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バージン絶対防衛 魔法少女ヒカリ  作者: 敬愛
第3章 魔法少女邂逅編
27/32

第27話「キスはロマンティック」

 「と言う事よ」

 ピルクルが30分程説明したが、みんなはあるキーワードにしか興味が無かった。

 PR(パートナーリング)を外す為には相手とキスをしなければならない。その後契約の証拠のアザがサリアは左手に白崎は右手に刻まれる。これは別にどちらが右か左かと言うのは関係無いらしいが。


 しばし呆然とする一行。ギブソン以外は青ざめ耳はダンボ、目はオペラグラス、とにかく気になって仕方が無いという様子だった。


 「わたし嫌ですぅ」サリアは首を横に激しく振りながら明らかな拒絶反応を示している。

 「俺だって嫌だ」普段から寡黙で冷静な白崎が厳然と言い放った。


 ピルクルが「でも外さない事にはトイレも風呂も一緒よ」と言い2人は沈黙した。


 岩鉄がサリアに聞いた。「サリアって、キスした事あるのか?」と。

 チャーミ―もここは「サリアも18だしキスくらいするよね」と案外他人事みたいに言った。


 「もちろんあるですぅ!」とサリアは興奮気味に言ったが、岩鉄がツッコんだ。「まさかアニバス先生とですぅとか言うんじゃないだろうな」と。

 サリアはギクッとして顔を真っ赤にしてプルプルと震えだした。

 

 銭は思った。キスか。良いなと。

 ヒカリは思った。バージンはダメだけどキスくらいならロマンチックで良いかなぁと。


 結局みんなそんな事どうでもいいし強くなるなら良いじゃんかみたいなノリに落ち着いたが、当人達の意思も尊重した方が良いんじゃないかなとちょっと微笑ましげに今後の展開に興味津々。だってキスだから。

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