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異世界にミミックとして転生したなら  作者: 肉より魚派
洞窟に降り立ったミミック
8/19

それは懐かしいようで苦しかったあの頃の記憶と今後の行方

感想をいただけるとがんばれちゃいますね




私の思い出せる最後の記憶

いつもと同じ

変わらない景色を眺めている私のもとに現れた不思議な人。


「君の人生は凄く寂しいものだったね」


その人は今まであった誰とも違った。

私の望みを聞いてくれた。


「いろんなものが見てみたいか‥…‥…ならこんなのはどうだろうか?」


その人は私の話を聞いて物語を用意してくれた。

誰かは解らない

誰も知らない

私だけに見える人


「ありがと‥…う。」


私の感謝は聞こえていただろうか?






意識が戻る。

お腹の中で大きな爆弾が弾けたみたいな痛みが

ずきずき続いてる。


「内部の構造が弱点か‥…普通の相手になら多少の被害で済みそうだけど‥…」


「誰ですか?」


「おや、お早うお嬢さん」


目の前にいる人。

初めて合うはずなのに何故か懐かしい気持ちがする。


「もうすぐ、戻れるから少しお話でもしようか?」


そういってずいっと近づいてくる人。

近い近い‥…


「顔が赤いよ?大丈夫かい?」


おでこ同士をぴたんと合わせ

顔から火が出そうになるくらい気持ちが暴れる。

凄く近くの顔はとてもカッコ良くて、とてもかわいくて、そしてとても‥…ちぐはぐしている。


「ん?」


私の表情に気づいたのか離れるちぐはぐな人。


「うまく馴染めてると思ったのにな、ダメみたいだ。」


その人の体が揺らぎ始め、消えかける。


「時間だ。また会おう、この場所で、色々強化はしておいたから確認するように。それと‥…‥…深く関わらない方がいい。誰とは言わないが」


まるでお母さんのようだ。

そう思うと伝わったのか、


「じゃぁ、次はエプロンでも着込んでくるかな‥…」


そう言葉を残し、消えていった。

私の方も起きるみたいだ。

ぱぁっと光が辺りを包み込み意識はゆっくりと溶け出していく。

また来よう。

そう思い体を起こすのだった。



ーーーーーーー


ガヤガヤと宝箱を囲むようにゴブリン達は騒いでいた。


「サイファドケ、ソイツヲコワシテ、オウヲキュウシュツスル」


「ソレハダメデス。コワセバオウモイッショニ‥…コワレルノカモシレナイノデスヨ?」


ラゴウと青年、サイファは対立していた。

壊して救出派のラゴウ

出てくるのを待つサイファ

どちらにしろなにか起こるのは時間の問題だ。

そんな中宝箱内では


「早く出て解決してください‥…さっきからずっとあんな感じなんですよ。」


「んっ、あぁ、あとでな。ヤバイなすごい安心感だ‥…炬燵に匹敵するぞ‥…」


「炬燵には同意します、が、早く出てくださいよ、もぅ‥…」


外に出したのにいつまでたっても宝箱の中でゴロゴロくつろぐゴブリンの王に

痺れを切らした少女は宝箱の蓋をあけついに外へと投げ出した。


「「オウ?!」」


「どうして‥…ここにいる?くるなといったはずだぞ?」


くつろぎを邪魔された王はご機嫌斜めだ。


「シカシデスネ‥…」


「しかしも案山子もない。」


自らの心配をして物騒なことまで考えてくれていた部下に労いなどなく。

正座させ説教を始めた王。

仲いいなぁと思いながら

少女はそんな光景を宝箱から体を出して見ている。

ふと、大事なことを忘れている気がしたのだが

自らの首に突きつけられた剣に意識は持ってかれる。


「ウゴクナ‥…オウニタイスルブレイセンバン、シヲモッテツグナエェ!!」


そして一人の暴走した兵に、一瞬にして首を落とされてしまった。

しかし切り落とされた首は地面につくことはなく。

新しく現れた少女が逆に兵へと剣を突きつけた。


「勝手な暴走で困るのは貴方の慕う王ですよ?」


「その通りだ。‥…おい喰って良いぞ」


「あ、ありがとうございます♪」


ニコッとそこにいた誰もに恐怖を与えた笑顔で兵を宝箱に押しこんだ少女

吸収は後でしようと思っている


「さてだ、負けた俺がいうのも何だが‥…ほんとに外にいくのか?」


「はい、私の意思は変わりません。」


「‥…解った。」


ゴブリンの王はサイファとラゴウに何か耳打ちし部屋から出す。

待つこと数分後。

部屋に二人の若い女性がやって来た。


「こいつらをお前の冒険につれていかせる。」


「「よろしくお願いします!(します‥…の)」」


そういって挨拶を始める二人の女性。


「アタシはラナ。一様拳闘士やってます!」


「サーニャ‥…メイジです。」


頭に鉢巻きと拳にバンテージをして半袖短パンの元気なラナと、ローブを身に纏いウェーブのかかった長い髪のサーニャ

どちらも個性の強い子達だ。


「こいつらは俺の子でな、少々夢みがちと無鉄砲だからお前が引率するように」


「えっ、えっ?」


突如おもりを頼まれたことの動揺と、その姿で子供いるのかっていう二つに揺れる少女


「因みにゴブリンには牝もいるぞ圧倒的に少ないが」


「?!」


今日一の驚きを見せた少女にゴブリン王は耳打ちする。


「俺からの選別だ。欲しいだろ?同性の話し相手。俺の子だからか日本語もいけるから無理せず貰っとけ。」


「あぅ、はぃ‥…」


こうして少女の道に新たな仲間が加わった。

外への道のりは明日教えるといわれ今日は休んでいくことに。

城から出てラナ、サーニャ、少女の三人で宿屋へと向かった。




3人がいなくなった部屋で


「オウヨ、ヨロシカッタノデスカ?」


サイファが、王に訪ねた。


「ん?あいつらのことか?」


「イエ、アノマモノハキケンカト‥…オウヒトリデナクトモ、リョウナイノジツリョクシャヲアツメトウバツスレバ‥…」


「それは無理だな。お前らの攻撃じゃ多分傷ひとつつかんよ。」


「デスガ‥…」


「大丈夫手綱はつけた。アノ二人がいれば多少の無茶しかしんだろうよ?」


「タショウハムチャヲサレルノデスネ‥…」


「いいじゃないか‥…きっと強くなって帰ってくるだろうよ。」


そういって王の少年は金屏風の前に寝転ぶ。

今はまだ未発見のこのダンジョン。

発見されれば攻略までは時間の問題だ。

ここにいる仲間と生き残っていくために、今はこれが最善の策だとゴブリンの王は語った。


いまだゴブリンしか出てきてないですが、次か次の次には新しい魔物が出てきてほしいですね・・・

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