寄り道。ゴブリン育成日記1
勢いあまって書いてしまいました。
後悔はしてません
外伝というかおまけ感覚で読んでいただければ幸いです。
相も変わらず、通路に響く宝箱を押す音。
そして毎度変わらないゴブリン達の出現と捕食展開。
順調に進む道の中で少女はあることに気がつく
『異世界入門番外編 これから眷属を作る貴方へ』
新しい紙。
まだ、目的地までかかりそうなので
少女は少し寄り道をする事にした。
「お久しぶり‥…と、言うほどでもないですねナビゲーターのNo.796です♪今回は番外編!眷属をつくろうです」
宝箱に腰掛け紙から現れたナビを拍手で迎える少女
「それでは、まず簡単な知識それから実践に移りましょう。まず、貴女は眷属についてどんなことを知っていますか?」
少女は首をかしげ
「戦力のあるペットみたいな‥…‥…もの?」
「まぁ‥…その考えでいいでしょう。貴女の場合捕食した生き物は種族によって吸収ボーナスがあり一定数で様々な効果を得ます。10体の時の言語取得だったり、30体の支配・眷属化など、色々探してみてください。今回の眷属化ですがゴブリン種と言うことでレベルも低く成功するとは思いますが、一度試してみましょう。」
少女はナビに従い一匹のゴブリンを眷属にするべく呼び出した。
「眷属にする方法は3つあります。一つ目は心を壊し人形にする。2つ目は友好的になり信用・忠誠をえる。3つ目は条件を提示し契約をするです。今回はひとつ目人形にしてみましょう。」
ナビはそう言うとゴブリンの欄、選択肢の一つ支配を使うようにと少女に言う。
言われた通り少女は支配を選択
一瞬びくんっとゴブリンが震えたかと思うと目は生気が失われ体は一切動かなくなった。
「これが心を吸収し意識、感情等を奪った状態です。上位の魔物は抵抗する者もいると思いますが、心の壊し方はご自分で考案してください。」
「では、次に眷属の保管場所‥…隔離区域へとご案内致します。」
ナビに手を繋がれ、宝箱にダイブする少女
宝箱に入った何時もとは違う場所に来ていた。
どこまでも広がる草原や山々、湖や家も転々としている。
「今回隔離区域をひとつ解放しました。本来は種族が進化した際や特殊条件達成で解放されていきます。自由にお使いください。」
隔離区域の説明を少女は受ける
隔離区域とはこの世界アルネージャと元いた世界地球の狭間
どちらにも属さない場所らしく
ミミックという特殊な種族の体内に新しく作られた世界らしい。
ここでは本体、少女の記憶から様々なものが作成可能らしいのだがこの世界のみにしか存在できない。
「眷属達は戦わせることで強くなります。是非、混沌へのーー失礼上位進化へと導き、貴女自信の進化の手助けとしてください。」
ペコリと頭を下げ消えてしまったナビ。
少女は消えたあとに残った紙を見る。
『眷属との契約には気をつけましょう No.796』
今アイテムボックスには数十体のゴブリンと、3体のゴブリンシャーマン、1体のゴブリンナイトがいる。
少女はゴブリン達を個別に面談してみたものの
「オンナオカス!ネガイ!」
「ニクタベル!ネガイ」
食欲か性欲かそんなのばっかりだった。
ただ、一匹のだけ面白いのがいた。
「ニンゲンノオス、スキ‥…ネガイ。」
他の奴等は支配で心を潰し、人形に。
変わり者のゴブリンにはゴブナと名を付け契約をしてみた。
『人に近し存在に進化した際願いを叶える。』
ゴブナの願いは人間の男の彼氏が欲しいらしい。
変わった願いだが少女は面白半分で契約をした。
その契約が色々事件を巻き起こすのだがそれはまだ先の話
さて、ゴブリンシャーマン達だが
「オンナオカーー」
一匹目は進化前と変わらぬ思考だったので直ぐ様潰した。
残りの2匹はと言うと
「サイコウノ‥…マホウツカイ‥…‥…ナル」
「イロンナマホウシリタイ!ネガイ!」
二人とも面白そうだったので少女は前世での魔法の話(漫画やラノベの中)をしたのだが、何と話し合いで眷属化できてしまった。
好感度かどうか知らないが、異世界の魔法の話をした少女に2匹とも興味津々だった。
少女はゴブニとゴブネと名付けた。
さて、最後のゴブリンナイトだが‥…
「コロセ‥…ナカマヲマモレヌキシナド‥…ソンザイカチハナイ。」
騎士道精神に溢れていた。
こんなゴブリン二度と会えないかもと、どうにか眷属にしたかったのか
少女は隔離区域に騎士ゴブをつれていき人形化ゴブリン達と眷属にしたゴブナ、ゴブ二、ゴブネと再開させた。
「コノナカマタチハ?」
その問いかけに少女は
「私が‥…殺すことはない。貴方が私の眷属になってくれるのなら」
「‥…‥…ココロエタ。ワレ、アルジサマニチュウセイヲチカオウ」
こうして騎士ゴブ改めゴブサーと名付け
ゴブリン眷属部隊が完成した。
満足した少女は移動を再開すべく隔離区域での行動を指示していく
人形と化したゴブリン達と、ゴブリンシャーマンはゴブサーの指示に従い日々の生活と鍛練を
ゴブナには女性らしさの勉強にファッション誌を、ゴブニとゴブネには魔法がメインの漫画をゴブ語に変換したものを数冊渡しあとは自由
ゴブサーには全体の統治と権限を与え少女は隔離区域を出た。
次回までにどうなってることやら
少女はそれを楽しみにまた進むのであった。