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バージン絶対防衛 魔法少女ヒカリ  作者: 敬愛
第2章 スクリーマー登場編
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第11話「中級悪魔ホエール出現!」

 先の戦いでのヒカリの傷は爺さんの作った薬草を身体に塗って1日で傷痕1つ残らず回復した。美少女に傷痕は似合わない。常に美しくあるべき。拳を突き上げたヒカリ。何やってんだ。

 「お爺様ありがとう、だがもう2度と銭を家に上げるなよ」

 「別にいいではないか。青春は短いぞ」

 私に性春などないわ。私のバージンはどんなイケメンにもどんな金持ちにも渡す物か! ヒカリは思った。

 読み違えてる。流石の酎二病だ。ただ最近クラスメイトに訝しがられている。いやバージンの事では無く雑魚敵共に刻まれた変な所に出来ている傷とかが。


 まぁ一般の人間には悪魔は視認する事が出来ないし、変身(チェルボム)後も魔力の幕で見る事が出来る者も限られている。 

 それにしても何故悪魔は佐々木原市でしか見かけないのかな? もしかしたら他の地域にもいて魔法少女もいるのかな? だったら友達になりたい。

 

 「よ!ヒカリおはよう」銭に決まっているので全力で無視。バージンを狙う男は悪魔よりも悪魔なのだ。

 まぁ私のプライドが許さないって言うか。性格的に変わってはいるよねえとちょっと汗をかきながら頭をブンブンと振る。「……リ」「……カリ!」

 

 「何やってんだ! 悪魔出たぞ!」

 銭が声を上げたところで妄想から抜け出した。

 空が曇った。いやこれは影だ。「銭、こいつ強いの? エロイダー壊れてるから分かんないのぉ」

 ヒカリはやや焦り気味で懇願するように聞いた。

 

 「あれは、ホエールだな。中級悪魔だ」クジラの形をしている。

 白崎と美智子も学校に登校する途中に偶然通りかかったが、「悪い!今日テストなんだ。おさらば」「じゃねー」と言ってすたすたと歩いて行った。去ったようだ。


 テストなのはみんなそうなのだが、危機感が足りない。スクリーマーは呑気。基本争いを好まない。


 「くっそ、2人いれば充分よ」ヒカリは変身(チェルボム)した。そろそろ違う衣装も欲しいな。まぁいいや。今のも気に入っているし。さぁ行くわよ!

 

 「ヒカリ待て。良心的呵責(リモース)

 「ああ、腹減った。早く人間いっぱい喰いたいなー」

 「ヒカリ、こいつは化け物、いや欲望の塊だ。気を付けろ!」銭が言った。


 

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