24・蛇と抗争!っつーか紛争!
潜伏しました。後一月潜伏したいけどちょっと街がきな臭くなってきてます。どうにもギャングスタが私の供給した物で勢力バランスを崩したっぽいですね。ワタシノセキニンジャナイ
どうにも蛇が動員をかけたようで、どこに島があるかわかりませんが人の数が増えて犯罪や嫌がらせをするように。
独立組以外は自力の人員がいますが、独立系はさほど人員がいません。全くいないわけじゃないんだけど。青竜刀は素材から各種パーツと武器を生産工場で作ってるだろうし、力組はそれこそ武器防具の素を売ってました。独立組は合いの子って感じですが、トレーダーとの商売が主なんでそんなに職人がいるわけじゃないんですよね。
独立のリーダー、スワッタ―ホームランおじさんと話をつけ、一時的な護衛をすることにしました。蛇を排除するまでの期間まもってやんよ!
やることは単純、難癖つけてきた野郎に私が難癖つけるだけ。おうおうおうだれのところでそんなことしてると思ってるんじゃおるぁ
それと乱闘騒ぎになったら嬉嬉としてぶん殴りにいく。もちろんドラグーンは降りてだよ?ちっ
そんな感じで用心棒をして1週間、あることが起きました。
「え、ドラグーンが盗まれた?」
「はい、どこで知ったか場所を探り当てて運搬機を横付けしてかっぱらって…何も出来ず済みません。」
「いいや、ドラグーンなら別に大丈夫。召喚。どろん。」
ドラグーンは結構装甲にダメージが入ってる感じでした。
「うげ、フレーム大丈夫かな。テスト運転してくる。フレームさえ大丈夫ならまたつけ直せば良いものだし。」
フレームは無事でした。がっしょんがっしょん。しかしマリーがコレされると辛いな。500年前の通信機でもあれば…
とりあえずマリーは廃墟の軍施設に移動してもらいましたよ。あそこは突破できないと思う。セキュリティは壊してない。
マリーで数日かけてのんびりいって、ついでに再度探索。軍服残ってないかなあ。ないわ。もっと大きければ…作者を恨む。
ただ残ってた6.8mmアサルトライフルを見つけてマリーに搭載。弾は軍施設なのでまだまだある。弾薬保管所じゃないから無限にはないけど。車載銃だとナノエネルギーで弾を作って発射するから無限に撃てるんだけどねー。
んで、ドラグーンの疾走で数時間で帰ってきました。はんぱねえなこの機体。
さ
て
と
私のドラグーンをこういう目に遭わせた落とし前はつけさせてもらうわよ。
次いく所は力組の所、力組の用心棒になって 殺 し て い き ま す 。青竜刀も魔導アーマー乗りを動員してますね。これ抗争っていうか戦争だよ…
香港系サイバーパンクの18龍城でドンパチ騒ぎ。街が燃えたりし始めました。消火は私が専門。3つの力で一気に消火できる。
しかし蛇は手強いな。島っていうか麻薬と宿泊所、売春斡旋が主な仕事らしいいんだけどその程度の割には全然抵抗が衰えない。いやすごい程度だけど。
ドンパチは1月ほど続きました。さすがに青竜刀と力組を相手取っては普通の人員では対抗できないようです、普通の人員では。
魔導アーマー乗りを多数送り込んできました。おいおいおいまじかよ。
狙いは2つの島の破壊にあるようで、今までとは違い街そのものを壊していきます。ふざけんなこの野郎。
力組は相手に出来ないので連絡員を、青竜刀の魔導アーマー乗りが対処に当たったんですがあ、青竜刀が新しくて生きてる68式なのにたいして、あっちは生きてる76式。見慣れない魔導アーマーもあるそうです。84式と各社のパーツか。力不足は否めない。
「というわけで私が「壊す」わけね。」
「姉御、お願いします。」
「いいけど、魔導アーマー戦は経験が無いからね。この子小さいし。」
「こっちも数で囲みますので!」
というわけで魔導アーマー壊します。ブルーブラッドとドラグーンなら大丈夫だとは思うけど。
魔導アーマーで壊しとる情報を聞き入れて魔導組は現地へ。うわー見たことない。84式はイスリャでそれ以降のはドイチェかな?完品だよ。
まず魔導アーマーAで重機関砲を発射。自動弾薬補給だから弱いけどそれでも重機関砲、外れた所には大きくえぐれた穴が開いてます。相手はー…バリアか。使いこなしてるな。まず割ろう。4機いるから隊長1と一般兵2、特殊兵1ってところか。まあいいや。
「バリアはねー、アンチバリアで破るんだよ!!!!おらぁ!!!」
キネティックシールドと判断したのでアンチキネティックの魔法を発射!…んがー、薄くなったけど消えない。これ魔導の方で出してやがるな。とりあえずそのままライフルで追撃。敵も自分も動いてるので当たらないけどずっと後方から撃ってる重機関砲は効いてるかなあ?相手も魔導機関銃や重機関銃で撃ち返してるので、こっちの損耗が心配だ。
このモジュールかデバイスか、とにかくこれ欲しいので生け捕りにしたいですね。9体4だけど相手が全然負けてない。1つ全力で落とすか。
「ひっさつの!猛ダッシュ鉄パイプランス!からの右ナックルシールド殴り!!おらあ!!」
こっちの得意技急機動超速度突撃で一体の胴体を貫いてそのまま右ストレートで顔面を捉えたー!柿崎くんさすが!相手は緊急回復プロトコルになっちゃったみたいですね。これ戦場の真ん中でなると2人の魔導アーマーで引っ張るから結構大変らしい。
鉄パイプは先端が潰れたけどもうちょっとなんとかなりそう。殴るのはまずいかな。ナックルさんはまだいけますね。
「ちっさいのめ!これでもこらえ!」
あ、腕から出る魔導エネルギー波だ。ふーむ76式のようにただ発射するのではなく、魔導アーマーがパワーを増幅させてる。あと標準装備か?76はオプションだったはず。この機体侮れん。
即座に物理部分はベクトル変換、魔導部分はエネルギーバリア、気による2つの力の増幅で対応。幾分でもダメージ減らせると良いんだけど
ぶいーーーーーーーん
着弾。波を送り続けられるので防御し続けねばならずうううううううごごごご精神が持って行かれる。連続でエネルギー使うと凄い疲れるんですよ。しかし耐え切ったようですね。
「いまだーなぐりころせー」
私のかけ声で8機の魔導アーマーが一斉にエネルギー波を出している機体に集まってボコり始めました、エネルギー波もとまった。私は
「援護できると思うな!」
ボコってる魔導アーマーを援護しようとした2機をカットしていきます。1機こういうのがいるだけで動けなくなるもんです。魔導銃や重機関砲はこっちもバリア出来ますからね。私ちょっと遠くに出せますし。範囲拡大っていいます。
「姉御!終わりました!」
「おーしじゃあみんなはあの魔導銃の方に6機私に2機つづけーい!」
みんなは囲めるおそらく84式、私は恐らくドイチェの機体であろう重たくて強そうな隊長機に狙いをつけました。耐えてくれよー
重機関砲が効かないとみた隊長機は投げ捨てて、接近用ブレードで対応しようとしてきました。
「ばかめ…」
私に遠距離が無いと思いました?あるんですよ。ナノマシンを実弾に、魔道は魔法弾に、気は気・エネルギーに、それぞれできるんです、さまざまな形に姿を変えて。
物理、魔導、そして気、3つの実弾とエネルギー弾で蜂の巣にしてやりました。実弾と魔導は防いでますが、気は入ってるな。
ということで気を乗せてチャンバラを開始していきます。こうなると私に続いた2機は手持ちぶたさなんだよね、乱戦に手を出せる物はベテランとかってもんジャナイ、エースパイロットだ。
まあそういうのはどうでもいいのでチャンバラ開始。対人戦やったことほどんど無いので機体の強さと物理で反動とベクトルをいじって対応してます。ごめんねずるくて。ナックルで防御も可能なので防御。しかしこれナックルと鉄パイプは後で交換だわ。
かきんかきん
めりぃ!私の防御を貫通できずにいた隊長が一気呵成と攻め込んだのを見て気のチップソー(丸ノコの刃。画像検索して動画も見てね)を放つ「気功念斬」で 膝 を 潰 し ま し た 。本当作者膝大好き。くるぶし付近でも良いけど下過ぎて狙えないの。堅いんだけどね、膝って。
これでゲームセット。フレームごと破壊できたみたいで動けなくなり、捕縛されることになりました。6機で囲んだ方はさすがに脳しんとうで倒れてますね。いかに凄い機体でも圧倒的多数を前にしてはさすがにね。
「おし、任務完了。補修したら魔導アーマーが増えるね、やったやった。」
魔導乗りを捕縛して尋問かけながら私は武器とアーマーの補修と修理。今の鉄系じゃなくて超超超融合ジュラルミンとか手に入らないか相談。難しいみたい。鉄パイプとナックルシールドは重い合金工具鋼が手に入るようなので質が落ちるけどそれで作ってもらうことに。
そんなこんなで魔導乗りは殺されて吊されましたん。まあ抗争だもんね。魔導アーマーは工場で補修して使うそうです。
この後武器が完成するまで数日は私が前にでれませんでしたが、3つの力で援護したり遠距離攻撃したりで撤退に追い込みましたわ。撤退先で蛇の本拠もわかったー。
潰そう
手打ちなどない。
なんども校正掛けたんですが、矛盾がとり切れてないかもしれません。矛盾があったらわらって許してください。