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3・エリマキトカゲとれいd…襲撃者が来て初の実戦。



荒野とはこういうのをいうんだろうな。


私は小高い丘にいたので世界が一望できた。そこかしこにあるクレーター、砂埃が舞い、植生は少ない。


感心するほど荒野だわ。これどうやって生活してるんだろ。




いやいやいや?私ここで生活することになるんだよね?人いるのかな?え、寝てた方がよくないこれ?やっぱり夢じゃないこれ?


しばらくこれからの人生を案じて打ち拉がれた後に行動を開始。水…池?を見つけたのでそこに向かいます。水がある所に人はいる。



いやー!マジ無理マジ無理モンスターじゃん無理!!

この荒野の中で大魔王の管理から外れたのか二足歩行エリマキトカゲを発見しました。無理無理勝てない勝てない。ここは物理で気配をけして………きたあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

いやあああああああああああああ


私が逃げるスピードとトカゲが走るスピードでは圧倒的にトカゲの方が早いので追いつかれてがぶり。

いたいいいいいいいいいいしぬ!しぬ!


幸いにも食いちぎられてはいなかったので突き飛ばして3種混合ヒール。気が自己再生を促し魔法が負傷箇所をつなげ物理が綿密に整地する。自分のエネルギーを使って自分の生命エネルギーを回復しようとするから満足な自己ヒールは出来ないのが普通なので、これはちょっと凄いんだぜ、ふふん。



じゃなかったまたきたあああああああああ

いやあああこれでもくらえええええ鉄パイプアタック!どが!………動かなくなった!!ひゃっほい!あいやたたたた、まだ傷むな。まだ死んでないかな、気で脳みそ揺らして破壊しておこう。どりゃあ。お、コアをドロップ。しかし持って行くための荷物入れがないな。うーん。あ、フードあるじゃんこの服。ここに入れておこう。


しかしこんなにエネルギー使っていると飢え死にしちゃうな…死ぬまえに人里につかないと。トカゲ食いたくはないしねー。



幸いにもその跡は何事もなく水辺の場所に到達。集落が見えますね。…この水を飲んでるのかなあ…飲むようになるのかなあ…


さて集落にちか………いま魔道銃で威嚇されました。動かない方が良いな。は、ハンズアップ?しておこう。鉄パイプは…下に置くか。


手を上げていると4人の屈強な男性が向かってきました。



「何しに来た。暴虐者か。」


「なにもしにきてないですけど、えーと、遭難したので集落を探してまして。暴虐者?」


「ここには何もない、さっさと出て行け。」


「いやいやいや、ここ以外に人が住んでる所あるんですか?本当に遭難してるのでこのままだと死んじゃうます!」


「お前の生き死になどは関係ない。」


「そんなぁ…」




「ちょいとお待ち。そこの娘、その洋服はだれからの物だい。」


なんかおばあさんが乱入してきました。


「えーと、多分ヒキガエルです、大魔王の。あいつにねむらされt……」いいすぎた


「ほう、あの席の覚醒者かい。ふーん………さわさわ。」


「ちょ……………」へたにうごけないよう


「へーチビな割にはいい体つきしてるんだねえ。まあそれはいいや、どうにも武器もないみたいだしなにかPSIをしようとしてるわけでもない。今日は泊まらせてやるよ。」


「あ、ありがとうございまふ……」


あまりの緊張にちびりながら、なんとか一息つけることになったのでした。しかしPSIってなに?


その夜


「はぁ…大崩壊が起きてその後大破壊が…」


「本当に知らないようだねえ。それじゃ食われちまうよ。」


「本当に知らないもので…」



早々に男達が酔っ払ってダウンしてい中、私とおばあさん…おばさんかな、は全然余裕のままこの世界の講義をしていました。


なんでも私が寝た200年後くらいに世界と文明が大崩壊して、それを復興せんと生粋の技術を集めて作った管理機構が200年頑張ったけど無理で、無理isデリート!ってことで復興の代わりに大破壊を引き起こしたそうです。それで世界は荒廃しきったそう。


私が寝ていた場所は 大 魔 王 ヒ キ ガ エ ル の 城 の 跡 地 だったそうです。今は跡形もないけどね。ヒキガエルはどうなったんだろう??


PSIというのは私が使う3種類の力のことで、もう操れる人の方が希なようです。しかも単純なやつのみ。




あれ




もしかしてわたし




この世界じゃ相対的に最強じゃない?




いやっふーーーーーーーーー!!!!!!妾の御前であるへばり付けー!




はいごめんなさい、相対的に何でも出来ても全部子供だまし程度なので最強とは言えませんね。




「そういえば最初に撃った魔道銃は?」


「よくわかるね、あれは発掘したら手に入ったんだよ。昔の町や住居、軍事基地にはあいうのが置いてあるからね。大体今でも使えるのさ。」


「へーそうなんですか。魔導アーマーも使えそう。」


「魔導アーマー?」


「でっかい人型の乗り物です。」


「ああ、あのデカ物のことかい。発掘はするけど誰も動かせないから放置されてるよ。」


「そうなんですか…(もったいない、私なら歩くことくらいは出来るから、トカゲが来ても怖くないんだけどなあ)」



そんなこんなで一泊しました。そのまま追い出されてもまた死にかけるので、私が出来ることをやって、幾ばくかの支援物資を頂こうと思います。



木こりを任されました。私147の女性なんですけど。まあいいや…


物理は木の分子間力をよわめて、魔法はマナで増強、気で高速に身体を動かしますか。


しゃしゃしゃしゃしゃしゃー


めき、ぼき。


余裕余裕。でもちょっとエネルギー使いすぎだから物理をもうちょっと弱くしよう、振動させようっと。こっちの方が安い。う゛ぃいいいいいいいいいいん



サクサク指示通りに切ったんだけど、すぐに予定の木を切り倒してしまい後は枝切りして運搬。枝は手斧とノコを借りてすぱすぱと。手斧ってこういう感じなんだねー興味深い。



稲作?なのかなこれ…の水やりは水を大切にしないといけないのでじょうろでじょろじょろと。200人はいるところの耕作地なのでたいへんー。じょうろの水漏れをこっそりと物理で直しておきました。


こういうことをして数日、消して美味しくはない御飯を頂きながら生活していました。美味しくないのは事実。でも慣れないといけないのかなあ。




そして生活してて悩んでいたのが



これからどうしていきようかと。



きっともっと大きな集落はあるだろう。でも襲撃者や略奪者の恐怖に怯える旅となるし、トカゲの大群で死ぬかもしれない。人食い熊もいそうだ、1000ユロルで。



やはりさすらうしかないか。メカニックとソルジャーと犬を探しに行くぞ!


ということをばあばに伝えました。


「そうかい、出て行くのかい。最低限の衣服と袋は出してやるよ、この荒野での掟だからね。それでー」


「敵襲だー!略奪者が襲撃してきたぞー!」


「!?!?ええと、あんたもいくよ!PSIが使えるのは十分武器になるんだ!荒野では助け合わないと死ぬんだよ!!」


「あ、はい!!」


というわけで初めての人殺しをしに行くことになりました。こういう世界だといっても気が進まない。昔は平和だったなあ…



れいd…略奪者は池の反対方面から突撃をかけておりました。10名くらい?数はたいしたことは無いんですが、どうみても殺しになれてることと、 武 器 を 携 帯 し て い る という凶悪なアドバンテージを持っておりました。


まずは魔道銃でバンバン。1人もんどり打って倒れました。


「きええええええええきえいえけけいえけいえ!!!」


あかんラリってる。筋肉のリミッターも外れてそうだ。私に向かってきた女性のラリ子を迎撃。エアーコンプレッションキャノン!物理法則で動かす極めて強烈な風の大砲みたいなもんなんですがなぜかこれは得意なんですよね。

もんどり打ってひっくり返った所にライトニングセイ鉄パイプ!!!!頭部に連打や!!!気で1筋肉組織が生み出すパワーを増加させてるで!!!!おらおらおらおら!!!!


どうにも動かなくなったので武器を奪って苦戦している男のところに援護に。そういえば武器はナタか。

とりあえずマナで身体強化して気でパワー増やして超光速の片足タックル。倒れた所でナタで頭を真っ二つ。レスリング見ていなければ死んでいた………


私とこの男がフリーになったわけで、数の有利を作り出せることになって、徐々に殺していき、最後は全滅。逃がすと100倍になって帰ってくるので生かす価値がないらしい。


「いやあ助かったよstranger。君のお陰で一気に巻き返せた。」


「たまたまよ。それよりあの女の衣服とか剥ぎ取っても良いわよね。」


「あ、ああ、かまわんが…」


許可をもらったし衣服を全て剥ぎ取りました。勿論下着も。仕立て直せば全部着られる。ショーツに性病が蔓延してても紫外線を放てば消毒になるっしょ。ある程度数がないと着回せん。


「あんた、急に豪胆になったんじゃないの。」


「全ては生きるためなので。殺すのも必死だったので嫌悪感とか無かったです。」



下着やら上下やらを色々とした後食料を分けてもらい次の場所に向かうことに。自分の国はここが魔王の大陸だとすると北西なんだけど、南東にいけば人が増えていくみたい。

南東に行ってみますか。ソロれいd…略奪者は潰して食料とアイテムをもらうことにしよう。なーんかFONVみたいだ。



_____________________________

榊風鈴の装備など

フーリン・サカキ

トリプル 成長S 理解度Z



手作りのガタガタしているナタ


必殺の鉄パイプ


ずたリュックではない


チェックのフランネルシャツとジーンズ


有線接続糸を伸ばして縒って作ったロープベルト


ブルマ


ワイヤーのないブラジャー


ショーツ


破れそうな靴


少々の食料。

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