸念が()ぎる。

 びりりと引っぺがした冷却シートの下に手の平を当てると、慧兄の額は、思った以上に高い熱を帯びていた。これはもう、熱に浮かされてるとか、そういうレベルはとっくに飛び越えてしまっているかもしれない。


「しょうがないなあ、もう――」


 二回りほども背丈の違う慧兄をベッドに戻してあげる手段は、ずるずると力任せに引き摺る以外に思いつかなかった。

 心の中でごめんねを繰り返し、枕元に置かれたタオルで慧兄の額の汗を拭ってやる。

 都合良く、明日が日曜であったことは幸いだったと思う。

 今夜は、長丁場になりそうだ――戸棚の上に冷却シートのパッケージを認めた私は、ゆっくりと立ち上がっていた。




*****



 どうしよう、どうしよう。

 事の顛末をすっかり楽観視していた私は、あまりの事態に激しく動揺していた。

 ついさっき、冷凍庫の中で見つけた氷枕を引っ張り出してきた後、家捜しの末にようやく見つけ出した体温計で、慧兄の体温を測ってみた。

 小さな電子音と共に叩き出された数値を見て、私は一気に愕然とする。

 慧兄の体温は、四十度を軽く超えていた。

 苦悶に顔を歪め、慧兄はひたすら、喘ぐように胸元を上下させている。

 どうしよう。もしかしたら、ただの風邪じゃないのかも――インフルエンザだったりしたら、風邪薬を飲むことで、逆に急激な悪化を招くケースがあるって話を、医大生の友達から聞いたことがある。

 真っ白になった頭を抱えて、気が付くと私は半べそを掻いていた。


「救急車、呼ばなくちゃ――」


 テーブルの上の携帯電話に飛びついた私は、震える体に言い聞かせるようにしながら、何度も繰り返していた。

 救急車って、何番だっけ?

 ようやっとそれを思い出した後も、指先が震えてうまくダイヤルできない。

 何やってんの、私――こんな時だからこそ、冷静にならないといけないのに!

 苛立ちに胸を詰まらせ、私は煩悶していた。


「え――」


 そのとき、突如として携帯のディスプレイが切り替わり、受信メール画面が現れる。

 緊張でボタンを押し間違えてしまったのだろうか――焦った私は、無意識に電源ボタンを連打していた。


「え、何これ……」


 ボタンが利かない!

 それどころか、半ば暴走気味に次々と画面を切り替えた私の携帯は、とある受信メールの本文を表示させた途端、まるで“今すぐ読め”と言わんばかりに、あの聞き慣れない電子音を鳴らし始めたのである。

 成す術なくディスプレイに視線を走らせた私は、たったの一瞬でそこに釘付けられていた。


『差出人:Merlyn

 件名:林檎の島から貴女へ

 貴女の大切な御方の命が危険に晒されているようですね。

 けれど残念ながら、貴女の講じようとなさった手段では、その御方を助けることは出来ないようです。

 しかし、ご心配には及びません。

 僕の力をもってすれば、夜明けを待たずして、彼の命を快方へ導くことが出来るでしょう。

 僕の力を信じるか、否か。

 貴女に与えられた選択肢は二つに一つです。

 果たして貴女は、どちらの道をお選びになるのでしょうか。

 お返事を楽しみにしています』


 メールを読み終えた私の喉が、ごくりとやけに大きな音をたてる。

 自身の喉元から響いてきているはずのその音が、果てしなく遠い場所から聞こえたような気がしたのは、今自分が立たされているこの状況に、驚くほど現実味が感じられないからではないだろうか。

 私は夢を見ているの?

 これがもしも現実なのだとしたら、何もかもが狂っている。

 誰かが何処かで、私を見てる?

 この謎のメールの差出人が、何処かで私の行動を見張ってる?

 カーテンの隙間、戸棚の隙間、ドアの隙間。

 あらゆる空間が射抜くように私を見つめているような心地がしてくる。

 言い知れない不安が、恐怖が、私の胸の奥を支配し尽くしていた。

 刹那。

 再びあの電子音が鳴り響き、私の視線はまたも携帯のディスプレイに釘付けられていた。

 ディスプレイに呼び出されたのは、通話の着信画面。

 画面の隅っこでは、“通知不可”の四文字が無機質に点滅を繰り返している。

 胸元が、焼けるような熱を放っていた。

 アイツだ――きっとアイツに違いない。

 額から滲み出た冷たい雫が、するりと頬を撫で、零れ落ちていくのが分かる。

 どうしよう、どうしよう、どうしよう。

 ここに来てから、一体何度、心の内で同じ言葉を繰り返し続けていることだろう。

 すぐ隣の実家に戻って、両親に助けを求めるという手段も考えた。

 だけど、アイツが今、まさにこちらの様子を窺っている最中なのだと思うと、この場を離れることが何を意味するのか、予測がつけられない。

 もし私が不用意にここを離れたとして、慧兄に何かあったとしたら――?

 今ここで、彼を守れるのは私しか居ないのだ。だから私は、ここを動くなんて事は絶対に出来ない。

 意を決した私は、何度も深く呼吸を繰り返しながら、とうとう通話ボタンに指先を滑らせていた。

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