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戦闘による異常なハイテンション


おや、おかしいな、街がなんか慌ただしいぞ。


大量の食料などを積んで帰還した我々ですが、街が不穏な動きを見せていることに気が付きました。

家臣が走って状況を調べ戻ってきた遠ころによると、南の大名から兵士が此方に送られてきているとのこと。どうも輸入した食材などを狙っての行動っぽいですね。


すごいことに街が籠城モードというやつに切り替わりました。ぎゅいーんと壁がせり立ち、ガゴーンと堀ができる。

入り口はぐぐっと絞られて東西南北の4方のみとなり各所各所に櫓がドゴーンと立ちました。

でも榴弾砲でこういうの一撃だよねって思ったのですが、強力な結界も同時にはられて強力な榴弾じゃないと結界突破は難しそうですね。


お車様はどこかに隠されて、城?かなこれ。まあ城内にいる戦力になる人材は軒並み動員されております。負けると狼藉を働かれ略奪もされるのが普通とのこと。

狼藉はもう私に働かされられなくてもいいかなーレイダーで十分……


ということでちょっとやる気です。相手方一般兵士もいるらしいので、頭の9mmlongで掃射しましょう。

13mm機関銃も手に持って装甲車や馬、魔導アーマーもボコりましょう。13mmでもめっちゃ銃弾でかいですから正面装甲をぶち抜く火力はあると思います。

76式まではそうでした。

マリーは前に出て3つの一般兵士向けのアサルトライフルと刀と轢くでなぶってもらおう。

うんうん、傭兵だから自由に動け



大名の護衛に回されました。なんで私そんな。


籠城モードに入ってから3日、ついに敵軍が到着しました。数いくつだろ。全然情報が入ってきません。でも行軍に時間かかってますから背後にある食料を焼けば潰走しそうですね。この結界を破るには相当な力が必要です。



んんんー!「戦略魔法」です!私の時代には古臭くて消滅しましたが、全てに7割知識のある私にはわかっちゃいました!

魔導が扱えるものを大量に集めて、精神を統一して魔素を魔法陣に送り込み、一気にドカーンドドーンとやる魔法です!これなら結界を吹き飛ばせる!

この結界は恐らく即座に貼り直せる複数ジェネレータ式じゃないので、貼り直しには時間がかかります。防衛計画が根本から崩れるな。


とりあえず前線の長に状況を報告。


「わかり申した、即座に武家で魔法陣を消しに参るぞ!馬騎乗準備!」


「絶対罠、というか防御のための作がありますよ!」


「考えられるのはなんと思うか。」


「こういうのは単純でしょう、防御布陣、道路に罠、魔導アー…武者鎧を貫通できるほどの銃弾。矢に向かって突っ込むようなものですよ。」


「その程度か。それが突破できずに武家はやれん。貴女は後ろ…」


「私も出ます、マリーを壊せるものは存在しません!」


というわけで武者鎧18機武家150人が南の広場に集結。確か1500から2000人の街だから、1割位がお武家さんだったのか。結構な軍備率だ。


「諸君、状況はわかっているな、とにかく突破し魔法陣を消せ。あれが敵の必殺の作であろう。武士の死に場所は此処である、存分に死んで参れ!」


えい!えい!おー!


えい!えい!おー!


すんごい士気だな…死んでまいれって言ってんのに。

私はマリーに乗り込み突撃の号令を待ちます。一人で突っ込んじゃ意味がないからね。


ぷおーーーおおー


号令の合図、ほらがいってやつがなったと思います。みんな動き出したしそうだよね。


最前線に武者鎧が並び、その後ろを一般人のフル装備と言っていい重装備のお武家さん、武士か、武士が連なります。私はマリーを武者鎧の横につけて、

機長の席にて車載銃にした13mm機関銃を握りしめます。うひょー戦争ってこええー。


相手はもうこの突撃しかないことをわかってますので、防御布陣で馬の勢いを止め、各個撃破を


したかったんでしょう



へいへいへい、13mm機関銃が布陣をぶっ潰すー、へいへいへい、9mmlong機関銃が罠を軒並み破壊するー、へいへいへい、マリーが馬向けワイヤーすべて切り刻むー、へいへいへい(戦争の戦闘による異常なハイテンション)


ゆうてね、機関銃はものすごく効いてるんですけど相手は1700人位の大規模集団でしてね(だから籠城作戦を取った)、いくら我々でも防御布陣に穴は開けても広げることはできないんですよね。


ただ、穴は開けた。当たり前ですけど布陣の中に罠は置けませんから、開けた穴から武士が突入、すごい乱戦になってます。しかし武士強い。南の方の一般兵士を撫で切りにしてますね。

ただ数がなあ。食料と魔法陣、魔導使いを破壊して撤退したいところです、すり潰されそうだ。


マリーのことを止められるものなし。私がぐんぐん魔法陣に近づきます。残念ながら機関銃は撃ち尽くしてしまいました。もっと冷静になってればなあ、一般的な戦闘と戦争の恐怖感と底から来るハイテンションは質が違った。


っさ、前振りどおり武者鎧が出てきました。マリーがひき殺そうとするけど失敗。ちょっと動きのキレが違いすぎましたね。ここは私か。


機長席からスタッと飛び降り華麗に地面に着地。


「ドーモ、榊風鈴です。ここは通させていただきます。」


「ふん、YAKUZAの挨拶なんぞしよって。この東大寺南殿とうだいじみなみでんが、ここを通さん」


「通してもらうしかないんですよ!」


ぬおおおおお!猛スピードで武者鎧に突貫!しかしヘビー型だなこれ3mはある!


そのままの勢いで刀と鉄パイプがぶつかる!



そのまえに3つの力でときをおそくして脇をすり抜けスタコラサッサ。君を相手にする意味がないのだ。

時が戻ったら全力で身体強化して一路魔法陣のところへ!


「がははは、貴様を相手にする意味などあるか!」


「きさまああああ!」


東大寺さんも追いすがりますがマリーが邪魔するのと、ヘビー級で速度が出なくてどうにもなりません。


む、もう一体追いすがってきますね、じゃあステルスで。はあ?なんで相手しないといけないの?その描写欲しいの?カンコンカンコンいうだけだよ?


そんなわけで突っ走り、魔導使いの一人をフルスマッシュ!トマトジュースひとつ……め……くっそ、トマトジュースを目標にして貫通弾を撃ってきやがった……機体の解析では13mmのナノマシン転送っぽい。装甲の薄い背中に6発受けちまった。

血液出てるな、ブルーブラッドが即座に塞いで治療薬首から投入したけど銃弾は体内っぽい。

うごけん。

でもうごかないとまたうたれてしぬ。けつえきがでてるからそれをめじるしにされる。


すげえ痛いけど痛み止めを投入し振り返ってから後退。背中に受けたから血液は背中を見せなければたしか大丈夫…ぐううう足跡消すほどの力が出ない。足跡で狙われてる。正面だからまだ弾いてるけど…




はあ、はあ、痛み止めが効いてきたぞ……今度は失敗しないように、大型ハンドガンで遠くの敵を狙おう。パシュン。よし、大丈夫だ。

ただかなり魔法陣に魔素が集まってる。魔素破壊出来る人が溜まった魔素を破壊するか、魔法陣をぶっ壊すかしないと1人でも発動できちゃう。

えーと、えーと……空中からナノ縮退ボムを撃てば破壊できるけど、マリーですら溶かしちゃう威力なはず、私やったことないし制御できる自信がないな。


「わたしはここまでか……」



「そうだ、貴女はそこまででよいぞ!余が二番乗ぃ!続くものはどやつかー!」


シュパッ、シュパ、シュパ


貫通弾部隊の首はねながら、突撃部隊リーダーが参上!続くは武者鎧14機!


「この魔方陣を破壊すればよいのだな!気でかき混ぜて乱せばよいであろう、皆のもの!」


「ハッ!*14」


武者鎧15機は一気に気を高めると気を同調させて魔法陣に気を乱入、今まで溜まっていた魔素を一気に雲散霧消させました。


「す、すごい。展開に追いつけない。」


そしてここでマリーが登場。あのヘビー倒したのかな?刀が赤いからそうなんだろうな。


『身体損傷をすで確認してあります!ハイスピードオペするから兵員輸送区画に!』


「いや理解が。」


「このマリーとやらがいなかったらここまでこれんかった。傷はどこじゃ、マリーが申しておる、早よう言うことを聞け。」


「あ、はい。次やることは食料の破」


「わかっておる、早よう傷を治せ。」


というわけでマリーの中で緊急摘出手術。体内に入っていたのは6発中1発だけ。マリーのハイスピードオペ初めて使ったかな。

ハイスピードってレベルじゃない速さでオペをしてもらい、摘出完了。

パワードスーツのブルーブラッドがいなかったら体破裂していてたかもしれないって。人にとって13mmはめちゃくちゃでかいからさ。本当に君らには助けてもらっているね……


この後は、魔法陣なくなって食料も燃えたってことで士気が大いに下がった南の大名の兵士は敗走を開始し、備えていた一般兵が追撃をしてほぼ壊滅まで追い込みました。武士の損失は38、武者鎧は甚大な被害が出ているものの完全破損及び死者はなし。一般兵は追撃なので負傷のみ。


「まずは……まずは……まずは勝どきをあげーい!」


えい!えい!おー!


えい!えい!おー!


えい!えい!おー!


「散った者たちへの哀悼を捧げる、黙祷!」


……………


「よし。よくぞワシの街を守ってくれた。皆のものには褒美を授けるぞ!」


「は?ワシの街?」


「風鈴には言うておらんかったか?」


「全然。いやだって貴方行軍の講義受けてたじゃない。」


「うむ、あの行軍は最初の行き道だけでも非常に役に立った。講義を受けた後の帰り道はもっと役に立った。どうせ傷が治るまではここにおるんじゃろう、であればここで講義をして養生するが良い。」


「確認だけしときますけど、貴方はここの大名、と。」


「うむ!」


「ぴゃー」


べ、ベタな展開すぎてベッタベタなんだけど事実としてそうなっちゃってる。ここは受け入れて養生しよう……まじかよー……

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