表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界にミミックとして転生したなら  作者: 肉より魚派
洞窟に降り立ったミミック
15/19

3人での最後と





「私が押さえてるから‥…いって!」


「解った!」


襲ってくるゴブリン達を触手で動きを止めラナを先に進めようとするミミ

それに答えるべくラナも触手の合間を縫い奥へとかけていった。


「ご苦労様。」


ミミの一言で抵抗の無くなったゴブリン達をスカートへと引きずり込んでいく触手達

すべてのゴブリンを回収し終わるとミミも又奥へと進んでいくのだった。




ラナが来た道を戻り、休憩をしていたあの広場まで戻るとそこには3つの人影が

一番正面にいる剣を持つ全身甲冑に、少し後ろにローブを深く被った魔法使い。

それにその奥には倒れているサーニャの姿が


「お前らが、今回の首謀者か?」


「我らは主の名にしたがっただけ。抵抗するなら容赦はしない。」


「‥…‥…」


剣を構えラナへと突き付ける騎士甲冑。

魔導師も無言ながら杖を構えている。

最初に動いたのはラナだ。

甲冑を越え

先に魔導師を倒そうとしたものの、甲冑のわりに素早い動きで道を塞がれてしまった。


「厄介だなっ‥…くそっ!」


剣の攻撃をステップでかわしつつ、何とか活路を見いだすべく動いていたが、騎士のガードは固い。

余裕があるときにしか攻撃はしてこずに基本道を塞ぐことに徹底してるのだ。

2体1という数的不利の中、連携もうまく

隙をつき越えようとしたときに魔法が飛んでくるというコンビネーションにお手上げ寸前だ。


「いったいどうすれば‥…」


その時、騎士甲冑の動きを絡めとるものが

ミミの触手だ。


「ナイスアシスト!」


ラナは触手で絡めとられている騎士甲冑を越え

魔導師のもとへ

杖で攻撃にきた一撃をかわし、腹部にカウンターをいれた。


「ぐっ‥…」


どさりと、倒れる魔導師。

ラナは倒れているサーニャのもとへと駆けつけた。


「大丈夫かっ?!」


抱き上げるが、サーニャは起きない。

心臓の音を確かめるべく、胸に耳を当てたときだった。


「幻術って結構簡単‥…」


サーニャとは違う声

ラナが離れようとした瞬間、ビリっという音と共に崩れ落ちてしまった。


「マヒ効果の魔法‥…しばらく動けない」


サーニャの姿をした別のなにかがラナから離れていく。


「っと、どういうことだ‥…」


「なにがかな?」


倒れて喋るのもままならないラナのもとに現れたミミ

ラナの前でしゃがみこみ体をつつく。


「私が、二人の夢を叶えるの。外の世界にいって旅をして。貴女達はダメ、行かせることはできない。」


立ち上がったミミはラナの言葉を聞かず触手でラナを取り込んだ。


「はいっ、お仕舞い。‥…‥…ふふふ、ははははははは」


乾いた笑い声が洞窟に響く。

それを見て、騎士甲冑ゴブサーや、ローブの魔導師ゴブニに、サーニャへと姿を変えていたゴブネが集まってくる。


「主様‥…」


「「マスター‥…」」


何と声をかけたら良いか解らず、3人ともうつ向く。

端から見たら意味不明な行動も

ミミックドレスへと進化後

隔離区域で出会っていた3人には、いたたまれない気持ちになる。

未来を見て知った仲間と思っていた2人の死

逃れられない未来を変える為

ミミは、二人を捕食した。


次回数話を挟み1章終了の予定です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ