表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

〜俺の右手が疼くんです〜

【 序章 】


ある日、俺の右手が疼いた。

周りに聞かれたら「厨二病だぁwwwww痛いわァァwww」

と言われてお終いだろうが、実際に疼いたし、他に言い方も思い浮かばない。まず、整理してみよう。

俺の名前は荒茅(あらかや) 蓮介(れんすけ)

私立臨森高校に通う高校2年生だ。

成績は大体160位中10位以内にはいる。

彼女は...最近出来た。いやー告っといてよかったわー。

あの選択肢ゲームでは間違ってたけどな(棒読み)。

友達は不思議といる。チャットの中での俺は無敵だ。

はぁ、思い返してたら成績だけしか取り柄なことに気づくなんて...。だがそんな自分にも話しかけてくれる人はいる。

「どうせチャットの中なんだろうwwww」

と思ったそこのあなた!その通りです。へへぇ。

というとでも思ったか!リアルにいるんです。

その人の名前は佐藤(さとう) 和佐(かずさ)

同じ高校のクラスメイトだ。だが、そんな佐藤にも悩みがある。

機能なんて、

「あ!あ!俺のぉ!右手がぁ!疼くぅぅぅぅ!荒茅!俺から離れろぉぉぉぉ!!うがぁぁぁぁぁぁ!...ハァハァ...大丈夫だったか...?(キリッ」

いや、キリッじゃねぇよキリッじゃ。やったのお前だから。

あ、実際は全然傷ついてないんですけどね。

まあ、お察しのとうり、彼は深刻な病を、厨二病という病を抱えている。もちろん彼の右手は疼いていない。高二2にもなってちゅーにびょーって(笑)。まあそういう訳で、厨二病には詳しいのだ。厨二病って気付いてんならやめろよな。

うじうじしていても仕方が無い。と、腹を決めて学校に行くことにした。あ、もちろん包帯は巻いてます。はあ、どんどん厨二病について詳しくなっちゃいそう(笑)。


【 第1章 】


家から電車で一駅にある私立臨森高校は、地元ではかなりの進学校の言われている。さすが俺。

教室に入り、自分の机に向かうと、佐藤がいた。

「よー」

「む、荒茅か、今日の天気はぼるけぇのが吹き荒れそうだな」

「覚えたての言葉無理して使うなよ」

「失礼な。我はこの言葉を三億年前に覚えたぞ。それを覚えたてというのか?ん?ん?」

少しイラッとしちゃったからボディーブローしちゃったよ。

てへぺろ。そしたらこいつ、はぁはぁっていいやがったぞ。ドMかよ。女子だったら命名ドMっちだな。

「少し聞きたいことがあるんだ」

ここで俺が聞いた。

「む、奇遇だな。我も貴様に聞きたいことがあったのだ」

「ん?なんだ?こっちはないしたことないから先に言っていいぞ」

「あ、いや、言ってみたかっただけだから...」

素、出すなよ。だが、ここは穏便な俺、叩かないでやった。

「そうか、なら聞かせてもらうぞ」

と、そこまで言ってから一応人目につかない場所で話そうと考えた。

「すまん、その前に人目につk」

キーンコーンカーンコーン×2。チャイムがなった。

「aない所に行かないか」

当然チャイムなどガン無視だ。あとは佐藤の意見だけだ。

「え、でも、チャイムなったし...(ハッ!)授業をサボるわけにはいかんのでな」

えー。普通お前ならサボるだろー。そして最初の方素がでてたしー。ハッ!のあと普通、「もちろんいいぞ!」っていうところだろー。まぁ、自分の件はそこまで急ぐほどでもない。休み時間に行こう、と考えた。

「しょうがない。休み時間は空いてるか?」

「残念ながら我は用事があってな」

「用事?何があるんだ?」

「いや、なに、ちょっとそこまで...えっと...立ちション?」

考えた結果がそれかよ。もっとあるだろ、大便とか。

「そうか。じゃあな」

取り敢えずここは納得しておく。

勿論、あとで佐藤をストーカーするがな!


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ