王都フェンスにて
まだぼやけてる視界で無理やり眼を開けるとそこには凄まじい光景が広がっていた
龍也は教室での光を直視してないからだろうか?周りのクラスメイトよりも眼の復活が早かった。
「なんじゃこりゃ……」
龍也が目にした光景を簡単にまとめると
自分の周りには眼を抑えながら苦しんでいるクラスメイトが数人転がってい、顎が外れて真顔で座っている者もいた。そして今自分たちがいる空間だが、ギリシャ神話に出てきそうな白い豪華な柱が、いくつもそびえ立つ円形の広間の真ん中に居た。
龍也は混乱している頭をフル回転させながら現状の整理を行っていた、いや、むしろこの状況を混乱せずに整理できる者などいないだろう。そんな中、とても渋い声が広間に響き渡った
「おお……召喚は成功だ!」
その声で我に返った龍也含むクラスメイト達には数秒の沈黙があった。そして
「おい爺さん、ここはどこだよ!」
そう発したのはクラスではムードメーカーの、平石勇樹だ。それに続いて
「俺らは教室にいたはずなのになんでこんな歴史の授業でよく見るような場所にいるんだよ」
と、発したのはイケメンでサッカー部の2年生エースの多田翔だ。
勇樹と翔の発言に頭が飛ぶんじゃないかと思わせるほど首を振る生徒が多い
そして
「ほっほほ、これは失礼……自己紹介が遅れました、私はこの国”フェンス”の神官長のウォン=メイアと申します。ようこそ勇者様方」
『勇者?』
クラスメイト全員の声は見事に合わさった
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
俺たちは現在、真っ赤に染まった絨毯の上で少し高い位置で豪華な玉座に座ってる人を見上げていた。なぜこんなことになったかというとさかのぼること20分前
「ほっほほ……そのような反応をすると想像なさってましたよ。ささ、細かい話は王がなさってくれます、ひとまずこの薄暗い部屋から出ましょうぞ」
と、神官のウォンに促され、20分ほど歩きこの場所に連れてこられた。ここに来る道中、一気に階段で下まで降りたかと思うと今度は人が2人並んでぎりぎり歩けるほどのスペースしかない暗い道を長らく歩き、今度は下った段差の倍はあるではないだろうかと思いながら長い階段を上ってきて、この玉座の間に到着し、いまの状況に至る。
「よくぞ来てくれた!歓迎しよう!我はこの国”フェンス”の国王であるフィーン=ガーナーである
言いたいことは山ほどあるだろうがまずはこれを受け取るが良い」
そう言われてクラスメイト全員に真珠のようなものが真ん中についているネックレスが渡された。
そのネックレスに興奮している生徒が少々いる中……
「そのネックレスをつけ、真ん中の宝石に触れながらステータスと念じるのだ、さすれば自分の職業、そしてステータスがみれるぞ」
と、国王が直々に声を張り上げる。
そして一斉に「おぉぉ!!」という歓声が上がる
そんな中龍也のステータスはというと……
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
村雨龍也 17歳 男
職業 盗賊
属性〖光〗
体力 55
魔力 100
筋力 50
知力 75
守り 25
ーーーーーーーーーーーースキルーーーーーーーーーーーー
奪取
言語理解
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「ん?盗賊なのに属性が光なのか?職業に合ってないきが……それにステータスにばらつきが激しいな、ほかのやつらはどうなんだろう?」
と龍也が思っていると
「おおおおおおお!!!!翔すげーじゃん!!!!」
「いやいや皆も全然すごいじゃないか」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
多田翔 17歳 男
職業 勇者(仮)
属性 〖火,水,風,光,闇〗
体力 500
魔力 500
筋力 500
知力 500
守り 500
ーーーーーーーーーーーースキルーーーーーーーーーーーー
能力向上
聖域
言語理解
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
平石勇樹 17歳 男
職業 傭兵
属性〖火,風,光〗
体力 450
魔力 100
筋力 370
知力 50
守り 600
ーーーーーーーーーーーースキルーーーーーーーーーーーー
合金
守り向上
言語理解
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
え?ステータス高すぎない?と龍也は心の中で声が裏返るのではないかというほど叫んだ。
どうもこんにちは、船津葵です。この度はご覧いただきありがとうございます。ゆっくりとマイペースで更新させていただきます。是非次回も読んでいただければ幸いです。




