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修行!


トレーダーに紛れて来ましたさらに北の街


ここはオアシス?池?の周りに家がある小規模な町だね。町に見るべきところはないかな?周辺環境があんまり荒廃してないところは見どころかな。水があるところは強い。

と思ったらハンターさんがいっぱいいる。ハンターオフィスで話を聞くとこの近くに車の整備部品を持っているモンスターや鉄のモンスターが出るそうで、それでハンターたちが集結してるみたい。うむ、どちらも大切な素材だ。高値で売れそう。


酒場で腹ごしらえしよう、ガランガラーン


「ヒューッ!チビが入ってきたぜ!」

「ここは大人が使う店だ!がきはけえんな!」

「それとも大人に使われに来たのか?綺麗な顔してるしよ。からだもわるくねえんじゃねえか?ぐへへ」


無言でナノマシンで物理法則に介入。空中に浮かせた後地面にたたき落としてやったわ。


「てめえ!やんのか!」


「やってもいいけど私ナノマシンの能力持ちよ?」


「知るかそんなの!おるぁ!」


殴ってきたバカBをものをすべて通さない絶対拒絶空間で受け止め。空中に浮かんだ鉄壁の壁にしたから殴った拳が骨折しただけですんだみたい。


「いてえええ!」崩れ落ちるB君


「さてバカC君、君はどうするかね。ミルクでも奢ろうか」


「くそ、おととい来やがれ!」スタコラサッサと逃げて行きました。久しぶりに聞く単語だ、おととい来やがれって。


酒場で喧嘩しちゃったので当然ここの酒場からは追い出され(お大尽しといたけど)今日は近くの料理屋さんで食事を済ませることに。

チャイニー料理「ぶんかだいかk」あぶねえ名前だけど入ってみるか。


「こんばんはです、1名大丈夫ですか?」


「大丈夫アルよ!これがメニュー、何にするネ」


「うーん、オアシスクラゲの和え物とオアシススズキのニャイニー揚げを。後ご飯。」


「アイアイマム!」


おやっさんは手際よく料理を作ってくれました。さすがチャイニー、出るのが早い。そういや5大魔導アーマー会社についでチャイヌって会社があったなー。悪くない性能と価格だったみたい。詳しくはちょっとわからないけど。


「おいしー。オアシスには結構な種類の生き物がいるんですね。」


「そうよ、ココらへんは生き物いっぱい、ハンターもいっぱい。生き物多すぎて人は住みにくいけどネ!北西のアメルージュってところが人住んでるね!でもグラップラーに支配されてるネ…」


「あーそうなんですか…ここは彼らからの逃げ場でもあるんですね。ところでおやっさん、個々の美味しいモンスターの居場所と、特化…能力者の修行場所とか知らないですかね。」


「美味しいモンスターはヤパリ西の補修品バイクと東の鉄のアリね。能力だと気の基本とアイキドーが学べる場所を知ってるYO!」


「え、どこですかその学べる場所って」


「わたしだ」


「びえええええええ!?!?!?」


というわけでまず西のバイクを狩って補修品集めをしつつ気の基本をおやっs…師匠からすることになりました。師匠の名前はキノ・センセイ。いや安直すぎるだろ。


補修品バイクは逃げ足が早く補修品が壊れやすいのでみんな罠を張って狩っているみたいですね。地面にスパイク敷くやつ。私もそれに習ってバイクの全周にスパイク魔法を敷いてから追い込むことにしました。追い込む?


「おおーメット入れの中にネジやナット、オイルとかが入ってるってのは本当なんだね。今回は9mmスパナ3本か。9mmはよく使うから良かったわ、自分で使おうっと。もっと狩りしよう。」

ちなみにマリーは隙を見て体当りして転倒させて、エンジンを銃で狙い撃ちにして狩りしてました。こっわ。


「結構集まったね、これでマリーの即時補修ができるよ。だから売る気はない。ナノエンジンだからゆっくり回復していくんだけどね笑」


キュインキュイン


「懐くな懐くな。次はちょっと気の練習してから、東のアリを潰しに行こう。」



気の練習なんですが、気の発散と収束という、つまり気エネルギーの出し入れ基本訓練だけを行い後は


エネルギー全ての行使を禁止されました。グイェエエ


「君は無意識に力を使って楽をしているね、だから基礎体力がつかないね、力の行使を禁止して体力つける、これが遠回りの近道ね。」


「わかりました…」


というわけで力なしで走ったり筋トレしたりアイキドーの組み手をしたりしました。


あ、アイキドーは相手の力を使ってカウンターを仕掛ける、投げ飛ばす、固め技で動けなくする、気を使って遠くの敵をぶん殴る、垂直の崖を登る…ここら辺が基本です。そんなに力はいらないですね。小さい私にはぴったりかも。


ちなみに組み手は全くもって勝てません、スッテンコロリン。修道生もいるんですが、全く勝てません。スッテンコロコロされて間接締められる。おぼぼぼぼしぬうううううう



「さてマリーちゃん、力なしで鉄のありを倒せと来たんだが、出来ると思うかい?」


フリフリ


「だよね。しかも体長50cmくらいある。この鉄パイプ以外はないしブルーブラッドもドラグーンもない。どうやって戦おう…」


バンバンバンバン


「マリはー良いなあフランカーに乗れて。」


≪おしゃべりしない≫


「へい。マリーは遠距離あるから便利で良いなー。よし、突っ込んでフルスイングする!それしかない!おりゃあああああああああ!!!状況を開始しまーーーーす!」


がごん


「ああん手応えがないいいいいいいいいにげろおおおおおおおお」



「ぜぇはぁぜぇはぁ、なんとか振り切ったぞ、走り込みしておいて良かった。本当どうやって倒そう………アリだから触覚に頼って行動してたりする?触覚は細いしこの鉄パイプでも折れそうだな。触覚やれれば後は一方的かな??やってみゆ」


一度戻りまして


「おらあああああああああ触覚へのアタック!ボキッと折れた!とりあえず折れた方向に回ってー…正面向いたその瞬間にもう一方のほうも!うひょー折れた!一度引いてなぶり殺しにしよう!ガンガンガンガン!」


こうしてなんとかかんとかアリを一匹殺せました。その後も何匹か殺して帰還。持ち帰るんだけど鉄だからおっもい!


「センセイ、なんとかこれだけ狩ってこられました。」


「うむ、何か共通点は見つかったね?1つほどあるんだけど。」


「弱点を潰せば勝てる」


「正解アル。正確には弱点を狙えば力量差をひっくり返せるということある。どんな状況でも弱点を見つけて活路を見いだすあるヨ。」


「わかりました!」


翌日は筋肉痛で動けず、翌々日から気の鍛錬。地味だけど技の発動速度に関係するので重要ですね。


「これは3種類どんな力にも当てはまることアルね。物理法則の介入、魔法とマナの展開、気の行使、どれも収束発散が基本になるネ。」


「奥深い…しかしセンセイ本当物知りですね。3種類あることを知っているなんて。」


「気を扱っていれば隣にアル概念もわかってくるネ。わからないやつは瞑想が足りないね」


レイダー村のあいつは瞑想が足らなかったと言うことか。


それからトレーダーが移動するまでの間特訓を繰り返してました。アリをころし組み手をし、基礎体力をつける。トレーダーは1ヶ月くらいで次の街に行ってしまうので修行できたのは3週間無いくらいかな。さすがに体力などは上昇あんまりしなかったけど、それでも自己鍛錬する方法を教えてもらったし集中力はあがったので、毎日特訓することにします!


「それじゃあセンセイ、ありがとうございました。」


「トレーダーが行く次の街は支配者がいる街ね、派手な行為は慎むアルよ。」


「はい!それでは!」


ということで次の街へトレーダー達と向かうのでした。



…この際、持っていってほしいものをマリーに積めるだけ積んで、積載料金もらってお小遣い稼いでおきました。お金は大事やでえ…

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