表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

日記を書くのは難しい。

作者: 白藤ありぃ


 今日は全然頑張らなかった。


 途中で諦めたおかげで、変に後悔しないで済んだ。周りからすれば馬鹿な選択をしていると思われるだろうが、今はこれが限界なのだと思う。泣いて、目が覚めて、湿疹ができて、髪を抜いちゃう……そんな私の限界値。

 明日はタスクの締め切りに間に合わせよう。これを書く時間に充てられればよいのだが、そんな気にもなれない。もう頑張ることを手放してしまった。自分の可能性に見切りをつけた。頑張った先に成果が訪れるはずなのに、心身が間に合わなかった。

 寝る時間を潰してでも頑張った先に視える世界を諦めてしまった。私は時間の使い方が下手すぎて、そんな無茶をしなければ結果を出せないことはわかっている。だから、いつも無茶をしていた。そして、自分というものをある程度上昇させていた。

 しかし、ガス欠した。もうタンクすら壊れた。ダラダラしていないと息が続かない。いや、なぜ生きているのだろう。15歳の目標は果たせず、20歳への延期もまた延ばしてしまった。生きるだけでお金がかかることを幼い私に気づかせたかった。お金を使って頑張ったら、将来は還元できるなんて考えるべきではなかった。養育費を無駄にした。元がクズだから足掻きようがなかった。  

 結局、精神が壊れて、人との会話にも支障が出始めた。何もできない。何もしたくない。体たらくな下等生物になりました。


 早く人間になれますように。私も高尚な生物になりたいです。


読んでいただき、ありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ