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5・町でお買い物や!!




ハンターメカニック傭兵スカベンジャー全部やることにした私はまずハンター協会へ。登録は一瞬。後は報酬の説明。


あ、1週間は10日で一月は40日、400日で1年が回るのは変わっていないみたいです。星の軸が動いたかどうかはわかりません。


「まず危険指定されているモンスターと特徴を示したデータをお渡しします。それに乗っ取って処理をして頂き、コアを持ち帰って頂ければ報酬をお渡しします。特別討伐キャンペーンはPDAでお知らせしますが、キャンペーンを過ぎてコアを持ち帰っても通常報酬になりますのでご注意ください。獣の引き取りも行っておりますよ。スカベンジしたパーツもお引き取りしています。」


だそうです。自分で使うコアとどうするかが悩み所だね。エンチャントを私はするからなあ。

引き取ったコアについては、それで魔法の原子を作って製造や補修などに当てているそうです。なるほど。私も製造してる人のところいってナイフ作ってもらうかなー。


今までは町の入り口くらいのところで全て済んでいたので、今度は町の奥の方へ。結構広いのよここ。スカベンジャーやメカニックをやるならこっちだそうだ。


こっちには…ガラクタの山と……… 反対側にTHE・整備工場という感じの巨大なガレージが。いま戦車?が出て行ったんですけど、真っ赤な。え、戦車が車?今度は普通のバンだ、「くるま」の基準がわからない。どちらも砲をつけてたけど。


えーと、スカベンジャーの方に行ってみよう。こm、ガラクタの山の前には店舗が建ってる。カモン物理望遠メガネ、「武器とスクラップからの製造のお店」という看板が立ってる。あれから作り出すのか………意外と展示品を見てる人も結構いるな。


物理メガネを消し去って、店の展示品を物色。はえー普通の原子とそれに似た魔法の原子を掛け合わせた融合合金とかも扱ってるのか。ここでいきなり最後の剣を手にするのも悪くないなゲヘヘ。ほお、可動式のプレートアーマーもある。マナが使えればあの当時でも現役だったんだよね。

セラミックプレートに化学繊維を抱き合わせたやつの方が強いけど可動式プレート作った方がコストが安いからね。あの当時の気の使い手は鋼を自在に曲げて成型するし、物理は粒子の均一化と硬化処理を熱を加えずににやってた。だからわたしじゃ子供以下なんですよ。


さておもしろそうだし入ってみるか。からんからーん。


内部は…スカベンジャーの品の買い取りと既製品のコーナー、オーダーメイドと既製品を調整するところかな。調整しない武具なんて使い道にならないものね。

ふーん、キャンプセットもある。子供連れも見てたりとなかなかおもしろい場所だね。私もキャンプ道具欲しいなーあの触媒式ウッドストーブとか超技術のテントにバーナーと燃料とか(チラッチラ


フライパンまである。総合的な金物屋さんか。うーん、いま効率よく背負う袋がないからこういうのは後回しだなあ。革製品布製品扱っているお店なら背負い袋売ってるかな。


色々物色した後オーダーメイドの所に。くそ、おっちゃんに一瞥された。


「こんにちは、ここじゃないかもしれませんが、作ってほしいものがあって尋ねたんですけど。」


「なんじゃ」


「靴。後靴下。一応オーダーメイドが最適なのでここに。違うお店でしょうかね。可能ならフレームの入ったリュックも欲しいんですけど。あまり背負えませんが…」


おっちゃんはにやりと笑い


「ふふ、そうかそうか。まあ確かにここじゃあない。あの整備工場の隣に立って織るから靴と靴下はそっちでやっとくれ。安全靴の先の芯なら作れるぞ。リュックもそこだ、同じようにフレームの調整と作成ならできる。ナイフはあるのか?」


「いえ、田舎が襲われて逃げてきたので。宿においてあるボロボロのナタと昔の金属で出来た良い感じに殴れる鉄パイプしかないですね。ここまでは獣は魔法で捌いてましたのであるといいですねー」


「ナイフは一番古くて一番頼りになるやつだからな。いやはやおもしろいやつが来たもんじゃ。作ってやるが、予算はどれくらい出せる?」


「うーんー、物価がわからないんですけど、水道を超高い金で直したので、服も全部取り替えで50ユロルくらいですかねえ。こっちに回せるのは金属板などの加工と合わせて20ユロルですね。」


おっちゃん目をまん丸とさせて


「そらかなり分取ったんだな。どれも軽くて丈夫な物にしておいてやろう。ナイフは可能なら大ナイフ小ナイフスキナーナイフとやりたいが。」


「んーそうします。小ナイフは折りたためないですか?大きなリュックは背負えませんからね。」


「んー調理用のナイフに近くなるがそれでもいいか。大ナイフを疑似刃にしてハンティングナイフにすれば大丈夫だろう。スキナーは小型にしておこう。スカベンジャーは狩りもするからな。ナタはどうする、取り替えるか。」


「ええじゃあそういう感じで。食うのも重要っす。ナタは柄を交換すれば使えそうですね。少々研ぎ直しして。リュックも綿屋さんですか?」


「あいわかった。リュックは化学繊維だ、綿と同じところで扱っている。あそこで全部かたどってもらったらまたこい。それに合わせてこっちも型取りする。」


はーい。というわけで綿革繊維のお店へ。となりでお洋服も売ってた。この世界、洋服は工場系なのか…


「こんにちは、しかをかく」


「なるほど、じゃあこれをしかしか」


「鹿」


「格」


というわけでリュックからなにから型取り。リュックはオーダーメイドにして高さ40cm幅30マチ25cmの中学生後半くらいのになりました。マチだけは広めに取った…お尻に寝袋とかが当たるようにすればおそらくは旅が出来るはず…


靴も勿論オーダーメイドです。靴は命なので。スカベンジャーやるので頑丈で厚い底のやつにしてもらいました。マナで覆うけど無傷じゃないからね。エンチャントもするけどさ。


革の手袋も2つほど用意させてもらいました。スカベンジャーと戦闘の時のブブヒー革?と、野営や獣の止め刺しや血抜きに使うウッシウッシ革?。3つ欲しかったけど量を減らさんと。


1~2週間かかってかかって設計図が出来たので、それをおじーちゃんおっちゃんに持って行き見せて靴の安全芯を書いてもらってさらにもう一度提出。試着しつつ完成。後はエンチャントや。

部位ごとにエンチャントするので内容は省略。「丈夫」「蹴れる」「摩耗しにくい」を中心にエンチャントしました。次は武器だ。


あ、洋服は3つほど買いましたよ、綿パンと厚手のシャツに革のジャケット、ライダースみたいな感じ。埃防ぐために裾はぜんぶ閉じることが出来るようになってます、荒廃してるからね。スカベンジャーにオシャレはいりません。いり…ま、なm、ま、せ、ん、………(ちのなみだ


これでおっちゃんのところに行ってナイフの受け取り。大ナイフは刃渡り210mm厚さ5mmででけーけど何でも出来そう。ちょっとした剣だね。私小さいし小さいし!!!!!

小ナイフは刃渡り120mm厚さ2.6mmでキッチンナイフと食事ナイフが兼用ギリギリで出来るかなーと。折りたためます。戦闘は難しいね。これも刺さる。スキナーナイフはちっさい。親指人差し指中指で保持して切っていく感じ。ガットもついてる。折りたためないけどちっさいから荷物にはならないかな。どれも鞘や入れ物付きです。うふふ。


「一応ヘルメットくらいしておけ。化学ポリマー樹脂が入ってるからへこむまでは防御力がある。」


「はーい。…ってスカベンジってそんなに危ないんですか!?」


「同業者と奪い合いになることもあるし、獣やモンスターの住処になっていることもある。一番大きな収入は機械のモンスターのジャンク回収だ。」


「oh…」


まじかーと思いつつもここの近郊にある昔の都市に行ってみることにしました。



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