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バージン絶対防衛 魔法少女ヒカリ  作者: 敬愛
第3章 魔法少女邂逅編
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ヒカリ番外編2

 時はクリスマスイブ。ヒカリと銭は2人でスタバのコーヒーを飲みながら談笑し散歩していた。

 そうこれは番外編。親密すぎるのは未来の2人なのか、それとも違うのか。

 

 銭は言った。

 「あれ?お前手袋をハメてないな。寒いだろ。俺の貸してやるよ」

 

 ヒカリは思った。「何だと、ハメる…… 何を何処にハメるのよ。この変態め!私のバージンは絶対誰にも渡さんぞ!」しかし今年は全国的に冬は寒いみたいで佐々木原市も例外では無かった。ヒカリは銭から物なんて絶対借りたくないのだが、手冷たいな。借りるか、と譲歩した。

 「じ、じゃあ遠慮なく付けてもらっても良い?」

 

 銭は困惑した。え? 付ける! 何をだ? 急に誘惑されてるのか? やっぱり初めては付けるのか、コンドームは。

 「やっぱり付けるのは大切だよな!」

 「そりゃまあね。ハメても冷たいかもしれないけど遠慮なく」

 そうかコンドームって薄型もあるらしいけど体温は伝わらないのか。銭は思った。

 

 こいつら多分馬鹿だ。

 

 遠慮なくって言われてと困る銭。


 会話が成立はしているがお互い全く頓珍漢で何でもエロに結びつけ、まぁありがちかもしれないけど。その後は大して話したい事も無いので、雪が降り積もり折れそうな白樺並木道を黙って歩いていた。空は晴れ渡っていた。

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