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16狩り目

本当は一つにまとめるつもりだったんですけど、そうすると今までより大幅に多い文字数になるので二つに分けました。

授業が終わって昼休み。


学園専属のシェフが作っている学食のランチを食べながら唯夏と二人、話をする。


授業中に考えていた最近の悩み。それに対して唯夏は


「そんなこと当たり前じゃないの。てか勉強しなさいよ。テスト期間なんだから」


と、真面目に答えた。……ちなみに唯夏と私の頭のレベルは教科で違いは出るがほぼ同様のものである。


それにしても、


「なんで、そんなに簡単に言えるの?私は考えても考えても答えなんて出なかったのにさぁ」



すると、唯夏はランチを食べる手は止めずに


「ん〜、まぁ、客観的に見た方が、分かる、ん、事もあるからね〜」


と言った。私は、流石に食べるの止めようよ。と言いたかったのだがお腹が空いているのは私も同じだったのでとりあえず食事に専念する事に。






食事も終わり一息つけたところで話を元に戻す。


「ねぇ、さっきの続きだけど……」


私が話を切り出すと唯夏は少しキョトンとした顔をこちらに向けた。


「さっき?ええっと……、あっ、東山君?」


コクコクと顔だけを動かしてみる。

それだけで唯夏には私の意味する事が伝わったようでそっと顔を、私の耳元に近づけた。

それから少しばかり小声になって


「私が言いたかった事はね。今の美優がやってる事が前世で美紀がやってた画面越しの乙女ゲームと変わって無いって事だよ。」


と唯夏は言ってくれたのだけど……

「う〜んゴメン、ちょっと意味がまだ分かんない」


私にはまだ意味が分かって無い。

もう少し噛み砕いて説明して欲しい。


すると唯夏は少し笑って、前世から国語の読解力無いもんね〜なんて言った。




次回悩み解決編!

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