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VS蛇後半と、次の街


今回の構成は青龍刀と力組の合同編成。魔導アーマーは青龍刀がかなり多く所持しているため青龍刀が前に出るみたいたけど、力組もこの機会に勢力を伸ばしたいので後ろでぼんやりする気は無いみたい。蛇は絶体絶命だけどどうでてくるか。個人の戦力はかなり強いからね。




こういうお芝居お決まりの「なぜか倉庫街が拠点」の蛇に、高らかと攻撃の宣告を青龍刀達がしました。このあと市民や労働者が逃げ出す時間を作って侵攻するみたい。市街戦はこういうのやるから大変だね。


逃げ出す時間が終わって市街戦のスタート。グループを組んで力組が倉庫街を虱潰しに「潰していきます」これが市街戦の恐ろしいところだよね。歴史の勉強で見たけど市街戦は攻撃側は建物ごと破壊しちゃうんだってね、効率もいいし自分の被害も少ないから。倉庫の中身大丈夫かなあ。


私がぼんやりと倉庫の中身に思いをはせていると、蛇が60式6機で殴り込みをかけました。んー60式だといきていても生きてる68式を持つ青龍刀に勝てないなあ。返り討ちにあって死んでいきました。ぱ、パーツほしいな…


私は破壊工作の護衛として参加。現状やることなーし。青龍刀が被害を受けて運ばれてくるので俺を治癒する程度、まあ重要か。


ドゴーンドゴーン、爆弾が連なった網でどんどん破壊しながら我々は進んでいきました。



進軍が止まった。新型76かそれ以降がでたかな!?私は前に出ることに。


新型…だけどロッシーかな、でかい。アメルもでかいけどもうちょっと小さくなるはず。


「これはロッシーの新型かな?アーマー乗りの顔を潰すなんて酷いことを。」


「おやおやこれは小さきアーマーだな。お前も頭を潰されに来たのか?」


「しらねーよ、救援要請が来たから飛んできただけ。」


「お前の顔は美味しそうだあ!」



というわけで始まりましたおそらくここの切り札との対戦。おそらくパンチは衝撃緩和技「宇宙から湯で卵落としても割れない君略してダンパー」でなんとかなると思うんですが、攻撃が通るかどうか。気の練習もっとしておけばよかった。


右ストレートが飛んできたのでダンパーを展開しつつパリィ。特化人の7割ちょいの動体視力ですからね、割と見えました。 ドラグーンに乗ってるからもうちょっと力出てるし。


そのまま手を持って空気投げ。スッテンコロリンとでかいロッシーアーマーは転がりました。追い打ちに肘がため。これは効かなかったかなあ。


「てっめえ、ぶちころしてやらあ!」


「てっめえ、ころころころがしてやらあ!」


煽り合いに発展しつつもキックを捕まえてドラゴンスクリュー。一応3つの力でやってるけど効いてるのかなあ。このデカさがコケてるんだから効いてるよね。



「………」


ん、ロッシーアーマーは無言で立ち上がったあとすっとこちらにてをさしだしましこれ仕込み系ださけ


どぷどぷっ


しまったです、腹に2発貫通して銃弾が入りました。ブルーブラッドが縫合しているし3つの力で治してますけどこれではダンパーが使えません、というか動きが鈍くなってる。



ロッシーアーマーはニヤァと笑い(顔アーマーで見えませんが)


「これでチェックメイトだな。死んでもらうぜ。」




「ちょっとまった」



倉庫の奥から男が出てきました、結構上品なお洋服を召してられますね。


「私が蛇の首領だ。そこの魔導乗りよ、うちに来るきはないか。」


「はあ?」


「蛇はここだけじゃない、もっと広いところに分布している。ここで蛇と対立するより仲間に入ってしまったほうが今後のみの安全は確保できるぞ、新型アーマーも優遇してもらえるだろう。どうだ。」


「だが断る。」やり口が気に入らねえからな!


「そうか、ロス、やれ。」


「はっ、じゃあなちっこいのー!」


「甘いよ」


私は左腕を前に突き出すと、


「ばいばい、強かったよ。」


5500度かつ非常に高い熱容量を持ち、それを秒速1㎞で猛烈に放つ大技「すぴきゅーる」をロッシーに浴びせ溶かし尽くしてしまいました。私に回復+必殺技の貯める時間を与えてボスは馬鹿だな。これパール先生の大技なんだぜ。


誰もがあっけにとらわれている中


「で、スネーク親分さん、死ぬ?拷問される?」


私だけ冷静でした、多分。




せんごしょり


スネーク親分は捕らえられ拷問の刑に。エグいけどそういう世界。


倉庫の島で少々もめたようですが、魔導アーマーの被害がひどいので青龍刀がいただくことに。倉庫も被害がひどいですけどね、保証ってあるのかなあ。


市民の恨みは特にないですね。個々の恨みは出ましたけど。さすが18龍城。


相当な魔導アーマーがぶっ壊れたり修理したのでスカベンジが凄い盛り上がっています。どんなパーツでもどこもソールドアウト。


私はというと、蛇倉庫に60式がいきてる状態で完品であったので、足だけもらえました。ばんざーい!いきてるパーツはパワーユニットもいきてるので、足なら加速力や登坂力、積載重量なんかが増えます。キック力も増えるけど精密部品で蹴りたくないなあ。できるけどさ。何回かやってるよね。

ちなみにロッシーを溶かさなければ全部もらえたかもしれないとのこと。ちっ。


余った足のジャンクアーマーは溶かして胸部の装甲増加に回しました。やはり急所防護は重要だわ。


さてスカベンジ…といきたいところでしたが裏社会からの勧誘が凄いので逃げ出すことにしました。目指すはドドスコ山北西の方にあるって行ってた町。それしか情報がないけど道はあるしなんとかなるじゃろう。力組の地域らしいけどおとなしくしていれば大丈夫だよね。



ということで逃げ出して3日。追っても来なくなりました。食料を考えるとココらへんまでだよね。


私は左腕から射出する魔法のクロスボウでシカ系統を狩って食べてたよ。ジビエ美味しい。


夜になってきたので野営の準備。そこら編に枝や倒木があるので燃料には困りません。魔法で火をつけて焚き火開始っ。

ちょっと楽しんだらマリーで車中泊しちゃうけどね。この星の夜は長い。


朝まで焚き火に火を灯してくれたマリーにお礼を言いつつ北上北上。18龍城と次の街はトレーダーが移動しているというので大きい轍の跡を辿れば道は間違えない。何日かかるかはわからない。それでものんびり旅をするのも楽しいもんだ。今までちょっと忙しかったしね。

ジャンクはまだあるし次の街で売り払ってお金にしようっと。500年寝る前の貯金もあるし。


のんびり旅して2ヶ月。次の街に着きました。流石に洋服がボロくなっちゃった。


町の名前を効くと香華こうかというそうです。18龍城と似てるけどこっちのほうが整然としていてきれいですね。観光案内所まであったので主要なお店の場所を聞いておきました。ここ力組の支配下だったはずだけどそういう感じしないなあ。

まず向かったのはジャンク屋さん。受付に何だお前はみたいな顔されたけどダクトテープ見せたら顔つきが変わったよ。世界の価値<<<<<<ダクトテープの価値


売ったあとはジャンク品の品定め。まだ足以外はジャンクで出来てるし、足だってグレードアップできる。もんもんと悩んだ末に壊れた60式の胸部装甲を購入。これは「直せそうだ」

直すためのナノ物質や魔法物質のゴミクズも買ってここはあとに。お金あんまりないけど顔出しに総合武器店とここにもいたスワッターおじさんと洋服店に生地店などを物色。どこもいい顔で対応してくれました、よかった。

いつものような安い宿を取ったら60式胸部装甲の復活の試みです。


見たところこの60式はエンチャントが壊れていて且つナノ回路が破損しています。普通ならどうにもなりませんが、すべての知識を7割、ドラグーン効果で8割か、8割持っている私なら補修方法も8割知っています。


まずエンチャントから。これは防具の強化のエンチャントですね。それにエンチャントの自動修復がかかっています。エンチャントは魔法陣の術式なのでそれが壊れると機能をなさなくなってしまいます。なので必ず自動修復を備えております、ダブルエンチャントですね。

えー、まずゴミクズを分解して練り込んで術式を書く絵の具にします。魔導の力を使って胸部装甲内側にエンチャントを書いていきます。あ、事前に以前のエンチャントは消してあります。

書いたところで今まで謎の物体であったコアを使って魔力を注ぎ込んでいきます。まずコアに魔力を注ぎ込んでから、その魔力を術式にコアごと移していきます。


成功です。地味に8割2分程度の効果が出ました。8割じゃなかったのは以前手に入れた効率上昇アイテムのおかげかな?まあ、これで防具の強度が上がりました。次に自動修復をエンチャント。これでナノ回路はゆっくりと修復されそう呼応が復活しました。副次効果ですが修復かかってるのでそう簡単には壊れないでしょう。へへへ、安く手に入れてそれなりの効果を持つ防具にしちまったぜ。

ああそういえばドラグーン鉄パイプが壊れ気味なんだよね、買い直したい。自作は…難しい。知識があるだけにわかっちゃうね。


ちょっと高かったので店をあとにして、この辺のスカベンジできるところを聞いて回ったんだけど、ここは大きい街だから周辺は軒並み取り尽くしちゃってるんだって。商業と生きてる工場で成り立ってる都市みたい。そんなー。


とりあえずシカとかイノシシとかを仕留めることにしました。滞在するだけでもお金がかかるし。即死してもらいたいので左手から放つ魔導・気・推進誘導ナノカッターて首チョンパ。売るお店にどんな殺し方したか効かれたけど知らぬ存ぜぬ。血液で毛皮はダメになることが多いけど、これは肉質が良くなるっぽいし数が狩れます。 目視とナノレーダーを頼りに狩っていきました。魔導と気は気配と匂いと足音を消すために使用。


ちまちまとお金をためてドラグーン鉄パイプのアップデート完了。一度作り直して、そしてスパイクが付きました。ひゃっはー!


そういえば工場は見学できず。うーんスカベンジャーにとっては見どころがないぞこの街。飯がうまいけど。


「ぷはあー!何も魅力がないですよこの街は!我々スカベンジャーにとって!どうなんですかマスター!」


「いい飲みっぷりだねえ。まあほとんど取り尽くしてるからな。もうすぐトレーダーが来るからそれに便乗させてもらえばいいんじゃないか。」


「でもそれ一度18龍城いくんでしょー一度戻るなんて長いー!戻ってきたら便乗しますけど」


「そうれもそうだなあ。じゃあここの東にあるダンジョンにでも行ってみたらどうだ。コアは高く売れるぞ。」


「ダンジョンかーあんまり行く気がしないけど。ここで何もしないで行くってのもね。いくか!」

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