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03,圧迫祭り! 狂気のガシャドクロッ!!《前編》


 私立綾士歌(あやしか)高校。


 県内でも有数、この奥武守(おうもり)町内に限れば間違いなくトップランクのスゴイ進学校。

 そんな綾士歌高校の三階フロア、一年のA組教室。時刻はHR開始直前ギリギリ。


「月匈音。喉が渇いている気配がしたぞ。これを飲むと良い」

「あら、見ないと思ったら。ありがとう。でも、飲み物を買いに行っていただけにしては、不思議と時間を食ったようね?」


 皿助から日ノ本サイダーを受け取りながら、月匈音がなんとなく尋ねる。


「いつぞやの先輩たちが、またしても自販機を占拠していてな」


 綾士歌高校の特徴はその狂ったように高い偏差値と「自由」と言う言葉が踊り狂う校風が特徴的である。


 例を挙げれば、まず身嗜みに関する校則。一切無い。制服の着用義務はおろか、まずそもそも着衣義務が無い。極論、登校途中で捕まりさえしなければ、全裸で登校しても許される。髪型や染髪も当然自由。おかげで、全校朝礼で整列した生徒達を壇上から見下ろせば、その景色はまるで一面の花畑か、駄菓子屋の飴玉売り場みたいな様相を呈している。一例だけでも自由感が止めどない。全ての自由要素を片っ端から枚挙しようとすれば、世界的数学者が半生を懸けて書いた様な証明論文並の文量になってしまうだろう。

 故に、学生の味方・一〇〇円自販機を占拠する不良集団なんてのもちょいちょい現れる。


 一〇〇円オアシスを不当に奪われ嘆く生徒たちの呼び声に【良い男】が応えないはずもなく。

 そう言った不良らと皿助のバトルは一種の名物にすらなりつつあった。


「ああ、まーたあのちょい悪先輩ども……今月だけであんたに三回ボコられてるのに、懲りないわね」

「あの根性と再起の早さ、そして何より結束力は素晴らしい。方向性さえ正せれば……」


 と、その時だった。


「む……今、何か……」

「どうしたの?」

「むむむ……やはりだ。何かを感じるぞ!」


 ピィンッと皿助は何かを直感する。これは美川的直感……誰かに危機が迫っている!


「この感じは……晴華ちゃんの身に、何かが起きている!?」

「パッチーに……?」

「しかも中々に差し迫った状況のようだ!」


 皿助は「すまん月匈音!」と叫びながら、跳躍。

 そのまま教室の窓枠に足をかけ、大空へと飛び立つ!


「先生に、美川は一身上の都合により欠席すると伝えてくれ!」

「え、ちょっと、皿す…」


 月匈音が言葉をかける間もなく、皿助は重力に導かれて落下。

 三階程度の高さでどうこうするほど美川人はヤワではない。着地と同時に走り去る。


「……皿助、今日の体育、あんたの好きな組体操だのに」


 まぁ、それを伝えた所で……心友がピンチかも知れない状況で皿助が止まったとは思えないが。

 付き添いたい所だったが、先生への伝言を頼まれてしまったので仕方無い。


「ま、あいつなら大丈夫でしょ」



   ◆



 皿助が直感に導かれたのは、昨日の夕方に晴華と出会った河川敷だった。朝方でも依然、通勤通学路から逸れているおかげで人気はほぼ皆無。土手を吹き抜ける爽快な風は草葉の匂いを纏い、川の水面は朝日の眩い光を受けて白銀に近い色合いで煌く。


 土手の上から見下ろす川のほとりに、皿助は晴華を見つけた。


「晴華ちゃんッ!」

「べ、べーちゃんっ、何でここに!?」


 そこにいる……と言うか転がっているのは、間違いなく皿助の心友、豊満ナイスバディ河童姫の晴華。

 しかし……おお、なんと如何わしい事か。晴華の肢体は荒縄によって縛り上げられていた。縄が食い込む事でその肢体の豊満さが強調されている挙句、各所の裾や襟が縄に巻き込まれてめくれ上がってしまっている。非常にインモラル。皿助は自身の胸や視線が熱を帯びるのを自覚した。


 マザーウォール、母の笑顔を想像して冷静さを保ちつつ、皿助は叫ぶ。


「晴華ちゃんっ、何故にそんな不思議で素敵…否ッ、不思議で最高…じゃなくて、不思議な状態になっているんだ!?」

「がっしゃっしゃっ……見てわからないのかい。アタシがやったのさね!」


 晴華に視線を釘付けにされていて全く気付かなかったが、縛り倒されている晴華の隣りには人影があった。

 体型は胸部の膨らみを除いてよく引き締まったスマート&ロング。服装は時代錯誤な長白ランの特攻服を前全開で羽織り、ヘソから下はぶかぶかの白ボンタン。端的に言うと、非常にわかりやすくアイコン化されたヤンキースタイルだ。

 胸に巻かれたサラシと、その大きめの膨らみから察するに、女性……お姉さんだろう。

 何故、皿助がその白ランお姉さんの性別を顔ではなく胸で判断したか。理由は二つ。

 一つ、晴華ほどではないにしろ、その胸が大きく膨らんでいたため真っ先に目が行ったから。

 二つ、その白ランお姉さんは、髑髏を模したヘルメットを被り、上唇から上を隠しているから。


「お前は……誰だっ。いつの間にそこに!?」

「……最初(ハナ)っからいたけど?」


 本当、晴華に釘付けでマジで微塵たりとも気付かなかった。

 己の不覚を噛み締めつつ、皿助は土手を滑り下りる。


「晴華ちゃんを縛ったのは自分だと言ったな。どうしてそんな事を……一体、何者だ!」

「アタシは芽志亞(ガシア)。【餓者髑髏(ガシャドクロ)】っつぅ妖怪さね」

「妖怪だと……!?」


 これまた、実に人間感の強い御姿である。正味、時代遅れのヤンキーが髑髏の仮面を被っているだけではないか。ハロウィン企画物のコスプレ系セクシービデオ出演者の方が妖怪じみていると思えるレベルだ。

 まぁ、妖怪たちの妖怪感欠乏ぶりは今に始まった事ではないので、皿助はその辺をあっさりスルー。


「晴華ちゃんを縛り上げる妖怪……と言う事はズバリ、天狗の刺客なのか!?」

「その通りさね。アタシの今回の仕事はこのお姫さまの拉致だよ」


 早速、棚上げしていた問題と向き合う時が来てしまったか……しかし、ふと皿助はある事が気になった。


「ちょっと待ってくれ、ガシャドクロ?」


 今、芽志亞は自らを「ガシャドクロと言う妖怪である」と言った。

 何故、天狗族の刺客が別の種族の妖怪なのだろうか?


「逃げてくださいべーちゃん、この妖怪は【|とにかく多彩さ重視だぜ《メッチャ・バラエティック・フォース》】……通称【MBF】と言う、天狗山の傭兵部隊です!」

「傭兵……!?」

「良く言えば、ねぇ。ぶっちゃけ、アタシらなんてただの【はみ出しモノ】で【荒くれ者】さね」


 芽志亞は何を思ったか「よっこいしょ」としゃがみ込むと、晴華の胸元、即ち素敵な谷間空間へずぼっと不作法に手を突っ込んだ!


「ほわああああああ!? ちょ、何をす、ひゃわ!? ま、まさぐらないでくださいよう!!」

「お、お前、ちょ、いきなり何を……!?」

「いやさね、ちょいと探し物……お、これかねぇ」


 芽志亞が晴華の谷間からすぽっと引き抜いたのは……ミヤマクワガタの死骸。


「……違うねぇ。と言うかなぁにこれぇ?」

「それは昨夜、独りの夜に耐えかね話相手として拾ったクワガタさんです!」

「せめて生きてる相手を探しなよ……これじゃあなくてねぇ」

「ってほあああああ!? またですかぁ!? さてはあなた変態さ、ちょ、変な所を摘ままないでください!!」

「これはキュウリ、これはエビチリ……これも違う、それも違う……って、何でもかんでも胸に突っ込んでんじゃないよまったく……ああ、あったあった。今度こそ、これさねぇ」


 芽志亞が取り出したものは、皿助にも見覚えがあるものだった。

 表面に浮世絵風のキュウリが描かれた平皿……間違い無い。ダイカッパーへ変身するための皿!


 まずい、あれが敵の手に渡っては……と皿助が焦ったのも束の間。

 芽志亞はまるでフリスビーのように、皿助へ向けてダイカッパーの平皿を投げ付けた。皿助はそれを反射的にキャッチ、芽志亞の意図が理解できず、動揺しつつも警戒を強めて睨み付ける。


「何のつもりだ……!」

「がしゃしゃ。察するに、あんたなんだろ。その機装纏鎧でトルノーズの小隊副隊長補佐官を打ち破った不思議人間ってのは。話ァ聞いてるよぉ」


 芽志亞の口角が耳元にまで届きそうなほどに裂け上がる。

 それが彼女の【スイッチ】だった。


「ァアタシはね!? 正味ねぇ、どうでもいい!! どうでもいいのさ!! 天狗の姫とか! 河童の姫とか! どおぉぉぉでもいいィィィィィイッ!!」

「……っ……!?」


 豹変。あまりにも唐突な芽志亞の変貌ぶり。

 流石の皿助も激しい困惑と戦慄を隠せず、絶句しながら後ずさりしてしまう。


「でもでもでもでも仕事だから一応河童姫の拉致はちゃぁぁああんとやるよぉ!? やるさねぇぁ!! だってお金は必要だものぉ! 生きるために仕方無ぁぁくやる事だから仕事って言うのさ!! わかってるぅ! わかってるでもぉまたしてもでもでもでもぉぉぉ!!!!!! 仕事ってさ!? 仕事ってさあぁぁあああ!? どうせならァァアァ殺り甲斐あった方が良くない!? 良いよね良いよな良いじゃん良いってぇおおぉぉおいッ!」


 異常だ。髑髏の仮面の奥、芽志亞の瞳のギラつき方は、異常、異質、異端、不思議。

 唾液が飛び散る事も憚らず、芽志亞は激しく体を揺らしながら叫び続ける。


「潰したいッ、潰したいのさ……叩き潰したい、握り潰したい!! 何を!? 強い何かを!! 誰を!? 強い誰かを!! だぁからあぁんたを待ってたんだよぉぉぉおおおおうおぉおぁぁああ会いたかったぁぁあああああああッッッ!! 来てくれなかったらどうしようかと思ってたぁぁあああああああああああありがとぉぉぉおおおおお!!」

「なるほど……はみ出しモノで、荒くれ者、か……!」


 先ほどの芽志亞の発言、実に合点が行った。

 この女は、少しクセが強過ぎる。何かとんでもない事をやらかし、ガシャドクロ一族の集落から逐われ、天狗の元へと流れ着き、傭兵になった……と言った所か。


「戦っちゃあダメです、べーちゃん……ご覧の通り、めちゃんこ危ないこの妖怪さん!」


 晴華の言う通り、芽志亞のテンションは常軌を逸している……。

 一〇〇人に訊けば誰だって「危ない奴だ」「関わっちゃダメだ」と答える!


「しかもMBFは皆、とっても強い機装纏鎧を持っているとウワサですっ……昨日の天狗さんとは訳が違います! いくらべーちゃんとダイカッパーでも、戦ったら絶対に殺されちゃいます!」

「あぁぁあああ!? アタシをなんだと思ってんだよおぉおぉおおお!? 流石に殺せって命令されてない相手を殺したりしないしぃ! 絶対に殺さないしぃぃい!! ただただただただ血の一滴も滴らなくなるまでペチャンコにギュギュギュギュギュウゥゥゥゥゥゥって握り潰すだけだしぃぃぃぃぃ!!」

「殺す気が無いのは有り難いが……それは下手したら死ぬぞ」

「大丈夫だってぇのこの心配性さんめぇぇ!! 遠出の時に鍵を締め忘れたかもぉぉぉおって慌てふためくタイプか可愛いなぁぁおぉぉいいおいおい!! 歳下の可愛い男はタイプだから圧縮した後でお姉さんが良いコトたくさんしてやんよぉぉぉぉぉぉおおおおお!!」

「お姉さんが良いコト、だと……いや、そんな事よりも!」


 皿助の脳裏に、今朝の丹小又との会話が過ぎる。


 ――妖怪との、特に天狗族との関わり方は、充分に熟慮してくださいですニャン。


 芽志亞は種族は違えど天狗族側の妖怪で間違い無い。

 晴華は既に拘束され、芽志亞の傍ら。彼女の手中。連れて逃げるのは難しいだろう。晴華を助けるには、芽志亞と戦うしかない。

 先ほど、芽志亞より渡されたこのダイカッパーの平皿を用いて。


 ……しかし、だ。相手は傭兵。言わば、戦闘のプロフェッショナル。

 しかも所持している機装纏鎧もめちゃんこ強いらしく、晴華の見立てでは皿助&ダイカッパーでも勝てない。


 負ければ、どうなるか。


 芽志亞のあの少々クレイジーサイコが過ぎるテンション……殺す気は無いと言ってはいるが……。


 ――妖怪側に貴方の命を奪うつもりはなくとも、貴方は死んでしまう事が充分に有り得ますですニャン。


 どうすれば良い……どうすれば、自身の無事を確保しつつ、晴華を救出できる?


「……ひとつしか、あるまい!」


 覚悟を決めた皿助が、平皿を天高くへと振り上げる。


「なっ、べーちゃん!? ダメですってば!」


 その動作から、皿助が機装纏鎧を起動して芽志亞と戦おうとしている事を察したのだろう。

 晴華が必死に声を張り上げた。


「その気持ちは嬉しいですっ……だから気持ちだけで良いんです! ありがとうございます! なのでお願いです……無茶しないで、逃げてください!」


 今にも泣き出しそうな晴華の叫びに、皿助は……不敵な笑みを返した!


「晴華ちゃん。【受験戦争】と言うモノを知っているか?」

「て、へ、ぇ、じゅ、ジュケン戦争?」

「やはり、妖怪は知らないか。妖怪には学校も試験も無いと古くから言うしな」

「んんんん!? で、そのジュケン戦争がなんだってのよぉぉおおおお!?」


 もう辛抱たまらん、と芽志亞が唾液を散らしながら吠える!

 その勢いに気圧されかけるが、皿助も負けじと声を張る!


「受験戦争とは戦いだ。己の実力に見合った志望校(戦場)を選び、戦う。望んだ未来を勝ち取るために!」


 ……だが、皿助の受験戦争は少しだけ違った。


「俺は、月匈音と同じ場所へ向かうため、自らの実力より遥か上の……周囲の多くが『無理だ』『不可能だ』と言う戦場を選んだ」


 綾士歌高校は指折りの進学校。生来、勉学は苦手でも得意でもなかった皿助に取っては、実は手の届かない学校だった。

 皿助が綾士歌を受験すると宣言した時、彼の親族と月匈音以外の誰もが、彼の身を案じたほどだ。

 それくらい、無茶苦茶だと思われた挑戦。


「だが、俺はただ我武者羅かつ無茶苦茶に足掻く事で、その戦場を乗り越え、今を、合格(勝利)を掴んだッ!」


 一夜漬けなんて生ぬるい物ではない。一年漬けで勉学に励み、おかげで今となっては皿助も立派な綾士歌高校の生徒!


「辿り着きたい場所があるのならばっ。望む世界があるのならばっ。欲しい未来があるのならばっ……無茶苦茶の一つや二つ、努力と根性と気合で押し通してこそッ!」


 皿助は頑なだ。一度でも自分が「そうすべきだ」と思った事を、諦めたりはしない。それが【良い男】要件のひとつだと考える。無茶がなんだ。不可能がなんだ。皿助は既にそう言う状況をひっくり返した実績と自信がある。


「晴華ちゃんを助け、守り、俺も死なない方法。それは、どうにかして『勝つ』……ただ、それだけだ!」

「む、無茶苦茶ですよう!」

「その無茶苦茶を、今から押し通すと言ったッ!!」


 晴華を救うには、芽志亞と戦うしかない。

 ならば仕方無い。戦おう。全力で戦おう。戦ってやろう。

 芽志亞と戦い、負ければ、皿助は死んでしまうかも知れない。

 ならば負けない。勝とう。勝つべく全霊を尽くそう。そして勝とう。


「俺は、決めたぞ!」


 戦意と覚悟を込めた目で芽志亞を捉え、皿助は宣言する。


「俺は、お前に勝つッ!」

「べ、べーちゃん……!」

「がっしゃしゃしゃしゃしゃぁぁあああああ!! 良い目、良い顔、良い感じィィィイ!! 潰したい、潰してやりたぁいッ!!」

「お前は俺を潰せない……何故ならばっ、俺がどうにかして勝つからだッ!!」


 掲げた皿を掴む指に、改めて力と決意を込める。そして、叫んだ。


「機装纏鎧ッ!!」


 皿助の叫びに呼応し、掲げられた平皿が激しい緑光を放つ。すぐに光の中から大量の新鮮キュウリが溢れ出し、皿助の周囲に巨大キュウリ竜巻を形成。少しの間を置いて、キュウリ竜巻が軽快な音と共に飛散。竜巻の跡地から、緑色の装甲と、そのぬらぬらとした輝きが朝日の元に晒される。


『ダイ、カッ、パァァァァァァァァァアアアアアアアアアアアアアアアッッッ!!』


 体の各所に皿型武装を装備した、ゴリラみたいな無骨体型の二〇メートル級人型ロボット。

 ダイカッパー、見参である!!


『さぁ、俺の心友を返してもらうぞ、ガシャドクロの芽志亞!』

「がっしゃしゃしゃしゃ! 力づくで奪い返してみなァ!!」

『無論……だが、その前に――まずは一旦、晴華ちゃんを戦闘領域外に避難させる!!』

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