20・病院を漁ろう
うーん快調快調。結構売って青竜刀の買い取り屋と仲良くなったし、マリーの大型ハンドガンの追加も出来てる。今日も廃墟でスカベンジ。
ここのぞんびーはさすがに怖くなくなってきたねー殴り殺したりライフルで狙撃したりしてる。こういうのがいるとScavenger数人じゃ相手に出来なくなって人がより付かない、だから物資もたくさんある。
先日はどこかの学校に出くわして、チョークやアルミのトレーやらをたくさん手に入れたよ。周辺は学校関連の物資があったなあ。魔導学の学校みたいで魔導系の品を手に入れたよ、大型コアとか。今日はどういうのが手に入るかなー。
スカベンジしながら摩天楼に進めるようにルート構築していくと、病院を発見。入ってみましょう。
内部は魔法で綺麗になっていて新品のよう。狙うは薬の倉庫と手術道具がある所。後緊急治療キット置き場とかあるはず。
薬は1Fですぐに見つかりました。劇薬もあるので新調に薬をドラグーン背中のリュックに詰めていきます。こりゃあどらっg・・・ケミカル連中に売れそうだな。しっかりした抗生物質や危篤な病気を治す薬は私の物。消毒液は水の浄化に使えるね。そういやここは水ってどうなってるんだろう。電気と合わせて臨時の動力で発生させてそうなんだけど。
お、蛇口捻ったら出ましたよ。ちょっと飲もう。ぷっはーうめえ！！ちょっと詰めて帰ろう。
そこかしこにトレーがあるので残さず回収。手術用トレーはステンレス系で金属とクロームニッケル系統だし、滅菌してある道具を運ぶトレーは熱可塑プラスチック。どっちも私の素材になりますなあ。ナノ炭素繊維とか見つかったら混ぜ合わせて防護服作ろう。希にドラグーンから降りて探索しないといけないときあるからね、ドラグーン重いんだよ。私じゃ性能がどうしても落ちるからね。頑丈な防護服が見つかればそれに越したことはないんだけど。あ、手術服とか白衣！コートの代わりになる。よし、センセイのところや手術室調べに行こう。
白衣のセンセイは分かりませんでしたが、手術室は3Fにありやんした。この近くに倉庫があると思うんだよなー。がさごがさごそ。メスとか高く売れるっしょ？鉗子とかも。やっとこみたく使える。
ない。滅菌室ならあった。倉庫は別で、ここで滅菌するスタイルか。
まあ手術室に殴り込みましょうか、本当に物理で。おらあ！
基本的に何にも無い…んだけど、色々と分解したり壊したりすれば素材になるんですよ奥さん。まずガラスを切り取って素材n…駄目だ、私の力では力に対しての防護術を突破できない。殴ろう。パリーン。よし。かき集めて一度1つにして回収、魔導も追加されてるけど強化ガラスだから粉々だよ。まずこれでガラス。
次に機材の分解回収。これは私でも分解できる。スパスパ切って回収。物理的破損を考えてないからプラスチックやただの魔導金属で出来てる。ナノじゃないんだねー。
天井に付いてる光を照らす装置も回収。ライト一つ一つが高く売れるでこりゃあ。アームは鉄の融合合金かな？これで金属の回収
手術室から各所に繋がるドアをドラグーンパンチでぶち壊し。これ良い金属だと思うんだ。。分厚かったのでマリーの所まで運んだよ。なんだろ、鉛とか入ってそう。そのすぐ先が滅菌光線出す所だから。滅菌光線は間違えると私が死にそうなので放置しました。ロッカーはもぎ取ったけど。
こんな感じで回収しまくって、1Fで手術道具がある所を発見。一種の倉庫。ちょっと積載重量が間に合わないんで2日かけて全て回収。この間ナノ燃料飲んでいたマリーが成長して時速が出るようになったし大きくなれる用になったし異次元倉庫が600kg質量時間ともに3/5まで減らせるようになった。
言い忘れていたけど、ここの質量は見掛けの質量の事ね。重さが減るわけじゃない。そんな異次元倉庫だと質量0に出来る倉庫は無限に入っちゃう。質量が減れば慣性が働かなくなってその分動き出しやステップが軽くなるし接地圧が減るってわけ。
いやーレイダーから逃げた後は順調だなあ。逃げたというか壊滅か。
最後に救急治療場所に行って緊急医療キットの回収。救急車で運ばれて即処置が必要な所ね。色々あったよ。色々。まあ心臓に刺す即効性のあるメディカルキットが主な収穫だけど。後張った所が即座に塞がって回復する応急絆創膏やとても凄い包帯、とても滅菌してくれるガーゼなど。裂傷にも使える消毒薬もあったな。
これでここは大体盗れたかな。処分したら奥に進もう。
帰りに集落の酒場によってお大尽。Scavengerが後ろから刺してこられると困るんだ。
「ねーちゃん最近調子良いなあ！どうだいおれと一緒に今夜寝ないか！」
「私の一晩は高いわよ。」
「ちげえねえ！寝なくても稼げるんだからな！」
そんな調子で会話しつつ酒場を出て夜のうちに出発。物を満載したときの待ち伏せが怖い。実は何回かそういうのがあった。返り討ちにしたけど。
18龍城に戻ってきてまずは荷物の整理。ステンレスと熱可塑プラは私。前者はドラグーン後者は繊維になる。改質するけど。
ドアの物質は融合チタン合金64でしたうめええええええええ。超硬度超耐摩耗性超軽量！スーパー128や256には敵わないけどそれでも凄い！早速私の当て物に装着。熱可塑プラに、繊維にした元強化ガラスをまぜて圧縮して超高分子樹脂にしてそれでこれを挟むんだ。下着と合わせて軽量かつ結構な防御力を手にしたと思う。
少し余ったので余ったやつはドラグーンの足のパーツから交換。足って重要だからね。右足のくるぶしちょっと上までは融合チタン64に変わったよ。どれくらいの厚みにしてやれば良いのか分からないから厚めにしてみた。こうやってゆっくり装甲を変えていこう。
うっぱらったお金で2週間ほど休暇。青竜刀も力組も接触があったんだよね。まいったなあ。
まずは青竜刀いきますか。ブルーブラッドにメディカルキット流し込んで、絆創膏を持ち込んで私服で事務所へ。
「まいど、風鈴です。」
「これは風鈴様、すぐ呼び出します。」
対応早いなーやっぱレイダーとは違う。
「ああ、済まない遅れたか。私はキンオウジ、青竜刀の幹部だ。」
「わあ。それで今回はいかして？」
「別にこれといった用事は無いんだ。顔合わせだけしたくてな。凄い量の物資を売ってくれてるお得意様だからな。これから昼食でもどうだ？もてなそう」
「（青竜刀が香港アジア系だとすれば断るとメンツが潰れるか）分かりました、どこで食べるんですか、楽しみですね。」
そういうわけで昼食会。いったのは香港系のお店。いやー青椒肉絲とかうめー。
「こういうのはなかなか食べないので本当美味しく感じますね。あっちに行ってるときは干し肉食うくらいですからねー。」
「そうか、それは良かった。500年前もこういう感じだったか？」
「ぶふぉぉ！まあそうですね、こんな感じで美味しかったと思います。あんまり500年前は言っていないんで他言無用ですよ。」れいせいにつつつつっつよめなふや
「ああ、済まないな。ま、ウチは下調べしてからじゃないと友好関係を結びたくないのさ。」
「抗争には巻き込まれたくないですね。可能な限り中立でいたいです。」
「まあそうだろうが、買い取り所がなくなるのは困るだろ。」
「基本的な買い取りは青竜刀でやってもらいますよ。でも独立のショップに売るものもあるし、力組の武具でドラグーンの強化は行います。」
「自分自身が強いと強気に出られるもんだな。まあ今日はもてなしだ、愉しくやってくれ」
そんな感じで青竜刀は終わり。嫌だなー
数日後に力組。会席料理でした。タナカユウイチというらしい。
似たようなことをいわれ似た様なことを返しました。
こうなってくると蛇が怪しくなってきますね。かなりの有名人になったのに何も接触がない。あそことは関わってないから？うーん。
わからん。とりあえず摩天楼に向かいましょう。
