82狩り目
(-∀-`;)ありゃ?気付かなかったけど一週間以上も前になろうデビューの一年が経ってましたね。
ここまで更新が遅れたりしても本作を読んでくれた皆様、本当にありがとうございます!
これからも頑張っていきます!!!
「……アンタは、それでいいの?この世界でずっと、東山君を恋人とかにしたくて頑張ってきたじゃない。なのに、本当に?」
少し泣きそうに歪めた顔で唯夏が確かめる言葉に苦笑しながら答える。
「……う〜ん。正直、迷わなかった訳じゃないよ。けどね?私、東山君の邪魔しちゃうから」
「邪魔?そんなっ!何がよ!逆でしょ!?尽くす系の癖に!!」
「尽くす系、ね。懐かしいな」
前世でもよく言われた。でも、全然違う。全然、全然違うんだよ。
だって、私は
「耐え切れそうに無かったの。見てるだけに、この……状況に。私も知らなかったよ?こんなに嫉妬しちゃうとかさ!バカみたいだよね?好きだからって、応援してた事が彼が人気になって、皆が彼のいい所知るようになって何だか嫌だなんて思っちゃうなんてさ!」
応援を心からしてるなら、コレは喜ぶべき事だ。
なのに、出来ないのだ。私が変わって欲しくて言った言葉で確かに東山君はいい方へと変わってくれて。
そんな東山君を、皆によく思って貰うのは誇らしさがあった。でも、それ以上に不安になったんだ。
いつか、誰かに取られてしまうんじゃないかって。
これを、ふとした瞬間に思った時。
怖くなった。取られてしまうなんて、東山君は誰のものでも、勿論私のものでも無いのに。
少し仲良くなれたからって調子に乗った。まだいもしない誰かに嫉妬して、醜くなっていくのが分かった。
それでも、何も知らないでこちらに来てくれる東山君に手を伸ばす事を止めれそうに無かった。誘ったのはこちらからでこんなのお門違いだって言うのも確かだと思う。
「だけどきっと、このままじゃ東山君を。その周りの誰かをきっと傷つける。だから離れるの、物理的に。彼の、邪魔をしない為に」
この持つ権利の無い独占欲で、私が溺れ死ぬ前に。




