パリ五輪女子ボクシングにおける性別騒動への見解_その2_なんで今回だけそんな大騒ぎになった?
前回も少し書きました
パリ五輪の性別騒動。
(・ω・)
https://ncode.syosetu.com/n8690jj/
裁判沙汰になったりして
まだ色々ありそうです。
そこでそういうのに誰も
巻き込まれないように、、
他の誰も傷つけないために
誤解や悪意をできるだけ
解きたいと思っています。
まぁそんな程度ですので
適当に読んでやってください。
(;´∀`)
はてさて、パリオリンピックも
終わってそろそろ半月。。
その時に騒動になったことで
書かせてもらったボクシングの
女子二名の選手の性別問題は
トランプなど超有名人を巻き込む
裁判沙汰になりそうです。。
(;´∀`)
あと未だに信じられない勘違いや
無知発言も見られます。
ので…
第二弾を書いてみます。
('ω')
なぜなら今回の件で悪いのは全て
国際ボクシング協会(IBA)と、
国際オリンピック委員会(IOC)の
イザコザですから。(。-∀-)
他に悪者を作りたくないって
意図で書いてます。。
というわけで、、
まず100%間違いないところから
はっきりさせときましょう。
彼女らは生まれながらの女性です。
トランスではありません。
そして2024年現在の医学的見地に
おいても間違いなく女性です。
(;・v・)
つまり男ではありません。
タマがあるから男だと書いた人は
世界の医学会全体を否定したのと
同じこと。
医学会とケンカする気がないなら
そういうのはやめときましょう。
(`・ω・´)
大怪我しますから。
あとそこから派生して…
女性に対して「彼が」「男が」などと
言ったらどうなります??
(。-∀-)
フェミニストではない常識人でも
怒りますよ普通。。、
ついでに彼女らの遺伝子XYを公表
するのは重篤な人権侵害。
こんなのネット上に書いた日には
アンタ確実に負けますよ。
弁護士だって庇いようがない。。
冗談で賠償金とられたくないなら
そういうのはやめときましょう。
ついでに言っとくと検査結果が
XYだったと本人に不用意に告げる
ことじたいが禁止ですから。
だって一般普通の女性にとって
[あなた実は男性です]って医師に
言われるのはショックだから。
(。-∀-)
自殺者も出てますから。
ボクシング以上の命の危機だから。
結果も告げられない検査なんて
ムリって事情もあるんですわ。。
あとまぁそこまで危ない発言では
ないにしても、、
(;´∀`)
「遺伝子検査を始めましょう」とか
「現代の技術なら可能だ」とかって
いつの時代のこと??(;´∀`)
その検査は1968年メキシコ五輪から
始められてますよ。
釜本邦茂さん擁するサッカー代表が
銅メダルを獲得した大会…
でしたよね。。(^v^)/
あと1980年代頃にXY因子と競技力の
相関性が否定されたことなどで、
1996年のアトランタ五輪前からは
遺伝子検査は廃止されてます。
(;^ω^)
前園真聖さん擁するU-23代表が
ブラジルに勝利した大会…
懐かしいですね。。
その頃にとっくに見限られた上で
廃止されたのが現代技術ってまぁ
笑えない冗談です。(。-v-)
そんな昔話はやめましょう。
なぜなら今回の件で悪いのは全て
IBAとIOCですから(。-∀-)
あともう一つはっきりとさせて
おくべきことはこの件…
およそ対応は決まってますよ。
(ーvー;)
この件は一般的な女性を含む、
[男性ホルモン濃度の高い女性]の
ホルモンを調整するのと同じ対応
が適用されますから。
殆どの競技でほぼ同一のルールが
とっくに適用済ですから。
人数は公表されてませんが、
(しちゃいけませんから)
パリ大会でも同様の選手は他にも
何人かはいたはずですから。
そりゃ…そうでしょ。
(;´∀`)
1996年に遺伝子検査をやめてから
かれこれ30年近く、、
IOCが何もしてないわけないから。
件のヘリフ選手も2021年東京五輪に
その対応に則って出場してます。
ちなみにその時は5位。
なんの騒ぎにもなっていません。
ぶっちゃけこの結果は純粋に彼女の
努力の成果と私は思ってますから。
そしてこれが…('ω')
現代のあるべきXY遺伝子女性への
対応となされてますから。。
じゃぁ…なんで今回だけこんな
大騒ぎになっちゃった??
(・.・;)
あるべき対応がなされずに
圧倒的大差で優勝された??
もちろん彼女らのせいではない。
なぜなら今回の件で悪いのは全て
IBAとIOCですから(。-∀-)
というわけでそろそろ…
なぜIBAとIOCが悪かったのかの
くだりに入ります。。
そもそもことの発端は2023年の
ボクシング世界選手権です。
(・n・;)
56年前のことは知らないし、
28年前のことは懐かしいですが
1年前のことは最近のこと、
って私は定義しときます。。
この大会にはロシア人選手も
たくさん出てました。
ちなみに最近ロシアはその
問題児というか…(´-ω-`)
マスゴミの表現で言うところの
[ヤンチャ]をしているので、
国際的なスポーツイベントには
あまり出られていません。
IOCから爪弾きにされてます。
けどそれゆえに出場できる
大会は貴重なんです。
国威高揚のためには何としても
勝ちたい大会みたいなんです。
ちなみに余談ですが…(ーωー)
IBAの会長はロシア人。。
プーちゃんとも繋がってる人。
そこでなんとなんと…
遺伝子検査を行ったんです。
( ゜C゜;)
実はIBAは他の団体の違って、
今でもたまに遺伝子検査を
することがなぜかあるんです。
だからIOCと仲が悪いって
事情はさておきですが、、
理由は…ロシア選手を勝たせる
ために2022年度の大会で準優勝
しているヘリフ選手を失格に
追い込むため、、
だったかはわかりません。。
(・n・;)
詳しいことは知りません。
ただとにかくこの検査の結果、
二名がXYだと分かった…らしい
ので失格処分にしたんです。
とはいえ…(・n・;)
実は難しいのはその後です。。
だってさっきも書いたとおり、
女性の遺伝子をXYだと公表する
ことはド級の人権侵害。
いくらヤンチャなロシア人でも
そこまではできない。
知識も知性もなく差別発言をする
ネット民に比べりゃロシアは…
国家です。(`・ω・´)
ネット民の数方倍は国際レベルの
常識も良識もあるんです。
そこをバカにできる知性のある
ネット民はほぼ100%間違いなく
存在し得ません。
東大卒程度では鼻が失笑します。
それで検査結果を含む失格までの
経緯をうやむやになります。
ただそれではなぜ失格なのかの
説明がつかない、(/・n・)/
その理屈付けとして二人は…
失格ではなく欠格ってことに
なってしまいました。
(´゜д゜`)
資格がないから出場させない。
つまりヤフコメなどで聞かれる
[男だから参加させない]と
同じことを実行したんです。。
なんとも酷い話、、"(-""-)"
ロシアはネット民と同レベル??
ただそうなると当然IOCは…
IBAと仲の悪いIOCは黙っては
おりません。(`・ω・´)
2024年のパリ五輪には出すって
早々と公言したんです。
とはいえ2023年には失格欠格の
選手が2024年の五輪で活躍と
なればIBAとすれば立場がない。
(´-ω-`)
だから欠格を理由に出場をさせ
ないようIOCに求めます。
それで両者は何カ月もズブズブ
もめることになり、、、
二人の五輪出場が決まったのは
五輪の数か月前。(´-ω-`)
それで急いでIOCの側から
招待したんです。
まぁそれでも出場できたから
よかったね、なんですが、、、、
ここにエアポケットが
できてしまったんです。
(・c・;)
だって先ほどに書いたとおり
彼女らは[ホルモン数値]を
調整しないと国際大会には
出場できない立場だから。。
では…調整とは??
それが実は、、
【一年以上前から継続して】
定められた数値を満たす、
ことが条件ですから。
( ゜Д゜)
そしてその数値を調べて
証明するのは殆どの競技では
その競技団体が主管のこと。
つまりボクシングでは…
【IBAが一年以上前から
数値を調べて証明する】
ことが条件ですから。。
\(◎C◎)/!
ちなみにっちょっと脇道に
それますがこの条件…
(。-n-)
例えばトランスのような
完全な男性の体で青年期を
過ごした人にとっては
適用できません、、
だってこんな条件では
普通の女性より圧倒的に
有利になりますから。
しかも昨今はこれより更に
トランスに有利な条件で
ルール作りされてますから
お話にもなりません、、
加えて男女の力量差とは
体格差も含みますから、、、
体重別のない他競技の方が
ボクシングより遥かに重篤な
大差になるってことくらいは
理解しといてくださいね。。
格闘なんてレベルではない。
もしトランスの元男性に、
女子バレーやバスケの参加を
許可したらどうなるかを
少しは考えましょうよ。。
けどこの人たちはあくまで
生物学的に女性だから。
(。-∀-)
男性ホルモンは多くても
その受容率が低いから
ホルモン量を同量にすれば
受容率の低い方が不利。
つまり男性的な身体の特性と
相殺されて有利不利はない。
だから彼女らは女子選手と
対等に戦えるとされている。
…はずですが、、
【IBAが一年以上前から
数値を調べて証明する】
(・n・;)
それ…不可能になりました。
だってIBAは欠格した選手の
ホルモン数値を調べては
いませんから。( ゜c゜;)
選手だって調べられなければ
自らホルモンの調整なんて
するわけないですから。。
ということはもし彼女らを
五輪に出場させたなら…
ルール違反です。
( ゜Д゜)
五輪が掲げる理念の
【全ての人がスポーツをする
資格がある】は満たせても、
自分たちが決めたルールを
破ってたら話にならない。。
(/・ω・)/
直前にホルモン調節すれば
少しはマシになりなすが、
正当性にはならないし、
つっこまれたら弁解不能。
それどころか次回大会の
ルールがあやふやになる。
一年前からでなく数ヶ月前に
ホルモン調節したら女子競技に
出られるって前例を作れば、
もうトランスや差別団体やらの
やりたい放題になる。。
そこでIOCはどうしたか…
バッハ会長は何を言い出した
かというと、、
【彼女らは女性だから
出場を認める、】
大体そんな感じのことを
言ったんです。(/・ω・)/
つまりトランス団体よりも
差別意識も有利不利も少ない
アンドロゲン不能症の彼女らを
認めることで騒動を収めよう
としたんです。。
ちなみにパスポートってのは
その判断材料の一つです。
パスポートの記載事項だけで
性別判断したわけではない、
ってのは言うまでもない。
('ω')
まぁくだらない揚げ足取りは
おいといて、、
判断材料はどうあれ彼女らを
女性と判定したってことは、、
ホルモン云々関係なく女子…
今回に限り無条件で女子競技に
参加を認めちゃう。
という意味と同義に、、
(゜∀゜)
…ってあれれ???
それが今回の騒動の全て…
だと思います。
(;´∀`)
要するにIBAとIOCが意地を
張り合った結果として…
男性ホルモン数値が高い女性が
調整なしで女子競技に出られる
今回限りの条件が…
誰の悪意もないままにたまたま
スポっとできてしまった。
それが…全てと思います。
ただ必要な一年間の調整期間を
経なかった彼女らの肉体は…
想定以上に逞しかった。
(;^ω^)
たぶんIOCもあそこまで逞しい
とは想定してなかったのでは、、
ってことだと思ってます。
だから他競技を含めて再発防止
を考えるのなら単純なこと。
調整期間を保証できる環境を
二つ以上設けること。
今以上にこれ厳しく守ること。
それだけでいいと思ってます。
(・v・)ノ
それで世界に約400万人いると
言われている同じ症例の人が
救われるとも思っています。。
あと…これトランスの問題とは
全くの別物ですから。
(´-v-`)
そこは明確にしないとまた同じ
間違いが起きるとも思います。
まぁ…そういうことです。
(´・ω・)
できるだけ誰も悪者にしない
ように書きましたが乱筆の程は
ひらにご容赦お願いです。
だから皆さんも誰も傷つけない
ようご注意ください。
あと補足にもなりますので
第一弾も読んでやってください。
https://ncode.syosetu.com/n8690jj/