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13・補給所で過ごしました。平和って素晴らしい。



ハンテーングハーンテーングやほー、やほー☆


この補給拠点は補給拠点らしく周辺に獣が多いです。後水も。ドドスコ山からの川が流れていてそれが大きな池を形成しており、そこに獣とモンスターが現れるって寸法。珍しく草も木も多い。


見つけたのは反芻する動物。鹿とか牛だね。エルクやヘラジカ、水牛の環境適応型を発見。

それを狙って肉食動物もいらっしゃる。ワニとかもいるで。ここは革と肉の宝庫だなあ。釣りすれば魚も狙えそうだ。あ、薪も原材料を作って完成品と交換してもらおう。


またアルコールバーナーセット作ったんでメタノール欲しいな。魔法のメタノールね。普通のメタノールと混ぜるだけでとても高い熱量を持つんだよ。化石燃料と合わせるとえらいことに。その場合灯油や軽油が主な混合油。重油に近くても魔法と普通のを混ぜたメタノールが巻き込んで燃やしちゃう。


さって狩りをしよう。別に遠くから銃で撃つ必要は無い。ときをおそくしてあれこれやって気功念斬の範囲に持ち込み首ちょんぱ。以上。解体はその場ではなくてマリーに運んでもらってトレーダーの拠点で。皮剥に内臓取りは何度か失敗したけどこれも何度もやって覚えた。


肉は私とトレーダーで分配。ここじゃ皮に出来ないのでクロムなめしの場所と機械を作りました。私でも場所を作れるし、材料を生み出せるからね。ナノマシンと魔素を利用して変質させて生み出すの。変質させる物質は何でもいいよ、そこら辺に浮遊しているファンタジーの素やナノマシンでもいい。改質ってエネルギーはかなり取られるけど、肉食うからOKOK。かなりエネルギー取られない人はこれだけで食ってたなあ…


機械は小型で魔導、単三電池数本で回す感じ。ぐるんぐるん。数種類の機械が必要だけど、一度に数枚ずつなめす程度の大きさなら合金が残ってる。木材もある。足りなければ廃墟で取ってこれる。


こういうのってこの時代では出来る人がいないのでこの拠点における地位が凄く向上したよ。わはははは控えおろう!


水牛とエルクをとりあえずなめしたのでドドスコ町に持ち込んで靴とジャケットの作成をお願いした。水牛で靴、エルクでジャケットだね。月日はかかるけどまあ間に合うっしょ。

ついでに廃墟で合金の乱獲。魔導コンクリでも中に鉄筋みたいなものは大体入ってるから結構取れる。意外と金属の宝庫だった。


魔導系統には強いモンスターデビルクローとかがいてはるので避けていたら、みんな大好きホームセンターを発見。

大崩壊のせいか結構ものが持っていかれてるけど、まだ資材はある。


滑り止めの手袋とカッパ、靴はなかったけど中敷、大きい容量の箱いわゆるホムセン箱を確保

そして鉄パイプを改造。まずは重量バランス整えるために持ち手に穴を埋める金具を刺したよ。んで、その鉄パイプの先端の警棒を外して、円錐型の杭を差し込み固定、あと少し重くした。そんな鉄パイプ改を作製(警棒はサイドアームに)。


ほかの資材は大体無いか風化してるかな。残ってる金属やホムセン箱をマリーに搭載して帰還。ホムセン箱に野営道具を詰め込むことにしたよ。あればワイヤー欲しかったなー。


悠々と町に帰還してまずは町の状況を。最近はギャングスタも来なくなったみたい。諦めたかな?鉄筋を少々渡して即席の槍にしてプレゼント、後はトレーダーに売ろう。


トレーダーの拠点に戻って今度は魚釣り。勿論ハンティングはするけども。自作したフライフィッシングなんだけど、結構大きいマスかなにかや、サケの仲間とかが取れた。あんまり釣りしてないから普通に引っかかるのかな。トレーダーと美味しく頂きました。




トレーダー来ないので革とかジャケットとかが出来上がっちゃったよ。水牛とヘラジカの合いの子であるスイヘラとかも狩っちゃった。デカくて貴重なので革にしたまま。作業服に使って良いものか。ついでにワニも狩猟してしまった。こういう高級革はここじゃ使い道無いなあ。タンニンなめししたいけど時間がなー。といいつつ頼んじゃった。10日かからないものね。




待ってる間に冬が到来。もう2年目の11月か。あーざむい"。マリーの中に入って暖房かけて凌ぐ日々。マリーラブ。

この時期は池も凍ってしまうので獣も来ません。ホブゴブリンは来た。すげー珍しい。撲殺したけど、近くに巣でもあるのかな?


「はぁい、ホブゴブリンを見かけたんだけど。」


「ああ、近くに巣がある。こっちを襲ってきたりはしないから放置してるんだ。戦力も無いしな。」


「なるほどー。」


面倒ごとになりそうなので話を聞いただけ。トレーダー集団が来たら処理するそうだし。



しかし寒いなーよく奴隷の期間は凌いだもんだ。必死だったからなあ。


なにか防寒具…魔法使いの服か。がさごそ。あ、これ寒くならない機能がついてる。着ておこう。


魔法少女になった私は元気に走り回り、ホムセンと閉居の資材をスカベンジする日々を送ったよートレーダーもホクホクでしょう。もうちょっとしたら来るそうなので、ギャングスタに威嚇しておこう。面倒ごとはごめんだ。


というわけで元連絡所を通ってギャングスタの支配している町へ。速攻大量虐殺を始めました。ぎゃはははははは私とマリーに敵うやつなどおるか。マリーは怯えて後ろにいるだけだけどね。


「わっはっは、貴様らなんぞ雑魚の集団よ。襲撃されたくなかったら連絡所より先には来るんじゃねえぞ。わかったかおらぁ!」


ビビらせて武器を回収して撤退。これを数回繰り返してやりました。死んで人がいなくなれば何も出来んからな!!!

武器は整備してエンチャントし直すから町の防衛力は上がる一方。これで自衛も出来るでしょう。


とかやっていたらギャングスタがきて、停戦申し入れをしてきました。よっしゃ勝った。受け入れてこの町には不可侵を誓うことに。後は上手くやれよー。


12月ちょいにトレーダーの集団がきた!拠点のリーダーが話をつけてくれて合流して大きい街に向かうことになりました。といってもここで数ヶ月滞在して、スカベンジの町にも数ヶ月滞在するようだけど。3年目半年過ぎには大きい街に行けるかな?



あ、革と金属は高く売れました。革はクロムなめしだし金属はホムセン+魔導金属だしね。これで少しはお大尽できるかなー?


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