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9・反攻作戦だー



麻薬農業のための人の管理をして3ヶ月ほど。状況に心を染めないように可能な限り毎日自分の目標と意思の確認をして情報集めと作戦を練ることを続けておりました。


あ、毎度おなじみのメタですがここの星の1日は地球の3倍ほど長いです、だから放射冷却で夜寒いんだよねー。地軸もそれなりに傾いてるので四季があり、冬は厳しい寒さです。多分星も3倍4倍は大きい。500年ほど寝る前は資源は貧素な星で、アステロイドから石ころ引っ張ってきて採取してたけど、今はどうじゃろ。化石燃料は豊富にあったけどね。


三ヶ月の間に農業奴隷もレイダーも人が結構変わりました。奴隷は様々な理由で殺されるし、レイダーは馬鹿だから死ぬんですよね、非効率な。教育しないからこうなる。


それでロシアよろしく畑から生えてくる人間を収穫に行くわけですが、そこの場所を突き止めました。内陸の土地ですがここより南東、ドドスコ山の麓だそうです。名前は山の名前からドドスコ。人口はどうもスカベンジ町より大きいみたい。ここに支配されてるようです。定期的に収穫されてるのはそのためか。ここを潰さないと通報されるのが目に見えてるね。一掃する方法を考えないとな。筋肉を潰せば終わるわけではない。組織は根っこから潰さないと。


ここの人口は奴隷が300人を行ったり来たり。死んで補充されてなのでそうなりますね。レイダーは50から80くらいかな。そんなに多くないけど全員が武装してますし私の時代の軍隊の最少小隊人数8人で考えても最大10個小隊がいる計算に。普通の人じゃ掃除できないね。私もエネルギーが持たないな。ふーむ。


あ、あれか。時間かかるけど。起きたときが誕生日だから今22歳、正確には522歳だけど…523歳か4歳になるけど抜け出せるかもしれない。



この日を境に農業は張り切って行いました。右手にナックルシールド、左手に鉄パイプ持つだけだけど。しかも今は力を使えないので衝撃が緩和されないからナックルシールドあっても骨が折れると思う。後でナノタンパッドでも詰めておきたいね。ナノタンは凄いウレタンパッド。ナノたんではない。なにそれかわいい。



「さあ、これを刺して私と楽しみましょう?吹っ飛ぶわよ?」


「ぐへへへこの女をtgyrftgyできるとはぐへへへ」


麻薬とレイダーとの交わりもスタート。愉しいことを知ってもらわないとね。本当に身体張ってるな私。私も勿論麻薬刺してますが、終わった後に気で素の脳みそに戻してます。中毒治す薬も作れるっちゃ作れるしね。これらもそういうことをされたときの対処法として習った。勿論男女ともにだよ?


そういうわけで麻薬で夜のお楽しみを徐々に広めつつ筋肉と相手もして3ヶ月ほど。以前から続けていた農地に麻薬の草が生えてきました。これは普通は売るらしい。普通は。


少量ながら一日一度は収穫できるので、収穫して精製。レイダーが卸しに行ってます。まずはここからだ。次に低木樹のアレを用意させて栽培開始。こっちは育成に半年、収穫は2月に一度かな。



ふふ、良い感じだ。こっちの麻薬でも好きな人は多いらしくラリリ始めてる。もう少し頑張れば廃人になるな。



そう、阿片を作って売りながら横流しルートを作って(私経由)阿片の快楽に溺れてもらいながら阿片中毒で廃人にさせようというわけです。筋肉との相手にも使ってるけど筋肉は気が使えるのであまり効果は無い。でも下っ端が駄目になれば潰しやすいというもの。あとでどこに売っているか調べておこう。


筋肉も事態を知って調査と薬物の禁止を打ち出してますが、一度知れば禁止はいやめますなんて出来るはずもなく。栽培をやめて完全に元を絶たないと無理だろうね。それをしたら貴重な収入が消え去る。ふひひひひひひひ


低木樹のコカを抽出できるようになってからは事態が加速。こっちのほうが気持ちいいらしいからね。

私の夜のテクニックをつかって…は私は筋肉以外との交わりと禁止されたので出来ず、密売だけをすることに。まだ私が黒幕とはばれてない。ばかしかいないからな。


523.5歳くらいになった頃には廃人と薬をやらない正常な人、レイダー候補生(すぐに廃人組に半分は持って行かれる)という状況に。はっははっははっは。そろそろだな。




「おいねえさん、今日もあれくれよ。」


「それがね、ニク様が完全に規制してもう手に入らないの。」


「なんだって!?おいおいおいおいそれはこまるよう!!!」


「そうよね、ニク様がいなくなればまた取引してみんな幸せになるんだけど。」


簡単ですが筋肉に憎悪を向けさせることにしました。上手くやれば反乱が起きる。麻薬渡すときは首輪外して変装してますのでまあばれてないでっしゃろ。


そんな感じでニクを殺せムードを廃人組に植え付け。筋肉の動向が気になりますが、お相手してるときにとくに私を疑ってる感じはしていないので大丈夫かな。かなりゆゆしき問題とは捉えてるようだけど。広まった麻薬はそう簡単には浄化できない。



日に日に廃人組の性欲中毒欲求は増大。廃人しきってる人もいますがそれはそれで。死んだようなもんだ。



「ねえ、ニク様を始末しちゃわない?そうしないとみんな駄目になっちゃうわよ。明日の早朝とかどうかしら。あの小娘との一戦が終わったときなら素っ裸よ」自分で自分を小娘というのは泣ける


「ああ、そうだな。みんなの麻薬のために。」


というわけで反乱の火が灯りました。私はその日は盛大にお相手+おくちゅりを経口投与。筋肉は大いに暴れてクッタクタに。これでこいつとの関係は終わりだ。



早朝まで相手しました。疲れる野郎だ。魔法使いの服を着ます。


早朝になってそこかしこで火の手が。なんということでしょう(棒読み


「なんだこれは。馬鹿どもが反乱を起こしたのか。麻薬のために」


「快楽は覚えれるからね。貴方も私に溺れていたみたいね。でもそれは今日でお終い。本当につまらない行為しかデキない男だったわね。」


「これはお前の仕業か。麻薬農業だけしかやらせていなかったはずだが…仕方ない、まず皆殺しにしてからこの後のことを考えよう。貴様はとんだお邪魔虫だった。死ね」


ニク・ダルマが気で私を殺そうとするその瞬間に


私が時を遅くさせて魔法で空気の粘りを無くし気で身体の増強


ニク・ダルマの頸静脈にぶすっと自己注入式のお注射をぶっさしました。


「ぬああ!なぜその動きができる」


「ざんねーん。すでに首輪は効力を失ってるわ。つけてると無能力に見えるようになってるだけ。それは即時効果のあるハッスル5よ。作るの苦労したー。もう貴方の攻撃はみきれるしー、そろそろー、ほーら私の事なんて分からないくらいの快楽でー動けなくなりまーす。」


「えっへっへっへげっげっげげ」


あーこわ。自分に打ったらこうなるんだろうなあ。怖い薬物だ。


筋肉はここに放置して廃人どもを建物に誘導。筋肉は縛り上げられて翌日火あぶりになるそうです。

さて、薬物を一度解放しないと。


この日はそこかしこで嬌声が響き渡り、えげげぐへへの筋肉が縛り付けられて火あぶりの準備が進められていました。いやー荒廃してる世界だ。

完全に廃人がここを制圧したんだけど奴隷はまだ解放できないので、とりあえず1カ所に集まってもらうことに。この人達が私の名声を知らせてくれる係だからね。



「ぐへへへhwせdrftgyふじこlp;@:」


「おれたちにくすりをかえせー!しねーー!しねーーー!しねーーー!」


筋肉は快楽に溺れながら石を投げつけられながら火あぶりで死んでいきました。人の肉ってくっせーんだね。


「さて諸君!糞野郎は死んだ!しかし薬をもっと手にれるにはどうしたらいい!?そうだ、降ろしてる先を皆殺しにすれば良いのだ!総員戦闘態勢!卸先のギャングスタ「ジャンキーズ」に突撃だー!!」


おおおー!ういおおお!!


薬で大興奮の廃人レイダーはギャングスタに突っ込んでいきました。どれくらい先なんだろ?


後をついて行くと3日かかりました。疲れても薬でドーピングするから全然休む気配がなかった。どんどん脱落していったけど。


ギャングスタの所に付いたのは20名ほど。全員ラリリ。んで、ギャングスタは連絡所みたいな所なので5人しかいませんでした。


「おまえらしねー!kすりはおれらのものはおを@あf」


「なんだあ!やんのか!?」


啖呵切ってましたがレイダー問答無用で突撃。5人だけなんですぐ死にましたね。無線が飛んだようですが。


ここに食料があったので一晩ほど待機させました。応援来るだろうからね。


案の定翌日応援が来ました。20名前後。




乱戦になったあたりで私の力を解放。問答無用で両者を潰していきます。


エアーコンプレッションキャノンや高圧高熱量高粘度の炎を半円状に飛ばすイグニスブレージング、磁力誘導された超高圧5500度の希ガスであるアルゴンガスを秒速1kmで吹き出すスピキュール等々、パールライト先生から教えてもらった技でなぎ倒していきます。鉄パイプで頭潰したりナックルシールドで心臓破壊したりもしたよ。魔法でマジックアローも飛ばした。


はっきり言って能力が無い人では私には勝てないです。特化されると負けるけど、この時代の特化は筋肉くらいしか見てないくらい貴重。筋肉も正攻法じゃないけど倒しましたしね。


そういうわけで軒並み殺して逃亡者も全て殺してゲームセット。まだ使える武器を持って、連絡所にあった工事現場に使うような一輪車に乗せて帰還。食料も確保しておいた。リュック手放したから野営がかなり厳しいけどどうにかなった。


町に帰ると奴隷の人がまだいました。やっぱり逃げるという選択は放棄してるんだね。状況による支配は恐ろしい。


「えーと、みなさん、ここのレイダーは全て殺しました。ここのレイダーは私だけです。ここに武器がありますのでこれをもって元の町に戻り、私を褒め称えること、以上。」


「………」


「きこえてんのかおらあ!さっさと動け!てめえらは私のお陰で奴隷じゃなくなったんだよ!報復も当分ねえ!ギャングスタがここを乗っ取るまではな!ここの装備は全て壊すか持ち去ること!使え無くしろ!農地や麻薬は全て焼き払え!さっさと動け!!」


ぴゃー


蜘蛛の子を散らすように奴隷は動きました。うーんなかなかに指示するのが大変だな。


町を完璧に破壊して、奴隷どもと一緒に帰還。収穫町は最初私の話を信用せずビビってましたが、2週間も何も来ないと本当の事と理解したらしく歓迎してくれました。うん、すぐに分かりましたってなる方がおかしいよね。


とりあえずバラックだけど住処ももらったし、ここはダンジョンが近いらしいのでコアとりでもしますかねー。魔法のリュックでいいから荷物もてるようにしないと。



娼婦がおわたにえんでよかたにえん。

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