レイダー戦三部作(予定)その3 終戦
頑張ろうって、無理じゃない?24機よ?1個大隊やんか。そりゃ、性能では勝ってますけどね……まず1対24になったら絶対勝てない。やるなら1対1を24回。各個撃破を狙えるとすれば……
攻勢機動防御しかないか……ざっくりいうと移動しながら打撃チームが敵の突破を狙いつつ、防衛チームが防御及び足止めして敵の攻勢をやめさせる作戦。造語。ああやめて軍オタさん私を非難しないでやめて。
攻勢チームは絶対的王者マリーよね。防衛は私だろうね、私しかいないし。今回は攻勢的陽動に近い動きをすることになるかな。
敵さんが馬鹿じゃないならマリーを落とすのは不可能って見るだろうから、統率者である私を狙ってくるはず。そこをどうにか引き込んで。
さてやるとなったら準備です。まずマリーを近くまで呼んでトリプルクロークで私とマリーを隠して軍施設内部に侵入。ここが一番カバーできる壁があってやりやすいでしょう。
武器も取り替え。40mm機関砲を私が持つようにして私でも簡単にナノマシン魔導アーマーを破壊できるように。
接近戦はかなり不利だからね。40mmあれば間に合うでしょう、当たればだけど。
両手の速射砲とグレネードは弾数のことを考えるとメインソースにはなりにくいんだよね。
弾薬を1からナノマシン生成するとやっぱりパワーを使うから長期戦には不利。とにかく私はマリーが敵を潰すまで耐えないといけない。3つのパワーは防御に回すことになるね。
アメルン・パトリオットが絡んでるから、レイダーたちが街に撤退させてもらえる可能性があるだろうし、そうなるととかなり辛い。やるとしたらこの基地に戻ってきた時だね。
綿密な計画をたてること3日、ついに実行に移すことに。連日同じ時間に帰ってくるからそこで入り口を閉める。
『やってやるです!』
「マリーがどれだけ落とせるかにかかってるからね、本当にやってやろうね。」
やってきました、24機と恐らく1人の能力者。今回の能力者は恐らく魔導、じゃないとアレだけ多くのナノマシン魔導アーマーを一度に消すことは出来ない。
マリーが狙うはナノマシン魔導アーマーの1個大隊、私はそれらがマリーを包囲するのを止める係。
『いきます!』
今までトリプルクロークで隠れていたマリーがいきなり出現して24機がいる広場に突っ込む!そして主砲と4本の腕に持った13mmでかき乱す!一気に4機撃破、パねえっす。後20機!
「おい、街にいたアイツだ!」
「迎撃、迎撃!!」
「こいつに効く武器持ってねえぞ、どうするんだ!」
「能力者の魔法がある!先生!!」
混乱して足並みが乱れたところに私が乱入、カバーを使いつつ40mmで狙撃していきます!しかし普通に動かれるとトラッキングが間に合わない。今ははっきりとマリーのほうが強いね。
「挟撃されてる!散開!」
散開するこの間にマリーが2機撃破、残り18!多いわー!
挟撃なので相手側はカバーできるポイントが少なくて、私も一機落とした!40mmつえー!
と、ココらへんで能力者が動いたようです。マリーの足が止まった。重力で止めやがったな、ドラグーンが重力異変を検知している。
対抗!アンチ重力フィールド!マリー脱出!でも履帯が少しやられたみたいだ。
ならば私が前に出よう、40mmを片手に持って60mm超速度速射砲を撃ち始める!弾はある程度作ってある!
ずどどどど!
この破壊力にはさすがにイスリャ製のナノマシン魔導アーマーでも勝てず、即座に破壊!後16!まだ撹乱できている、もっと稼がないと!
しかしここで能力者の邪魔が入る。一気に全機を消し去った、やべえなこれ。一度撤退しよう、マリー!
門を開けてから私とマリーは急いで基地から脱出、マリーの履帯が少しやられたため速度は出ませんでしたけど追撃は来ないでなんとかなりました。
私の負傷は左足と左肩、左肩に補助腕で保持されている20mm航空機間砲の損傷くらいですね。
地味に通常レイダーの攻撃を食らっていたのよ。かといってかまう暇がなかった。
しかし、何か一気に殲滅できる何かがないとやっぱり厳しいね。
あれしかないか。
次の日、応急処置をすませた我らは、厳戒態勢の中にある基地の近くに来ていました。
「砲撃準備よーし、発射しまーす」
ぽーい
どっかーーん!!
うん、マリーの倉庫に入れていた1トン航空爆弾を次々に投げ飛ばして「爆撃」を行ったのです。3つの力があればこれくらいは出来る。
上空にはられていた空間積層防御はセキュリティ切ったときに消失しているので、無慈悲な爆撃が続きます。
セキュリティ未だこっちにあるんで、扉閉めちゃったしねえ。引きこもっていてくれて助かった。
いくらナノマシン魔導アーマーが強いっていっても、戦車を吹き飛ばす爆弾ですからね、戦車以下の性能装甲であるナノマシン魔導アーマーじゃあひとたまりもないですよ。
延々と投げ続けた結果、ほとんど建物ごと壊滅したことがガンポッドの偵察にてわかりました。なんとかなったな。
「いやあ、お強いですねえ。」
「気が付かなかった、能力者か。」
「ええ、そうですよ。名前は……名乗るほどでもないです。さて、私が単身ここに来た理由はわかりますか?」
「右ストレートでぶっ飛ばされるために来た。か、勧誘でしょうね。」
「素晴らしい、正解です。勧誘にまいりました。私の下で働く気はありませんか?高待遇をお約束しますよ。」
「断ると言ったらどうなりますか?」
「死にますね。私の戦闘力は53万ですよ。」
「それは残念、私の戦闘力は……」
ときをほ、ぼ、と、め、て
右ストレートおおおお!!
「53億といっておきましょうか。」
能力者はもんどり打って倒れた!首があらぬ方向に曲がっている、死んでるなこれ。
「以前は搦手を使ったけど、今回は正攻法で倒せたなあ。」
時止めはずるくない、ずるくないったらずるくない。
念の為炎を作り出して焼却。最後はちょっとあっけなかったかな?
まだアメルン・パトリオットが残ってるけどさ。最低限和解したい
街に戻ると私とアメルンで一触即発な雰囲気に。いや私24機1個大隊倒したんだよ?諦めなよ。
「えー、レイダーはすべてぶっコロコロしてきました、私達の勝利です!アメルン・パトリオットの勝ちだー!」
先に勝ちを譲っておけばどうにかなるかなーって思って発言したんですが、割と効いたようで、表面上は和解できました。
なんとか街に滞在できるので、装着する暇のなかった120式試作腕とかを装着。パワーはあるかな?でも魔電池で動くの前提だから稼働時間が短そうだ、力で動いてくれない。
X字の高機動パックはすごいですね、パワー使いますが地上を滑走できますし、空中機動さえもやってくれます。
空中機動する意味はないですけどねー。
ナノマシン転送発射式とかで慣性を無視しないと、反動が抜けちゃって大した威力にならないです。
まあナノマシン転送発射の13mmと60mmのグレネ&超速度速射持ってるけどさあ。
3次元機動は早々簡単に補足できないので、そういう点では有利になるか。でもまだ戦車は無理。
そろそろ100式ジャパリがダメージ受けすぎてるので換装したい所。どこかにいい胴体と足がないもんじゃろか。108イスリャでもあればなあ。
100式ジャパリが本当優秀過ぎて他のやつに換装する気があまり起きないんですよね。
まだまだ動けるけど少々オンボロ&お金が心もとなくなったので、少々ハンター家業してお金貯めまーす。




