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謎のハト

作者: yuyu_desu
掲載日:2026/03/21

放課後の公園で、友達を待ちながらため息をつく。

将来の夢なんて、そんな簡単に決まるものじゃない。


周りのみんなはもう決まっているのに、自分だけ置いていかれているような気がして、少しだけ焦ってしまう。


そんなとき、もしも――

ありえないはずの出会いがあったとしたら。


これは、夢がまだ見つからないひとりの少女と、少し不思議なハトが出会う、ほんの短い放課後の物語。

放課後の公園友達を待ちながら――

1人でため息をついていた

(はぁ、将来の夢なんかそんなすぐ思いつかんて)

(ハト)ポッポー(バサバサ)

(りな)夢と希望、夢と希望、夢と希望

(ハト)そこのお姉さんなにか困ってる?

(りな)え?誰か喋った?誰もいないのに

(辺りを見回す)

(ハト)こっちだってお姉さんここ!

ここだよ!お姉さん

(りな)え!ハトが喋ってる!?

(ハト)まぁ、そんな細かいことは置いといて

(りな)う、うん(?)

(疲れてるんかな、幻聴じゃないよな(?))

(ハト)何をそんな困ってるんだい?

(りな)なんか学校の先生に将来の夢についてっていう課題出されちゃってさ

(ハト)なるほど・・・ないの??

(りな)ないんだよなーだから困ってるの!

(ハト)う〜ん、友達とかに聞いてみるとかは?

(りな)これから来るらしいし聞いてみようかな〜

(てかなんで、ハトに相談してんだ友達来たらやばい人扱いされないかな)

(友達2人)りな、お待たせー

(りな)あー!きたきた!

(しょう)ごめんね、ひまが寄り道しまくって

(ひま)ちょ!しょうもしてたじゃん

りなもなんか言ってよ〜

(りな)まぁ落ち着いて笑笑

(ひま)てかこのハト全然逃げないねー

人懐っこいのかな?

(ハト)よ!!

(しょう&ひま)ハ、ハトが喋った!?

(りな)アハハ、だ、だよなうちの幻聴じゃないよな、よかった?よかったのか?

(ハト)細かい事はいいじゃねぇーか!君たち夢ないの?

(しょう)うーん、俺は消防士とかかな

(ひま)私はアイドル!!

(りな)その夢ってどうきめたの??

(ひま)テレビで見てなりたいなって

(しょう)俺は父親が消防士なんよ!かっこよくて俺もなってみたいなって

(りな)なりたいかー、今日の課題ってむずくね

(しょう)えーそう?僕達は別にあと文章書くだけだしなー

(ひま)まぁ、りなに関しては

将来の夢が決まっていしね〜私たち決まってるし笑

(りな)ずるいんだが!

(ひま)てか!てか!ハトさんの夢は?なんかないの?

(ハト)夢かーそれはね1回人間になってみたいとかかなー?

(しょう)なんで疑問形笑

(ハト)いや、だってさ、冷静に考えたらなんだろうなーって空は飛べるし別にどこか行きたいとかないしなーってでも人間とか楽しそうやん?

(りな)楽しそう??

(ハト)なんか、こうやって友達と話してたり遊びに行ったり人間って空飛べないのに楽しそうやん?

なんかそうみえるんよまぁ、あんまわかんないけどな笑笑

(ひま)ハトさんも分かってないじゃん!!

りなと同じ笑

(ハト)僕のことはいいの!今はお姉さんのことだよ!なんか、なんか決めなよ

(りな)そう言われてもな...

(しょう)まぁ夢ってすぐ決まるもんじゃないよなー

(ひま)だよねー

(ハト)じゃあさなんか好きなことないのか?

(りな)好きなこと?

(ハト)うん

(しょう)ゲームとか絵とかじゃない?

(りな)あーなるほど

(ゲーム、本、うーん)

(りな)でも好きなことを仕事にするってさむずくね

(ハト)それはそうでも夢ってそんなもんじゃね

決まればいいでしょー

(りな)軽笑まぁ、確かにそうか笑笑

(しばらく考え中〜)

(りな)じゃあ、私はまだ夢は無いけど楽しく生きていきたいですこれから見つけていきますで提出しようかな

(しょう)なんかザックリやな笑笑

(ひま)でもまぁ、りならしいんじゃない?笑笑

(りな)夢と希望、夢と希望、夢と希望

(ハト)また言ってるわ笑笑

まぁ、君たちなら頑張れるよ!きっと!

(りな)ありがとうハトさん!

(ハト)ポッポー

『ハトは飛びたって言ってしまった』

(りな)結局なんだったんだ

(ひま)さぁねー

(りな)でもまぁ、書けたもののこれでいいのか不安になってるが少しだけ未来が楽しみになったかも

(しょう)だね!!


ここまで読んでくださり、ありがとうございました。


この物語は、「夢がないことってダメなのかな?」というちょっとした疑問から生まれました。

周りに夢がある人がいると、焦ったり不安になったりすることもあると思います。


でも、夢は無理に決めるものじゃなくて、これからゆっくり見つけていくものでもいいんじゃないかな、とこの作品を通して少しでも感じてもらえたら嬉しいです。


りなのように、「少しだけ未来が楽しみ」と思えたなら、それだけで十分一歩進んでいるのかもしれません。


最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。

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