表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界にミミックとして転生したなら  作者: 肉より魚派
洞窟に降り立ったミミック
3/19

小部屋を出ました

本日2度目の更新です

途中一部の人が嫌がる描写が出てきます。

足りない分は自ら補完してもらえるとありがたいです



ずりずりと、物を引きずるような音が薄暗い通路に響いてる

音の正体はミミックの少女で引きずるんじゃなく押しているのだが、少女はまだ他にも音がしているのを知らない。

小部屋をでた少女は探索をしていた。

あの小部屋で獲物を待ってるのも1つの手だが

好奇心が勝ってしまいこうして宝箱を押していた。

と、少しして遂に少女は自分以外の発する音に気がついた。

ひょこっと宝箱越しに通路の先を覗くとそこにいたのは緑色の小人。

所謂ゴブリンという奴だ。

ゲーム好きの少女はゴブリンの事を知っていたし、もし捕まればどんな目に遭うかも解ってしまった。


「ぐぎゃぐる?」


「ググリガ!」


「ググリググリ!」


そこにいたゴブリンは3匹

剣を持つのが2匹、杖を持つのが1匹だ


「捕まったら‥…」


そんなことを考えると嫌な事しか浮かばない。


ーーーーー


抵抗むなしくゴブリンに捕まってしまった少女

その柔肌を傷つけられないように身ぐるみを剥がされていく


「や、やめて!!」


「ぐぎゃ?」


「ガグギギ!」


「ガグギギ!」


ゴブリン達に言葉は通じず、杖を持ったゴブリンに押さえつけられ

少女は足をジタバタさせるものの無駄な抵抗だった。


「グギャァッ!」


ゴブリンはその緑のいちもーーー


ーーーーー


なんて事は起きず。

宝箱に逃げ込んだ少女を追いかけるように中へとなだれ込みゴブリンは一網打尽になった。


「ほんとに居ないんだミミック。」


そう少女が呟いたのはある思いがあったからだ。

少女の知るミミックは勇者をも倒してしまう強い魔物

本来は危機本能しかり

宝箱、開けるときは注意位あるものと思っていたので

そういう考えからこの世界の宝箱に罠が仕掛けられているのも少なそうだ。

まぁ、ゴブリン達がバカなだけかもしれないがと付け足しておくが


「さて、さっきのゴブリンは‥…」


少女は宝箱にもたれつつ、アイテムボックスを開く

そこには2枠のゴブリンが


ゴブリンシャーマン×1

ゴブリン×2


まだレベルも低くできる事もないので取り合えず吸収しておいた。


ーーレベルアップ

ーーミミックのレベルが1から4まで上がりました。

ーー分霊体の魅力、行動距離が増えました。

ーー吸収によって余った部分が排出されます。

ーーゴブリンの腰当て×3 錆びた剣×2 ゴブリンの木杖×1


新しく取得したアイテムをみてみる。


ゴブリンの腰当て

ゴブリンが腰に巻く衣類。洗濯の文化が無く異常な臭いを漂わせている。


錆びた剣

元はちゃんとした剣だったがゴブリンに酷使され研磨されることもなく切れなくなった剣。叩いて使う。


ゴブリンの木杖

ゴブリンの中でも魔法の才能に溢れたものがなるシャーマン専用の杖。魔法の媒体として微力ながら使える。


少女は一覧と説明文を読み廃棄するか悩んだものの

もしかしたらなにかに使えるかもと取っておくことに決めた


「臭くないよね?」


宝箱を開け臭いを嗅ぐが一切しない。

無臭だ。


「よしっ、進もう!」


少女は宝箱の裏へと回り押し進め始める。

少女の探索は始まったばかりだ。


いかがでしたでしょうか?

途中にある襲われ?シーンは少女の妄想です。

これからも新しい魔物に会うたびに妄想が現れるかもしれません・・・

こちらはこういったのも取り入れて書いていこうと思います

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ