武具の調節していたらぎゃぎゃぎゃ
DON!
DON!
DON!
BRAAAAAAAM!
私がM1カーチャントで大物を狙撃し、マリーが小物を掃討。とってもいい感じに北西エリアを攻略中です。M1カーチャントは魔道アーマー用だけあって威力が凄い。ボルトアクションで弾薬も大きい。連射は効かないけど一発でだいたい仕留めてくれる。2m程度の大型戦闘機械はこれでやりきれる。
小物…ドローンとか小銃担いだ豆戦車とかなんだけど、そういうのはマリーの掃射で大体行動不能。うーん、此処はしっかりとした武装をしていれば攻略可能だぞう?奴隷…じゃなくて家畜をもっと人らしく扱うべきだったね、毎月ユロルを徴収するとか程度にしておけば市民にお金溜まって攻略できてた。
まーそういうのは後にして残骸の回収回収。マリーいるからかなりの量を入れられるよ、大型は鉄だし小物はプラスチックやゴムがとれる。
ポイポイ回収してさっさっとビルディングに。ステルスですすんでコントロールルームにてセキュリティーを掌握するといういつものパターンで無力化。ここは何だろうね。
加工工場っぽいですが詳細は不明。それよりも加工するための鉄筋や鋼の板が置いてありましたよ!売れるしジャンク部分の強化ができる!
お腹いっぱい鉄を積めて一度拠点に帰還。マリーの異空間はばれたくないので、通常積載して集落に帰りました。これでお金も持つな
「つまり、買い取れるユロルがない、と。」
「はい、申し訳ありませんが…」
この集落にユロルがなかったことが判明。奴隷使ってなにやっとるんだ君たち。
しょうがないので今回は物々交換して残りはトレーダーさん来たときに売り飛ばそう。
物々交換でシールドナックルの部品になるものを入手。分厚くても衝撃緩和するような感じに。生きてる右腕装甲があれば衝撃緩和いらないんだけどね。
後はM1カーチャントのロングバレル化とマズルブレーキの装着。そして私の服の装甲化を実行
前者はわかりやすいけど、後者も身体強化を魔法(魔力、マナなど)や気(キ・エネルギーとか念力、Psiなど)で強化したとき「服や武器も一緒に重複強化」されるから重要な行為なんだよ。布の服より布の服改にしてから強化行為をした方が防御力が上がるんだ。
勇者がヒノキノボウでクマを殴り倒せるのは身体と武器に強化される何かを展開してるからなんだ。きっとそうに違いない。
続き!ドラグーンのジャンク部分に鋼の板を追加溶接。ジャンク部分はこれで終わりかな。これ以上やると重量バランスが悪くなる。はよ使える正式装甲コイコイ
武器はグラップラーが管理してるしジャンクは売れないし、まいっちゃったなー廃墟北西の発掘するしかないか。
持ってきたジャンクの量に驚いたグラップラーが専属スカベンジャーにならないかと持ちかけられたけど断った、流しのスカベンジャー兼トレーダーなんで(キリッ
ここまできたらボスさんがきたら一悶着あるとしか思えないんで、ハヤクコイコイトレーダー。最悪自力で脱出しよう。いまいなくなると捜索隊出されそうな気がするんだよね。酒場のあの女以降見られてる気がする。
不安をかき消すためにも北西の開拓。ガンガンビルディングや家を漁っていきます。当たりがないー、古びたコンドームとか見たくもないわ!
何戸も回った先のガレージに直せそうな68式頭部を発見!!これだけやないやろ!補修部品もありましたねーうひひ
早速拠点に帰り修復。補修部品のおかげですんなり直った。拠点近くのアーマーラックで交換装着してドラグーンを起動、ブオン
今まで私の目でみていたものが、68式頭部から解析された映像として脳に直接送られてきます。ドラグーンなにか補正してるかな?話に聞く68式よりもよく見える。360度量子走査レーダーもついてる。
そういえばごくふつうに足や胸のパーツを着けて動き回れてたよね、500年前は動かせなかったのに。ドラグーンすごっ!
弾薬の残弾とかも表示があるや、68式でも凄いな
私の推定残りエネルギーもある。戦略が広がりますなあ。扱えるかはわかりません。
もっと先へ進もうとしたら奴隷の人たちがやってきた。どうにもここでやってることを嗅ぎつけられたらしい。ジャンクをちょいちょい残して撤退。何も見つからないだと酷いことになりそうだしね。もう持ち歩けない拠点にあるジャンクなんかもばらまいといた。
最近は堂々と酒場で飲んでるんだけど、どうにもグラップラーの人がざわついてる。
「献上品になるような物がないのよ。北西の廃墟もカスだったみたいね。何か無いかしら、誰かでも良いんだけど。」
「ふーん。トレーダーまだかなあ。というか北西から出た大量のジャンクじゃ駄目なの?」
「ボスはとっておきを欲しがるのよ。やっぱりあなたグラップラーにならない?ボスのおつきにさせてあげるわよ。」
「ぜんぜんやだ…もうグラップラーが掘りいけば?」
とか話していたら
「あねごぉ!ボスが来ました!」
「なんで!?一週間先のハズじゃないの!?」
「連絡間違いのようです!」
「BAN!無能は死になさい!北西から手に入ったダクトテープをかき集めて!あなたもトレーダーなら顔合わせする必要があるわよ。」「まーじかー」
というわけでエリアボスさんと顔合わせ。酒場のVIPルームにてご面会・
サルだな、猿というかサル。あと手が4本ある。
「お初にお見えになります、流れのトレーダー兼Scavengerのサカキ・フーリンです。」
「ぎゃぎゃ、貴様がそうか。北西の開拓は良くやった。いつまでいる?」
「北へ向かうトレーダーが来るまでですね。」
「そうか、永遠にいろ。」
「それは出来ませんね。流れですから」
「そうか、おい、殺せ。」
なぜ殺されるか理由が曖昧な感じ…護衛のグラップラーが殴りかかってきたけどイアイドーカウンターアタック!全員うずくまる結果に。
「私は平和にいきたいのですが。」
「私は平和主義だギギギ、私が直々に平和にしてやろう、対立者がいなくなれば平和になるのだ。」
というわけでエリアボスさんと戦うことになりました。まいったなこりゃ。流れも強引でしょこれ。
まずはドラグーンを呼び出して、といきたいですが距離がなさ過ぎて乗れないので酒場から逃げ出しましょう。気の疾走!追いつかれるかな?
あー追いついてきたよ。何使ってるんだろう、ナノマシン物理?うお、空間を切り取って突っ込んできた!ぐはあ、腹に一撃くらった。距離は取れたけど体勢が悪い。
「ぎゃぎゃぎゃぎゃ!物理DDパイナポー手榴弾!!」
エリアボス、女が叫んでいた言葉によるとサスケっていうみたいなんですが、サスケはナノマシンを操って巨大手榴弾を作り出し、4つの手で雨のように投げ始めました。こりゃまずいな、防御は出来るけどドラグーンに乗る余裕がない。
ただのデカい爆弾なんでこちらも1cmの空間に1kmの空間を詰め込む空間積層防御で対抗。攻防は拮抗してるかな。まだ魔法が残ってる、マジックミサイル!
ぽしゅ
ぬああああ相手も空間積層防御でマジックミサイル無効化してきやがった!とりあえず我慢比べだ!後周りのグラップラーは死んでもらうよ!
少しの間打ち合いになり、その間に援護にきたグラップラーは軒並み気功技でぶっころころされ、地獄絵図の中遠距離を打ち合い打ち消し合う2人がいました。
「ぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃー!」
ぬう、肉弾戦に来たか…体格差がありすぎる。推定2mとギリギリ147cm。武器のリーチもないし手の数も倍違う。ブルーブラッドあってもこれじゃまずい
サスケの猛ラッシュ!ずどどどどどどどどど
むむう、空間積層、身体強化、気の障壁、全部の力防御に回してやっとしのげる感じだ。ちょっとまじでやばい。
ドラグーンに乗れる時間さえあれば…
そんなとき横からサスケに銃弾が降り注いできました!BRAAAM!
「がぎゃ!?」
サスケは自分の力を一瞬銃弾の方向に向け、そして銃弾を振らせた存在に手榴弾を投げつけました。一瞬こっちに気を向かなかったな。
即座に私は「3つの力のステルス」を実行。これバレたためしがない。振り返ったぎゃぎゃぎゃは私がいなくなってることに心底驚いて、ナノマシンレーダーか何かで私を探してるようです。探しきれないと思うけどね。
30mほどさっと離れてドラグーンを召喚。こっちの居場所がぎゃぎゃぎゃぎゃにばれましたが時すでに遅し。私はドラグーンに乗っていました。攻守反転のお時間だ!
「おおおおおおららららららららららららららららららららららららら!」
遠距離は先ほどと同様防がれるので、ナノマシンで質量保存則に介入し腕と武器の質量を限りなく0にし(ぎゃぎゃぎゃに当たる瞬間には逆に質量を増やす)、魔導の力でマナという身体武器強化を行い、気・ブーストで行動の強化をおこなって殴る殴る殴る!
なんと!サスケも対抗して拳を合わせるようにして殴り返してくる!
「ぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃ!」
殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る!!
「りゃりゃりゃりゃりゃりゃりゃ!」
殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る!!!!!!!!!!!!
「ぎゃぎゃぎゃぎゃっぎゃぎゃっぎゃぎゃ!」
殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る!
「りゃあああああああああ!」
殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る!!!!!!!!!!!!!!!!
幾度も幾度もパンチが繰り出されそれを殴り返して凌ぐ大合戦となっていったところで
ぐう、私のエネルギーがもう無い…
ドラグーンのエネルギー残量表示にアラート信号が灯ってしまう。
た…た…魂をおおおおおおおお燃やせえええええええええ!!!!
肉体をエネルギーに変え殴るのをやめない!負けないんだああ!
「ぎゃぎゃ、っぎゃ!」
サスケは力使い果たしたのか殴り返せなくなっていきだんだん圧倒され始めてる!いける!
「ぬおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
渾身の連打が決まり始める!!!ぬおおおおお!
「くぁwせdrftgyふじこlp;@:「」
サスケは顔面を殴られるだけの人形とかしてしまった!いくどおおお!
「イヤーーーッ!」
渾身のシールドナックル右ストレートを顔面に叩き付けると、サスケは頭から崩れるように倒れて完全に動かなくなりました!勝った!
…一応首刈りしておこうね。ザシュ サヨナラ!!
ふう、勝利の余韻…に浸るまでもなく向かうは銃弾を撃ち込んだ車、マリーの所に!
「まりー!大丈夫なの!?」
グッ
「今回ばかりはパネルでお話しよ?爆風でかなりやられてるみたいだけど大丈夫なの?」
《損傷率62%、ちょっと動けませんがエンジン倉庫、ともに以上ありませんよ》
「危なすぎるよその損耗!助かったけどまりー戦闘型じゃないんだからさ!」
《私にも装甲を取り付けましょう。戦闘タイプの設計図を手に入れましょう?》
「そいうもんだいじゃない!」
《私も同じように心配してます。フーリンは大丈夫なの?過剰に力使ったよね?》
「それは…まあ少しすれば正常になるよ。」
《今は不調である、と。》
「…うん。」
《トレーダー来ても私が動けませんし、ここで少しお休みですね》
「そう…なるね。グラップラーほぼぶちのめしちゃったしここの奴隷は奴隷の輪を外して勝手にやってもらうかね。エリアボス倒しちゃったしいくら組織でもすぐには色々と対応されんじゃろ。」
というわけでなんとか2人とも死なずにグラップラーと渡り合えました。お尋ね者にならないと良いけど…まあ少し休もう。